地震の回数自体が異常に多く、今なお余震が続き、熊本市内では多くの学校が休校しており、避難所で臨時授業を余儀なくされています。
テレビでは3・11の時より報道の収束が早い印象がありますが、Yahoo!ニュースで「熊本」「地震」で検索すると、大規模な土砂崩れで特産品のアサリが死滅の危機に瀕していたり、熊本だけで農林水産業の被害額は推計1022億円に達し、阪神・淡路大震災を上回る損失といいます。
こうした深刻な被災状況から一刻も早く復旧・復興を果たすために、現地で休みなく活動している団体へ、現地に行けない人たちから無理のない支援ができる仕組みがあります。
もちろん、ふるさと納税による寄付や、義援金・支援金を出す人もいるでしょうが、僕がオススメしたいのは、お金に余裕が無い人でも、10代でも、今すぐできる支援の仕組みです。
それは、不要な学術書などをネットから手続きするだけで寄付できる「学術書チャリティ」です。
この「学術書チャリティ」では、寄付された不要な学術書を古書店が買取査定し、その額面を寄付者が指名する活動団体へ振り込んでもらう仕組み。
寄付する側は、学術書・専門書など30点以上の不要な本やCDなどを自宅でかき集め、梱包し、ネットで手続きするだけで、宅配業者が無料で受け取りに来てくれます。
この仕組みの詳細は、学術書チャリティの公式サイトを参照してください。
この仕組みで寄付を集めたい活動団体の方は、公式サイトから申し込めば、数日以内に選考の上、寄付の恩恵を受けられるようになります。
また、寄付をより多く集めるためのマニュアルも、無償で提供されます。
マニュアル通りに行えば、10~20万円の平均月収となり、だいたい1人の専従スタッフの人件費になったり、緊急物資の買い入れにも大いに役立ちます。
被災地で支援活動をしている方にも、生活があります。
彼ら自身、毎日のように食費や移動交通費、諸々の活動経費などがかかるのです。
だからこそ、ほんの少しでも現金で支援することが不可欠なのです。
被災地での支援は、継続的な活動が求められるため、資金不足で活動継続が不安な団体は、法人化前でも活動実績があれば、歓迎されますので、お気軽にお申し込みください。
また、この「学術書チャリティ」について、ネット上から以下のような支援をお願いしたいです。
★このブログ記事をtwitterやFacebookなどで拡散する(ページの下にある拡散ボタンへ)
★現地での活動団体にこのブログの記事リンクを教えてあげる
★中高生なら、大卒者である先生方・生徒の親御さんから不要な学術書を校内で集める
★大学生なら、教室で学生・教官などへ呼びかけ、不要な学術書を学内で集める
★市民なら、公民館などへ不要な学術書・専門書を集めるイベントを開催する
★医者なら、勤務先の病院や学会などで同僚や患者から不要な学術書・専門書を集める
他にも、弁護士やカウンセラー、学術研究者など「大卒者だから寄付できる立場にいる人」に、1回だけでもこのチャリティに参加してほしいです。
かつて、これと同様の仕組みで1万冊以上の不要な本を寄付した高校生がいました。
彼は田舎の高校3年生でしたが、mixiを使って広く不要な本の寄付を呼びかけたのです。
全国どこでも、できることです。
お問い合わせは、conisshow@gmail.com(今一生)まで。
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