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■虐待防止を訴える全国ツアー、きみ住む町にも!?

 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(Create Media編/dZERO刊)の9月末の発売に間に合わせるために、日々の編集作業も山場を超えたところ。

 もっとも、この本の出版自体は、この国から子ども虐待をなくすための手段にすぎない。
 本を販売し、より多くの方に親から虐待される痛みを分かち合うことは、虐待防止のスタートラインにすぎないのだ。

 そこで、今年10~12月は、僕はこの本をもって全国各地を回り、日本の子ども虐待の深刻な現状を訴える「講演会+朗読会」を開催してみたい。
 いわば、全国ツアーだ。
 ツアー・タイトルはさしづめ「Power to the Children 2017」といったところか。

 北海道では札幌が既に10月20日に決まり、関西圏では兵庫(神戸)が決まっている。
 いずれも、イベントを主催するのが初めての現地市民による運営になる。

 東京は僕自身が主催するとして、仙台・名古屋・大阪・博多・沖縄あたりの都市には足を運んでみたいし、それ以外の町でも開催したい方とは相談しながら方法や内容を詰めていきたい。

 この講演会ツアーでは、虐待されている子どものためだけでなく、虐待されて生きづらい大人になった人を含めて、現状認識を新たにすると同時に、子どもが親に虐待されない仕組みをどう作っていくかまでの戦略についても、ソーシャルデザインの事例から発想した話をするつもりだ。

 質疑応答の時間は、虐待問題を解決できる仕組みを一緒に考える戦略会議にしたい。

 ただし、編集作業に加え、本の制作資金(残りは約170万円)の調達、そしてイベント企画に動いている僕(今一生)の現状を考えれば、とても一人で全国各地のイベント開催を運営するのは無理。

 そこで、自分の住む地元で僕を招いてイベント「Power to the Children 2017」を開催・運営してくれる方を公募したい。

 このイベントは通常の講演会とは異なり、僕(今一生)の往復交通費と宿泊費のコストさえ賄えれば収益が出なくてもOK。

 あくまでも非営利事業として、子ども虐待から生きづらさを考え、虐待防止のために何をすればいいのかを提言していくものだ。
(※2018年からの講演会は、ギャラをのせます。非営利だけだと、お金と時間が飛んで行くだけなので。年内開催ならコストは3~4万円以下)

 イベントさえ決まれば、その土地のメディア(NHKや新聞社、FMなど)にはこちらからアプローチして広報するし、その町の大型書店と話をつけて(イベントとは別に)書店で『日本一醜い親への手紙』の販売促進になるイベントやブックフェアなども仕掛けていきたい。

 とはいえ、「イベントなんてやったことがない」という方は、運営に及び腰だろう。
 でも、イベント開催なんて中高生でもやってる。

 それに、イベント未経験者の市民が、すでに札幌函館福岡名古屋八王子大阪神戸大津新宿などで開催の準備に動いている。
 僕と一緒にSkypeで相談しながら進めれば、誰にでもイベント開催は気軽にできるのだ。

 そこで、いま実際に進んでいる北海道(札幌)でのイベントを例に、イベント開催の進め方をわかりやすく紹介しておこう。


●開催予定日から2ヶ月以上前なら、集客は心配ご無用!

① 今一生まで「地元で開催したいです」とメールconisshow@gmail.com

② 無料通話ソフト(アプリ)のSkype(スカイプ)をダウンロード
 スカイプで「con-isshow」のIDを検索し、僕とコンタクトをとる。
 スマホのアプリにもあるので、早めにダウンロードしておこう。

③ 地元で格安・無料で借りられる場所を探す 
 10~12月の金・土・日・祝日の午後~夜の時間帯で2時間以上を借りられる場所を探す。
 開催日を現時点より2ヶ月以上先に設定すると、30人以上の集客が容易になる。
 札幌では、スカイプ会議で男女共同参画センター「エルプラザ」にあたりをつけた。
 72名まで入れる中研修室が料金表を見ると、会場費4400円+備品使用料3400円。
(※大学など学校の先生に開催をお願いすると学校の年間予算で実現することもあるし、学園祭の企画として開催してもOK。もちろん、カフェやライブハウスでもいい)

④ 全体のコストを計算する
 札幌エルプラザの場合、
 会場全体費 7800円
+千葉~札幌の往復交通費 1万3000円☓2=2万6000円(※格安航空券とバスを利用)
 宿泊費 5000円
 上記で約3万9000円。
 入場料が4万円以上になれば、トントンになることがわかる。
 つまり、1人あたり1000円以上の入場料で、30~40人も集めれば十分。
 同時に、予約する会場は40~50人が入れる施設が適切とわかる。

⑤ 入場料の額面を設定する
 1500円 22歳まで(学生を含む)
 2000円 49歳まで(社会人)
 2500円 50歳以上
 ただし、メール予約で500円引き。
 障害者手帳と生活保護受給証の提示でさらに500円引き。
 メール予約で30人を集めて3万円、当日精算で23歳以上の社会人が5人で1万円。
 そこでようやく4万円に達するので、35人以上を集められるよう、広報する必要がある。
 なお、イベント参加者のみ、終了後のオフ会にも参加できるようにする。
 当日は、今一生Create Mediaの著作物を持参した方には、もれなくサインします。

