僕が自分の本で紹介している日本の社会起業家には、外国へ講演に招かれる人材も続出している。
今回は、5月上旬に「自由の風が吹く」という校則で有名なアメリカのスタンフォード大学で、日本の誇る社会起業家AsMama(アズママ)の代表・甲田恵子さんが講演したようすがYoutubeに上がったので、それを紹介したい。
講演タイトルは、「日本での子育てシェアビジネスについて」。
日米技術経営センターとアジア・米国技術経営研究センターによって提供されたこの講義は、アジアでのパターンと起業家精神の課題を探るというもの。
つまり、甲田さんは日米のビジネス関係者から、「アジアにおける最新のエキサイティングなトレンド」として注目されているのだ。
なぜ海の向こうにまで呼び出されるほど注目されているのか?
AsMamaの「子育てシェア」ビジネスは、1時間ワンコインという手軽さで子育てを頼り合える仕組みを作り出し、急速に全国展開しているからだ。
特定エリアに住む金持ちだけを相手にしたビジネスではなく、お金がなくてもどこに住んでいても気軽に利用できるサービスを提供することによって、生きづらい常識を変えようとしているからだ。
AsMamaは、子育てを頼り合える仕組みを社会全体のインフラにすることで、「自分の子は自分だけで育てる」という生きづらい常識を覆し、子育てと仕事の両立に悩み苦しんできた多くの人を救っている。
甲田さんは講演でとてもわかりやすい英語を使っているので、大学生(あるいは英検2級レベル)なら、プレゼンテーションのビジュアル資料を参考にしながら、だいたいのことは理解できるだろう。●生きづらい人ほど、自分を救う社会起業に関心を持とう
AsMamaについては、拙著『よのなかを変える技術』(河出書房新社)でもくわしく紹介したが、下記のブログ記事でも書いているので、動画を観る前に参考にしてほしい。
また、2015年に僕が新宿で開催したトークライブでも、甲田さんの超わかりやすいお話を聞ける。
もちろん、日本語だ。
もちろん、日本語だ。
40分弱なので、観てほしい。
こうした社会起業(ソーシャルビジネス)をよく知らない人は、いまだに多い。
しかし、政治が国民に対して満足度の高い政策を実現できない以上、女性・子ども・高齢者・障害者・失業者などの弱い立場の人が生きづらいままのよのなかになってしまう。
だからこそ、市民自身が民間で自分の毎日の仕事によって、生きづらい常識を塗り替えていける仕組みを作り出していくソーシャルデザインが必要になる。
日本ではまだ新しいムーブメントだが、流行るのを待っているより、早めに知っておけば、彼らのサービスや商品によってこれまで不当にガマンを続けてきた生きづらさを早めに解消できる。
だから僕は、生きづらい常識に縛られて死にそうになっている人に、なるだけ早くソーシャルデザインやソーシャルビジネスの素晴らしさを伝えたい。
流行る前に情報を発信する仕事は、なかなか報われない。
でも、やるんだよ。
取材する側が食えなくても、知ることで苦しみから解放される人が1人でもいるならば、その仕事には価値があると思うから。
せめてこういう記事を1人でもSNSで拡散してくれると、うれしいな。
世界を変える10代の起業家たちが、全国で増殖中!だからこそ、市民自身が民間で自分の毎日の仕事によって、生きづらい常識を塗り替えていける仕組みを作り出していくソーシャルデザインが必要になる。
日本ではまだ新しいムーブメントだが、流行るのを待っているより、早めに知っておけば、彼らのサービスや商品によってこれまで不当にガマンを続けてきた生きづらさを早めに解消できる。
だから僕は、生きづらい常識に縛られて死にそうになっている人に、なるだけ早くソーシャルデザインやソーシャルビジネスの素晴らしさを伝えたい。
流行る前に情報を発信する仕事は、なかなか報われない。
でも、やるんだよ。
取材する側が食えなくても、知ることで苦しみから解放される人が1人でもいるならば、その仕事には価値があると思うから。
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