(※これまでのすべてのリストは、コチラ)
というのも、ビートルズの活動初期に楽曲を過アンリする会社を作ったものの、株主は当時、曲を作っていたジョンとポールが株主だったことから、ジョージはビートルズ時代の自作の曲の著作権とそれによる収入が自由にできない事情があったんですね。
wikipediaにその詳細が書かれていますが、この歌も、優しいメロディの割にそうした自嘲を込めた内容なんですね。
しかも、この歌のタイトルは、その著作権会社の名前(Northern Songs)なのです。「その1曲を無報酬でも書きました」という皮肉が込められているわけ。
若い頃に成功すると、苦い契約にも無頓着になるという「あるある話」の一つかもしれません。
ただの北の街の歌
(作詞・ジョージ・ハリスン/訳詩・今一生)
この歌 聞いてたら
コード間違いじゃないか
違う そう書いたんだ
夜更けに聞いてたら
上手なバンドじゃないね
違う そう演奏してる
どんなコードでもどんな歌詞でも
何時に聞こうと ただ北の街の歌さ
どんな服でもどんな暮らしでも
髪が茶色でも ただ北の街の歌さ
調子っぱずれで 少し暗いと思ったら
そのとおり もう誰もいない
誰もいないんだ