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■みんなの「親への手紙」全38本を読んでください


 『日本一醜い親への手紙』シリーズのweb版として公募した、みんなの「親への手紙」プロジェクトに、2か月間で38本の手紙が集まりました。
 以下、タイトルをクリックすると、読めるようになっています。

001 怖くて声も出せず泣いてた
002 私の人生を返して下さい!
003 私に関わらないで
004 反省文と暗い場所が嫌いだった
005 おまえがキチガイだろ? 
006 最低だった、母へ
007 母親は、いない
008 子どもより酒を選んだ父
009 子どもに興味のない人
010 人格障害の母親 
011 殺せないなら私が死にたかった
012 統合失調症の母親
013 私をレイプした父と守らなかった母へ
014 「支配」という名の愛情
015 もう邪魔しないで。お願いだから…
016 貴方の足音にいつもビクビク
017 私たちへの虐待を忘れた頃に復讐する
018 本当は愛されたかったけど、もう無理
019 私はあなたの着せ替え人形じゃない
020 一刻も早く死んでください!
021 私を殴る怖い手
022 取るものキッチリ取ってポイッ
023 おまえに関わっている時間はない
024 面前DV
025 要らなかった子より
026 小学生の自分を強姦した義父
027 かつての人形とサンドバックより
028 あなたは何も知らない
029 檻から出して
030 親の借金の質は、私の体
031 泣き止まなければ、線香の火 
032 あれだけ折檻できる神経が分からない
033 警察官の性奴隷だった私
034 私の人生を返せ
035 あなたを殺せば自由になれる
036 家族ごっこ、やめませんか?
037 もう、傷つきたくはないから
038 家庭は、小さな絶滅収容所



●虐待された自覚のある人よ、このイベントに集まろう!

 上記の38本は、親から虐待されて生き延びてきた人の声のほんの一部にすぎません。

 そうした声を100人分収録した『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(Create Media編/dZERO刊)の中には、10~50代という広い年齢幅の方々が、親からの虐待を告白してます。

 子どもの頃は、「虐待」という言葉も知りませんし、誰からも教わるチャンスすらありません。
 それゆえ、自分が親からされていることが虐待だと気づかないまま、大人になっても一人苦しみに耐え続ける人が本当に多いんです。

 だから、30代後半くらいになってようやく「親に虐待されてきたから生きるのがつらいのだ」と気づく人がほとんどなんですね。

 10代・20代の現時点では「虐待? 自分には関係ないね」と思っている人も、人生のどこかで生きづらくなってしまった時に、自分が親からどれほど自己評価を低められて育てられたのかについて思い当たるのです。

 日常的にガマンを強いられ続けてきた子どもは、ガマンすることに慣れてしまい、自己主張するなんて思いもつかず、大人になっても、つねに誰かの指示や許可を待つ構えになってしまいます。
 自分の人生なのに、自分でやりたいことを判断・決定・実行することや、自分の責任の範囲を見積もって動くことがわからなくなってしまうんです。
 
 それが親から虐待された結果であっても、まるで鬼のいる島を迂回して通る船のように、「自分が弱いからいけないんだ」とか、「自分がもっとちゃんとしていれば」などと、いつまでも自分だけを責め続ける構えから降りられなくなってしまう…。
 それって、奴隷そのものじゃないですか。

 だから、そのように自分に生きづらさを与えた親に対して「醜い親」と呼び、親を遠ざけ、他人として見る構えを獲得し、親から傷つけられない安心の場所へ避難するために、投函しない(=自分の気持ちを自分で理解する)「親への手紙」を書こうと呼びかけてきたんです。

 自分の気持ちに目覚めた後は、奴隷の人生をやめ、同じ痛みを知る者どうしで集まり、仲間の存在に気づいたら、毒親を野放しにしていた社会の仕組みを疑い、自分自身の人生を取り戻していけるといいと、僕は思うのです。

 そこで、全国で「子ども虐待防止策」を市民みんなで考えるイベントを企画したところ、開催地の現地スタッフが運営に動いています。

 あなたが住んでいるところから遠いかもしれないけど、虐待された当事者が集まれるチャンスはそんなにないので、ぜひ旅するつもりで足を運んでほしいです。
(※イベント終了後には、楽しいお茶会も!)

 すでに参加予約が始まってるし、開催費を賄って参加者全員の入場料を無料にするために寄付も集めてるので、このイベントの価値にピンと来たら、入場料のつもりで寄付してください。

 2019年の開催地のイベント情報は、下記リンクのページに(↓クリック!)。
https://letters-to-parents.blogspot.com/2016/10/2019-kouen.html


 前述した38本の手紙を読んでも、何も感じない人、感じても虐待防止策を考えようともしない人がこの国にはわんさかいます。
 彼らが1票をもっていても、子どものためには使いません。
 僕らができるのは、親に虐待された当事者と一緒に解決策を考えるチャンスを作り出すこと。



毎月2000円で子ども虐待防止を応援!
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