⑥ 会場に予約を入れる
 日時と会場の候補をスカイプ&メールを使って今一生と打合せする。
 仮予約→本予約→事前精算(会場全体費の先払い)。
 仮予約の際は、任意の団体名を考え、名付けておく。
 札幌では、「札幌AC2017」と名付けた。
 団体名で申請すれば、市内の公共施設の予約がネット上でも容易にできる。
 これで日時と会場が決定するので、今一生はイベントチラシをPDF(参考リンク)で作り、ネット上からダウンロードできるようにする。
 同時に、ブログ記事で紹介し、SNSで拡散。参考記事はコチラ
(※PDFチラシには、問い合わせ先として、現地の主催者のメールアドレスを公開)
 また、今一生はその土地のNHKや新聞社、ラジオ局などにイベント広報のためにプレスリリース(報道資料)を送付する。

⑦ 市の「後援」をとりつける
 ⑥のPDFチラシをネットプリントで印刷&コピーし、市役所の児童福祉課や市民活動課、社会福祉協議会、青少年課などに持参。
 市としての「後援」をお願いし、一つでも了承を得られたら、今一生へメールで知らせる。
 同時に、同じ市役所の「市民だより」編集部に足を運び、「催し」の欄にイベント情報を載せてもらうよう、PDFチラシを渡して交渉する。

⑧ 広報活動を行う
 今一生のイベント情報のブログ記事を、twitterやfacebookなどで日々拡散。
 mixiの関連コミュニティへ書き込んだり、facebookページを新設するなど、情報拡散できるところには、どんどん書き込もう。
 できれば、地元の主催者としてのブログ記事も作ってほしい。
 今一生から提供されるPDFチラシはコピーし、現地の主催者の生活や仕事で移動する際、無理のない範囲で設置・配布する。
 職場、学校(卒業してもしてなくても)、公民館、市役所、文化センター、ライブハウスなど、設置可能なところに足を運ぼう。
 地域のFM局やローカル新聞社、地域情報誌などへ持参してもOK。
 なお、チラシやブログなどでイベント情報を紹介する際、地元の有名企業やお店の公式サイトへのリンクバナーをロゴ付きで載せることで、1社5000円程度の広告掲載料を受け取ることもできる。
 2社の広告を取り付ければ1万円。4社とれれば2万円。
 それだけでも当日の参加者が少なかった場合の赤字を補填できるので、「入場料でコストを賄えなかったらどうしよう」という不安を解消できる。

⑨ 当日までのスタッフを公募する
 なるだけビデオや写真の撮影をしてくださる方と、受付スタッフの計2名を確保したい。
 どちらも、イベントに参加したい人の中から公募すると見つけやすいし、SNSで公募してもいい。
 スタッフは入場無料で入れるようにする。
 地元の大学などの学生サークルや児童虐待防止のNPOなどにも声をかけておくと、協力してくれることもある。

⑩ 当日は30分前に会場で集合
 プロジェクターをセットし、主催者が持参するノートパソコンと接続する。
 施設では、プロジェクターとパソコンをつなぐコネクターを常備しているかを確認しておこう。
 机を並べ、映写を確認し、受付を開始。
 ビデオカメラの位置を決める。
 講演会70分+「親への手紙」朗読20分+質疑応答(対策会議)30分で2時間を構成。
(※時間配分や内容は、現地の主催者との話し合いで変更あり)
 終了後は、近隣のカフェや居酒屋でオフ会も開催するので、事前に店を事前に予約しておきたいところ。
 そのために、参加者は10名ほどに限定しておいたほうがいいかもしれない。
 参加予約メールをもらった時に、その返事でオフ会に参加したいかどうかを尋ねておこう。

 以上、わからないことがあれば、Skypeでそのつど今一生と話し合いをしよう。
 万が一、イベントで収益が出たら、当日までに広報や準備に労力を払ってきた主催者と僕で半分ずつ分け合おう。

 収益が出るほど集客を増やせるかどうかは難しいが、せめて交通費と宿泊費が賄えないと、ただでさえ他の仕事を一切できず、寝る間も惜しんで『日本一醜い親への手紙』の編集作業と販促作業に忙殺されているため、僕が貧困化するだけ。

 それでも、親から虐待される痛みを分かち合うところから虐待防止を呼びかけるなんて、他の誰もやってくれないからさ、そういう取り組みが必要だと思った人がやるしかないのよね。

 というわけで、「イベントなんかやったことない」という人でも、「開催してみたい!」と思ったら、気軽にメールで問い合わせてほしい。

 「イベント開催はできないけど、なにか手伝いたい」という方は、このブログ記事をあなた自身のブログやtwitterなどで拡散したり、『日本一醜い親への手紙』の先払い購入をお願いしたい。

★先払いで本を買う!
★買わずに出版制作費へ寄付する



 なお、先払い購入では、自分が支持する政治家やアーチストなどの著名人に、匿名で『日本一醜い親への手紙』を贈ることもできる。
 先払い購入のページの「購入フォーム」の住所欄に、贈りたい著名人の名前と職種さえ書いてその人数=冊数分の振込をすれば、編集部が住所を調べて発送する。

 この国の児童虐待をなくす仕組みを政策にしてほしいと思ったら政治家へ、児童虐待をなくす機運を高める作品を作ってほしいと思ったらアーチストへ、ぜひ本をプレゼントしてみてほしい。
 あなたの贈ったのその1冊が、著名人を動かし、子どもが虐待され続ける社会を変える力になるかもしれないのだから。

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