この本を出版するため、今年4月から制作資金400万円を「先払い購入」と「寄付」の2本建てで調達し、9月23日現在までに280万円を超える額面が集まり、編集・デザイン・印刷・製本までの経費をまかなえることができました。
すべて、出資者と手紙応募者、応援コメントをくださったみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました!
できることなら、「ありがとうございました」以上の謝辞を述べたいです。
すでに、手紙の応募された採用者、先払い購入をされた方には、本の発送作業を「順次」進めています。
採用者100名、先払い購入者200名以上、その他、応援コメントをくださったみなさんなどに贈る本の合計は約1200冊に達し、ひとり出版社であるdZEROの松戸さんが往復で何時間もかかる遠方の倉庫から本を出して梱包し、宛名貼りをして発送しています。
それでも、早ければ9月25日頃、遅くとも9月末までにはなんとか該当者のみなさんのお手元に届くよう、休みを返上して作業を続けていますので、楽しみにお待ちください。
(※手紙の応募もしくは先払い購入の時点と住所が変更されたなどの理由で、本が10月に入っても届かない場合は、conisshow@gmail.comまでご連絡ください)
もっとも、本が完成しても、手紙の採用者100名への謝礼分に相当する100万円(※1人1万円)と振込手数料・発送費などの約20万円を足した約120万円がまだ調達できていません。
この本の編著者であるCreate Mediaこと今一生の僕は、個人的に貯金も時間も体力も全てこの本の制作に注ぎ込み、出版社のdZEROも初版部数では利益が出ません(それどころか本の発送費で30万円以上の赤字)。
この状況でこれまでのように1冊ずつ先払い購入への対応を続けていくと、dZEROの松戸さんは1冊の注文ごとに倉庫と事務所の往復の時間が奪われてしまい、全国の書店からの注文に応じたり、書店での販売促進のために動く時間がとれません。
そこで、9月21日から先払い購入を「サポート購入」と改め、1点2000円(消費税・送料込み)で10冊以上の一括注文のみに対応させていただくことにしました。
ご注文からお手元に届くまでに2週間ほどかかってしまいますが、たとえば心理学や児童福祉を学ぶ大学生が同じクラスメイトに声をかけ合って一括注文してもらえると、ありがたいです。
9月末までに、以下のような団体に10冊以上の一括購入をお願いしたいです。
(※もちろん、個人での購入も大歓迎です)
★スタッフどうしで児童虐待の最前線の現実を学び合いたい人権活動団体
★校内で虐待の早期発見に動きたい小・中・高校の教職員や組合
★児童福祉・臨床心理学・虐待死・精神医学・小児科・自殺などの学会
★小児科・精神科・心療内科のある病院やデイケア、AC・依存症の自助グループ
★「子どもの人権」の勉強会を開催している弁護士会
★心理学や児童福祉、公共政策、ソーシャルデザインを教える大学の研究室
★児童虐待防止の活動を行うNPOや子ども食堂、ひきこもり親の会、PTAなど
★その他、「親への手紙」を地元で新たに公募し、商品化して販売したい団体
さて、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』は、10月2日から全国の書店へ配本され、販売がスタートします。
ただし、それによって悩ましい問題が浮上してきました。
その「悩ましい問題」とは…
●早くたくさん売れると、採用謝礼が年内に払えず、増刷も困難に…
『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』は、10月2日から配本されるため、全国の書店に届いて売り場に並べられるのが10月4~5日頃になります。
それより早く読みたい方は、10月2日になった瞬間からdZEROの公式サイトから購入できるので、注文日のうちにdZEROから発送でき、dZEROへ直接入金できます。
もっとも、今すぐ最寄りの書店さんに足を運び、本のタイトルと出版社名を告げて予約注文をすれば、10月4~5日に店頭で確実に入手できます。
(※東京エリア在住者は、紀伊國屋書店で予約注文されることをオススメします)
しかし、そこで問題が浮上する懸念があるのです。
現時点で、ありがたいことに大手の書店がこの本の売れ行きに強い関心を示してくれており、2~3ケタの予約点数が日に日に増えています。
今回の本の制作では、最小限の資金調達として400万円を目標に募ってきたため、本の初版部数も最小限度しか用意していません。
