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親から虐待された人に聞いてもらう歌を、作りませんか?


 あなたは「歌」に救われたことがあるだろうか?
 そして、そんな歌を作ったことがあるだろうか?

 2017年から、同年に発売した本『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』という本を出版したのを機に、この本のテーマソングを公募し、年1回、応募作品から1点を選び、僕(今一生)の財布から3万円の賞金を提供してきた。
 今年2019年も、12月27日を〆切にして公募中だ。

 この公募の趣旨は、子ども虐待という現実があることを、歌の力によって1人でも多くの方に伝えることにある。
 なので、受賞作に選ばれる以上に、子ども虐待に関する歌を1つでもこの世界に作り出し、歌われていくことに意義がある。

 ここで、2017年・2018年の受賞作を聞いてみてほしい。





 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』という本を何度も読んだうえで、親から虐待された痛みをふまえて楽曲を作ろうとすれば、自分自身が親にされたイヤだったことを思い出すはずだ。

 ある人は、自分のせいではないのに親から叱られたことを思い出すかもしれない。
 別の人は、リストカットするようになったきっかけを思い出すかもしれない。
 あるいは、両親のケンカを見ながらふるえていた日々を思い出すかもしれない。

 そうした自分自身の傷がどんな場面で、どんな言葉で、どんな表情による親によって刻印されたものなのかを見つめる作業から、具体的に伝わる歌詞になるのだと思う。
 逆に言えば、子ども虐待を他人事のように語ろうとすると、言葉が抽象的になり、気持ちが届かないものになりがちだ。

 なので、これから応募する方は、まず歌詞の言葉をよく吟味してほしい。
 参考までに、子ども虐待を扱った歌で世界で一番売れただろう歌を紹介しておく。



 虐待された痛みを叫んでもいい。
 「親を殺したい」と思ったなら、その言葉をそのまま歌詞に載せてもいい。
 家出したことがあるなら、その時に思った気持ちを素直に書けばいい。

 一方、曲調はどんなジャンルでもいけるだろう。
 Rockでもいいし、ラップでもいいし、バラードやジャズでもいい。

 大事なのは、親から虐待されて育っても、必死に生き残ってきた虐待サバイバーの心にしっかり届く歌であることだ。

 傷ついた人の心を、はげますのは難しい。
 いやすのだって、難しいかもしれない。
 でも、あなたなりに寄り添うことはできる。
 傷ついてきたあなたなら、どんな言葉をかけられたらうれしいか、わかってるはず。

 3分以内という制約はつけてあるが、それで十分、サバイバーの心に届く言葉やビートを表現できる。
 では、あなたの挑戦を待っている。

★『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』
 公式キャンペーンソング募集2019




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