『The Long and Winding Road』は、誰もが認める名曲ですが、歌詞はいたってシンプル。
自分の好きな相手の心を開くのに苦労してる男が、その気持ちを知らない相手に情けないほどのせつなさを吐露してるんですね。
ビートルルズの楽曲には、こうした情けなくも率直な気持ちをうちあけるものが珍しくなく、しかもその詩的なフレーズが、美しいメロディと見事にマッチし、胸に迫ります。
長く険しい道
(作詞・ポール・マッカートニー/訳詩・今一生)
きみの心 開けるドアへ
続く道は 消えることはない
どんなに長く つらくても
一日中 泣いた涙を
強い風と 雨の夜が
すっかり消して ただ一人
さみしい夜と 涙の朝
きみは知らない こんな気持ち
そして今も 長くつらい
道に僕を 置き去りにして
心のドア 開けてくれ
狂おしいよ 長くつらい
道に今も たたずんでるんだよ
さぁ開けてくれ きみのドア
Yeah, yeah, yeah, yeah