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■僕の友人の女性たちは、本当に頼もしい

 久しぶりに、僕の友人たちの活躍ぶりを紹介したい。
 彼女たちは、本当にスゴイことをしているので、紹介しないわけにはいかないのだ。

 要友紀子さんは、主にセックスワーカーとして働く人たちが安全・健康に働けることを目指して活動しているグループSWASH(Sex Work and Sexual Health)のメンバーとして精力的に活動している。

 本当は、彼女も講師を務めたセックスワーカーのためのアドボケーター養成講座【大阪編】を紹介したかったのだが、終わってしまっている。
 そこで、今後の要さんが関わる取り組みを紹介したい。

 11/25()、トランスジェンダーのセックスワーカーの労働プロセスを描いた演劇「満23/169/73」の映像が上映される。
 これは、韓国のセックスワーカー団体「Giant Girls」が2014年に上演した演劇を映像化した作品(日本語字幕付)で、スペシャルゲストとして「Giant Girls」のメンバー3名が来日してトークする。
【日時】1125()10:00am-12:00
【会場】東京 中野区産業振興センター・多目的ホール(参加費無料・予約不要)

 また、要さんは、12/11(月)18時半から、立教大学ジェンダーフォーラムで「性風俗で働く人々と“女性自立支援”」という話をするとか(参加費も申込も不要)。

 ちなみに、今年10月、SWASHとNPO法人ノアールは、セックスワーカーのドキュメンタリー映画『スカーレットロード』の日本公開イベントを共催した。
 この映画の予告編を見るだけでも、要さんの取り組みの重要性の片鱗に気づくかもしれない。



 次に紹介するのは、pinkumaさんだ。
 このブログを読んでくれている方には、「所持金0円、東京」の女性と書いた方が記憶を思い出すかもしれない。

 彼女は今、早稲田大学の文学部の前にある「交流Barあかね」で、個展『深淵』を開催している(11月28日まで)。


 店はバーなので、チャージ200円+1ドリンクの注文が必要になる。
 夜9時から12時ころまで開店しており、壁でpinkumaさんの絵を鑑賞できる。



 もしかしたら、個展期間の終わり間際に、僕もこの店でpinkumaさんとトークライブをやるかもしれない(※近日発表予定。興味がある方はこのページをチェック)。

 3番目は、イチミヤサライさんだ。
 彼女は元ストリッパーで、現在は新しいパフォーマンスを模索し、11月22日(水)に東京・代官山LOOPでオリジナルのショーを行う。


 何がスゴイって、構成・演出・衣装・制作・出演のすべてを、彼女一人でやる点だ。
 彼女は今、100枚以上のチケットを手売りしている。
 演目以上に、その生きざまに関心を持ってしまう。

 Sarai Ichimiya Solo act vol.1「みにくいアヒルの子」
 2017/11.22() open 19:00 start 20:00 (1時間〜1時間半程の上演)
 代官山LOOP(東横線 代官山駅より徒歩約10) http://www.live-loop.com/
 前売 ¥3,500+1drink 当日 ¥4,000+1drink
 前売・お問い合わせ 070-2003-9903 saraiichimiya@hotmail.co.jp




 最後に紹介するのは、小野さやか監督だ。
 彼女の処女作は、7年前に上映されたドキュメンタリー映画『アヒルの子』
 監督自身の家族からのネグレクトや性虐待を赤裸々に描いた大胆さに、誰もが驚いた。

 その後、小野さんはTVディレクターになり、ようやく劇場用の2作めとなる映画『恋とボルバキア』の公開が、12月9日からポレポレ東中野で決まった。
 性別に違和感を持つひとたちの恋愛模様ドキュメンタリーで、2013年にフジテレビ系で放送されたNONFIX「僕たち女の子」に追加撮影を加えて再編集したという。

 ジャックアンドベティ横浜、名古屋シネマテーク、大阪第七藝術劇場、広島 横川シネマ、念願の故郷、愛媛シネマルナティックなどでも公開決定。
 全国共通鑑賞前売り券も発売中とか。



 女性たちは、日々の生活と戦いながらも、黙々と自分のやりたいことに進んでいる。
 男たちは、どうだ?

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