そのため、倉庫にある残りわずかの部数がすごいスピードでなくなってしまえば、「サポート購入」やdZEROの公式サイトから購入することも難しくなるのです。
そこで、9月末までに「サポート購入」で70冊ほど売れたら、サポート購入をやめざるを得なくなります。
全国のどこの書店でも買える状況にしておくには、書店からの注文に応じられる在庫の部数を確保する必要があります。
出版社や僕の予測以上に早く売り切れてしまうと、今度は現時点で増刷するためのお金がないため、最悪の場合、半年以上も購読希望者を待たせてしまう恐れもあります。
しかも、「サポート購入」やdZEROの公式サイトから購入することができなくなれば、手紙採用者100名に12月末までに支払うための120万円が寄付によってしか調達できません。
書店で本が売れるのは結構なことですが、その売上が出版社に入るのは来春です。
となると、手紙の採用者に謝礼が年内に支払えず、また増刷もできないまま購読希望者を半年も待たせてしまうことになるのです。
採用者の中には「謝礼は要りません」と申し出てこられた方も少なからずいましたが、100名の手紙の著作権を買い上げるため、お金を払わないわけにはいきません。
すでに読売新聞では社会部の記者がこの本の取材記事を書き(※右の画像)、初版部数が早めに完売するかもしれないのに、執筆した手紙採用者に謝礼を払うめどが立っておらず、初版完売のメドがたっても増刷が見込めない…。
これは、本当に悩ましい緊急事態です。
結局、残り120万円や増刷コスト(+約50万円)を調達するには、今このブログ記事を読まれているあなたに寄付を求める以外にありません。
そこで、寄付のページも「執筆者へ謝礼を寄付」と改め、「できれば2万円以上の寄付をお願いしたい」と書きました。
個人で支出するには、なかなかの額面です。
そこで、以下の3つのお願いをしたいと思います。
【手紙購入者・先払い購入者のみなさまへ】
一番早く本が手元に届くみなさまには、ぜひ本書を早めに読んでいただき、この本の価値について自分のブログやSNSで書いてもらえませんか?
以下の寄付ページのリンク付きで。
http://letters-to-parents.blogspot.jp/2017/02/blog-post_14.html
【書店に予約注文して購読された方へ】
本を読まれて、「親に虐待された子どもの声」を100通も紹介した他にありえないこの本の価値の大きさに気づかれたら、この本を通学先や勤務先、趣味のグループなどで勧めていただけませんか?
そして、たとえば周囲で購読者が10人に達したら、各自2000円の寄付を呼びかけ、代表者から2万円を振り込んでもらえないでしょうか?
(※1万円以上の寄付には領収書を郵送)
http://letters-to-parents.blogspot.jp/2017/02/blog-post_14.html
【企業&病院経営者・富裕層の方へ】
「初版完売」のメドが立った時点で、この本の特設サイトやこのブログ記事、今一生のtwitterやFacebookページなどでお知らせします。
そのお知らせをご覧になった時でいいので、お祝いとして手紙採用者100名の謝礼(1人1万円)になる100万円を寄付しませんか?
手紙の採用者の中には、その1万円があれば、自分を虐待する親元から早めに避難して相談機関に足を運べる未成年もいます。
自腹では高額すぎて受けられなかったカウンセリングを受けられると希望を持てる方もいます。
初めて精神科や心療内科などの専門治療を受診できる人たちもいるのです。
親から虐待されたつらい記憶やトラウマ、フラッシュバックと戦いながら、「親への手紙」を書いてくれた方々の勇気を受け止めてもらえたら、うれしいです。
手紙採用者への謝礼を払えるめどさえ立てば、この本を企画した編著者である僕(Create Media=今一生)の仕事も一段落します。
なので、寄付の特典として、100万円を寄付してくださった法人で、今一生が『子ども虐待防止の講演会』を無料でさせていただきます。
(※国内限定。全国どこでも当方の負担で伺います。
なお、一口100万円の寄付は、先着2団体のみで〆切ります)
社長どうしの集まりで1社10万円で10社で100万円を集め、共同の名義で申し込まれるのも大歓迎です。
地元の青年会議所に呼びかけて、青年会議所の有志名義による寄付も歓迎します。
「初版完売」のお知らせについては、以下の特設サイトを10月末ころまでご確認いただけると、ありがたいです。
http://letters-to-parents.blogspot.jp/
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