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■世界を変えるのは、きみの勇気と2000円

 親から虐待された100人がその痛みを告白した手紙本『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題/dZERO刊)を先払い購入してくださる方が、一人、また一人と増えている。
 購入してくださった方が、こんな素敵なブログ記事を書いてくれた。

輝凛(きりん)の独り言 「痛み」という現実

 この記事の中にある、「私がこの本に賛同している理由」を以下に引用したい。


●私は肉体的でも性的でもないけど、心理的には虐待されて育っている可能性を感じているため

●本気で虐待を減らし、なくして行くためには、親を責める、家庭の問題にする前に、被害者の声を聞いて現実を知り、問題をそれぞれで考える必要があると思うため

●自分の負の感情、それを与えたであろう相手に対して、疑似的に手紙を書く(当人に読ませなくてもOK)ことは、セルフカウンセリングとしても有効な手段で、被害者の感情の救いになる可能性を秘めているため
(前を向いて歩ける人を増やせる可能性があるため)

●虐待を受けて育った人は、精神的疾患、パーソナリティ障害を持つ人も多い。
 精神科での投薬は「対処療法」にしかならず、「根本療法」としては、カウンセリングが有効。

●子供の頃の時の傷が原因のカウンセリングは、長期で続けないと抜け出すことが難しいが、日本はカウンセリングが高額のため(それが病院であっても保険適用されないため)、継続治療はお金に余裕があることが求められる。
 しかし、多くの精神的疾患を持つ人は経済的にも弱い。
 せめてセルフ・カウンセリングが出来れば、多少の救いになる可能性がある

●寄稿したものが採用されれば報酬が1万円もらえる。
 経済的弱者で仕事の継続も難しい方の1万円と、私たちのように仕事が安定し、毎月お給料がもらえる人たちの1万円は重みが違いすぎる

●現実の痛みは自分が受けてもイヤなのだから、それを受けている、
 受けていた人を何かしらで癒す場所を提供しないと、その人たちの人生が凋んでいく。
 その癒す場は1つでも増えて行くことが求められるように思う

●きっかけをつかみ、元気になれる人が増えていく、勉強や仕事が出来る人が増えていけば、経済だって活性化する可能性がある

●犯罪者の多くには「周囲の不理解」「孤独」など、何かしらの負の感情を抱えている人が多い。
 この負の感情を抱える人が減って行くことは、犯罪低下にも繋がっていく可能性がある

●自分の人生を悲観して、自殺してしまう人の自殺率を下げられる可能性もある。

 誰かの虐待を責めることが目的ではないのです。
 これは親への内部告発本ではないのです。
 社会にとっても絶対に必要で、豊かな社会に導ける可能性がある本だからこそ、賛同しているのです。

 私は(自分で言うのも何ですが)とっても繊細で、サスペンスドラマも見られないくらい「痛み」を感じるものは避けています。
 でも、作りものの痛みと【現実の痛み】は違います。
 自分だって「痛いのはイヤ」なのだから、その痛みを感じている人に対して、自分が出来ることくらい、少しやってもいいんじゃない?と思ったんです。

 私は「思いやり」というのは「他者の痛みの共有」だと思っている点もあります。
 たったの2000円で、上記の様々なことの解決が期待できるのなら、と思い、正直、私は2000円でも厳しいんだけど(笑)、ちょっとお昼ご飯の質を数回下げればいいだけなので、先行購入しました。

★『新編 日本一醜い親への手紙』を先払いで購入する
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●虐待は無くせる。きみが望めば。

 女性や黒人の参政権がなかった頃、世間の大半は「彼らが参政権を得る日は来ない」と当たり前のように思っていたし、女性や黒人ですら「無力なうちらにはどうせ無理だ」と洗脳させられていた。

 今日の日本では、多くの子どもたちが親に虐待されている。
 虐待された子どもは、「僕が悪いから虐待されるんだ」と自分を責めながら育つ。
 そして、「自分には人生を選ぶ権利や自由なんてないんだ」と、自己評価の低い発想へ導かれている。

 2017年になっても、日本では子どもに人権が認められていない。
 だから、毎日のように父親にレイプされている少女が必死の思いで一人で児童相談所に駆け込んでも、「先生などの大人を連れてきて」と門前払いされてしまう。

 公教育でも、児童・生徒が親に虐待された時にどうすればいいか、わからない。
 児童相談所はより幼い、より緊急の案件に該当する子どもを優先的に保護する。
 一時保護には定員があり、既に定員オーバーしているところも珍しくないからだ。

 つまり、中高生の少女がいくら父親にレイプされる毎日でも、児童相談所はその家に帰すしかできないのだ。
 それぐらい、児童福祉の予算が現実に見合うほど割かれていない。

 その理由は単純。
 議員たちに「もっと子どもを守るための予算を割り当てろ!」と主張する市民・国民が少ないからだ。

 多くの国民はまだ、子ども虐待がどれほどつらい痛みを子どもに与えているかを知らないし、関心を持っていないのだ。

 では、子どもが虐待される社会は、変えられない?
 黒人や女性の参政権だって、かつては夢だったんだぜ。

 この国の虐待だってなくせるはず。
 子どもに人権が与えられる日も来るはず。
 きみが望めば。 
 そう、きみがそれを望めば!

 本当は、きみだって、親の前で抵抗できないまま支配されている子どもを、そのつらすぎる苦しみから解放したいと思ってくれてるはず。

 でも、何をしていいか、わからないんだと思う。
 だから、僕は『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)という本を出版しようとしてるんだ。

 実の父親に毎日のようにレイプされている少女が、現実にたくさんいる。

 母親に日々「おまえなんかにできるわけがない」と刷り込まれている少年もいる。
 両親に残飯さえ与えられず、服も買ってもらえず、殴られ放題の小学生もいるんだ。

 虐待された人たちが、勇気をふりしぼってその痛みを告白した本『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)を1冊だけでも買ってくれないか?
 1冊2000円(税・送料込み)で、このページですぐに買える。

 この本は、先払い購入寄付のお金を集め、制作資金にするため、買ってくれる人や寄付する人が増えない限り、出版できない。

 しかし、出版できれば、多くの読者に「虐待される痛み」を伝えられる。
 自発的には読まない大人にも、企業での人権研修用の教材として読ませることができる。
 「虐待される痛み」を一人でも多くの読者と分かち合えれば、この国の子どもに人権など認められていない現実に驚き、虐待防止へと動き出す人も増やせるんだ。

 だから、僕のこの本の出版を絶対にあきらめない。
 他の誰も、虐待される痛みを100人分伝える本を作ってくれないから。

 「どうせ無理」なんて言葉は、支配者たちが弱者を支配する時に使う常套句。
 そんな声になんて、負けるもんか。

 想像しよう。
 どんな子どもも、親に虐待されない社会を。
 子どもが苦しみ続ける世界を変えるのは、きみの勇気と2000円。



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