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■「親への手紙」 正式タイトルと表紙を公開!

 長らく『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)としてきた本の正式タイトルが決まりました。

 正式タイトルは、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(Create Media編/dZERO刊/1800円+消費税)となりました。

 この本は、2017年4月上旬から6月30日までの約3ヶ月間、「親から虐待された人」を対象に「親への手紙」をネット上で公募し、中学生から50代までの応募111通(女性が8割以上)の中から100通を選んで編集し、1冊に収録したものです。

 親から虐待される痛みを告白しようにも、世間ではいまだに「親を悪く言うなんて」「どんな親でも許してやれ」という声が大きいです。
 なので、実際には投函しない手紙として、全員匿名で綴られています。

 心身を傷つけられ、人権を蹂躙されても、その痛みを誰にも言えないことは、とてもつらいことです。
 しかも、執筆者のみなさんは、つらい記憶と向き合い、虐待した親に対する不安と恐怖がぶり返す苦痛と戦いながら、勇気をふりしぼって親との決別や、親子関係の見直し、親から愛されることへの断念などの思いを書いてくれました。

 あなたは、親から虐待された人のつらい話を聞いたことがありますか?
 この本には、他人に伝えたくても言えなかった複雑な思いが詰まっています。

 親から虐待された人が100人も書いた本は、他にありません。
 この本は、日常生活ではなかなか知ることができない「被虐待」の現実を知る貴重な証言集なのです。

 本の帯には、こう書かれています。



















 この本には、20年前の1997年に同様の趣旨で作った『日本一醜い親への手紙』(Create Media編/メディアワークス刊)にはなかった点がいくつもあります。

① これまで語られてこなかった経済的虐待や文化的虐待が描かれた。

 また、厚労省調査による虐待のタイプでは1%とされる性的虐待が頻繁に報告された。
 さらに、「きょうだい児」「場面緘黙症」などの当事者からの手紙も収録されている。

②  ネットを中心に公募したため、小学生以下や60代以上からの応募はなかった。

 20年前は『公募ガイド』やチラシなど紙媒体による公募で3ヶ月間で300通以上が集まり、9歳から81歳までの手紙100通が選ばれて収録された。
 性的少数者からの応募は、20年前と同様、一部にあった。

個人的なクラウド・ファンディング(CF)で資金調達し、制作された。

 2017年4月上旬からのCFによって、9月14日までに約280万円を調達できた。
 (※CF業者サイトは使わず、編著者の今一生が自作した手紙本の公式サイトのみで資金調達を試みた)

④ 20年前と比べ、親への憎しみにとらわれている原稿は減り、むしろ虐待され続けた苦しみを乗り越えて今日まで懸命に生きてきたたくましさが多く伝えられ、読後は不思議な爽快感すら覚える内容になっている

 しかし、手紙の採用者100名に年末までに1人1万円の謝礼を提供するため、残り120万円を先払い購入寄付で集めています(※9月23日時点)。




 もっとも、市民間では、子ども虐待に対する関心が高まりつつあります。

 9月19日付の読売新聞夕刊(関西版・大阪社会部)で本書を取材した記事を掲載し、それがweb版のヨミドクターに転載され、Yahoo!ニュースが取り上げると、総合アクセスランキング1位を獲得しました。


★『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を先払いで買う
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●『STOP! 児童虐待 100 プロジェクト』、始動!

 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』は、好き嫌いで読む本ではなく、子ども虐待の実態を知らない人や興味のない人が、実態の深刻さに気づくために作られた本です。

 だから、親から虐待されて育った読者には、「自分と同じ苦しみを乗り越えてきた仲間がここにいる」と共感を持ってもらうだけでなく、「自分と同じ苦しみをより若い世代に味あわせたくない」という思いに進み、子ども虐待に無関心な人たちに現実の深刻さを訴え、子ども虐待という問題を解決していくためのツール(道具)として活用してほしいんですね。

 そこで、編著者のCreate Media(今一生)の僕は、この本を使った2つのプロジェクトをすでに始めています。
 その一つは、子ども虐待の実態をふまえ、虐待防止の仕組みを地域の市民と一緒に考える講演会イベント「Power to the Children 2017」です。

 この秋に開催が決まっているのは、下記のとおり(※9月14日現在)。
 地名をクリックすると、時間・場所・料金など詳細に関するブログ記事が読めます。
 (※各地の主催者のメールに問い合わせれば、スタッフの一員になれる場合も)

10月 7日(土) 神戸
10月 8日(日) 大津
10月 9日(祝) 大阪
10月20日(金) 札幌 
10月21日(土) 函館
10月28日(土) 八王子
●10月29日(日) 名古屋
11月11日(土) 福岡
11月30日(木) 新宿

 あなたの住む街に今一生を招きたい方は、下記の記事をご参照ください。
http://con-isshow.blogspot.jp/2017/07/zenkoku-tour2017.html

 基本的に金曜日の夕方~夜、土日の午後~夜の時間帯で開催。
 2017年12月末までは、今一生の交通費・宿泊費のご負担のみ(=ノーギャラ)で講演会を開催します。
 すでに決まっている地域の講演会の前後の日程で隣県で開催できると、交通費のご負担を半額にできる場合があります。


 そして、もう一つのプロジェクトが、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』の公式キャンペーンソングの公募です。

 この本を読んで、子ども虐待という問題の深刻さに気づいたミュージシャンたちに、子ども虐待のない社会を作りたくなるような歌を作ってほしいんですね(※3分以内)。

 キャンペーンソング自体は1曲しか採用しませんが、より多くのミュージシャンが新たに曲を書き下ろし、子ども虐待やその防止について関心を高めるアクションを起こしてほしいという趣旨で、すでに公募を始めています。

 プロ・アマ不問で、賞金は3万円(※他にさまざまな副賞有り)。
 応募曲は、Youtubeにアップしてリンクを送るか、MP3ファイルのメール添付で送ることで、誰もがネット上で聞ける環境にしています。

 さらに、本が全国の書店で発売された後は、映画・マンガ・文学・演劇など他分野のプロのアーチストに子ども虐待に関する作品を作ってもらうよう働きかけたり、政治家も巻き込んで虐待問題を解決できる仕組みを一緒に考え、作り上げていきます。

 このように、講演会や虐待防止ソングの公募、虐待防止の作品制作など、本の出版を契機にした一連の『STOP! 児童虐待 100プロジェクト』を2017-2020年の3年間で実現し、親から虐待される子どもが1人でも減る社会へと近づけたいと思います。



 よろしかったら、1冊2000円(税・送料込み)の『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を今すぐネット上から買ってください。
 余裕のある方は、5冊でも10冊も100冊でも、大人買いしてもらえると、うれしいです。

 寄贈先を編集部に任せてもらえれば、購入冊数分だけ任意の寄贈先に発送します。
 有名人に寄贈したい場合は、名前と職種を記入するだけで編集部が住所を調べ、届けます。

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