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■自分の本を、東京の出版社から出すコツ、教えます!

 僕はフリーの編集者(※出版社に属さない編集者)として、さまざまな本を手がけてきました。
 その経験とスキルの蓄積によって、まだ商業出版をしたことがない個人・団体向けに、出版を実現するアドバイス・サービスを事業化しています。

 そして、このアドバイスを受けた方からは、続々と商業出版を実現する人たちが出てきました。
最近の事例を紹介します。


●学術論文を一般書に編集し直した
 『日本を愛した植民地―南洋パラオの真実―』

 2015年9月16日に発売された『日本を愛した植民地―南洋パラオの真実―』荒井利子・著/新潮新書)は、もともと学術論文として書かれた原稿です。

 これを子どもから大人まで誰もが読める一般書の体裁に直し、同時に今日の読者にとって関心の高い「戦争・平和」の実態についてわかりやすく伝えるよう僕がざっと編集し、出版社の編集者が読んだ時に「これなら商品になる」という内容やタイトル、目次の見出しなどを設定しました。

 それだけでなく、この原稿の内容なら、どこの出版社のどこの編集部が関心をもってくれるかを助言し、僕の読み通り、新潮新書に売り込んだ著者は、無事に出版にこぎつけました。

 この本の元の原稿は、20世紀の戦争を、日本人が植民地化した南洋諸島という忘れられがちな土地の人々に取材し、証言を拾っていました。
 戦争ネタは、ただでさえ中高年の読者が多い新書にはピッタリのテーマですし、保守的な社風の新潮社なら食いつくはずだと、僕は考えたわけです。



 大日本帝国の統治下にあったパラオ諸島を含む南洋の島々は、戦争で甚大な被害を受けました。
 それでも、当時を知っている島民の方々は、「日本の時代が一番良かった」と言うんですね。
 その前のドイツ支配下、あるいは戦後のアメリカの影響下とはどこが違うのか?

 古老の話から浮かび上がるのは、教育、経済、インフラ、文化をもたらした日本からの移民と島民との穏やかで豊かな日々。
 数多くの貴重な証言から、植民地支配に新たな視点を提示する一冊となりました。
 イデオロギーによる戦争評価ではなく、大国に翻弄される小さな島の市民がその暮らしの実感から戦争の一側面を浮き彫りにしてるんですね。

 元の原稿には、いろいろと粗いところや、わかりにくい表現、学術研究ならではのクセのような文体などがありましたが、これを一般書の仕様に逐一直し、商品価値を担保するように編集の手を加えることで、全国の書店で買える本になったわけです。
 「自分も本を出してみたい」と本気で考えている方は、ぜひこのサービスをご利用ください。

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