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| 厚労省のデータより |
10代が自分の進路を自由に決めようとするとき、一番の障害になるのは経済力がないことだ。
進学先を決めようにも、学費のスポンサーである親の機嫌をうかがうしか無かったり、奨学金を得たくても数に限りがあるため誰かを蹴落とす必要に迫られたり、借金をすれば何十年にも渡って返済していく重荷を負う。
それどころか、ひとり親家庭や低所得層などの貧困ゆえに自力で学費を稼ぎたくて働こうとしても、高校が「アルバイト禁止」で交渉の余地すら無かったり、児童養護施設で暮らしてる10代では受験対策費・受験料・学費・生活費などのコストの前に進学をあきらめざるをえない子も珍しくない。
つまり、18歳で進学するという選択肢が奪われ、「就職し、貯金してから自分の金で進学しろ」と強いられている10代が少なからずいるのだ。
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| 厚労省の資料より |
このように、自分のせいではない貧困によって選択肢をせばめられてしまう10代がいる一方、自分で自分の仕事を作り出す「起業」を始めることによって、大人顔負けの月収を自力で得ている10代も最近では増えてきた。
事実、和歌山の「元高校生社長」小幡和輝さんや、高2でネクタイを売り出した大関綾さん、福岡で日本史上最年少の15歳で株式会社を立ち上げた吉田拓巳さんなど、10代で起業した先輩たちは既にたくさんいる。
起業ならば、学校にとやかく言われる筋合いはない。
会社に雇われるアルバイトしか想定していない校則では、起業まで全面的に禁じている学校は少ないだろう（※一部の学校にはあるようだ）。
いずれにせよ、自分で自分の仕事を作り出せる方法を学べれば、自分の力で稼ぐことによって自分の将来の選択肢を広げられる。
自分の夢を自分で守りぬくためには、同世代がすでに自分で稼いでいる姿や経験にふれるチャンスが必要だろう。
ただし、「10代の起業家」は日常生活で出会いにくく、ネットでしか知らない人が圧倒的に多い。
そこで、この夏、東京・渋谷のトークライブハウスに国内外の「10代の起業家」が集まるイベントを企画したい。
ただ自分のためだけに金を稼ぐのではなく、自分のビジネス経験を公の場で話すことによって同世代に希望を与えたい「10代の起業家」を公募しようと思う。
●新しい時代を作りたい「10代起業家」、渋谷においで！
トークイベントについては、現時点で以下のように考えている。
（※いずれもまだ「予定」であり、確定したら別のブログ記事で発表）
◎日時：2016年8月中の1日 午後の時間帯（4時間程度）
◎場所：LOFT 9（東京・渋谷）
◎入場料：1000円＋1ドリンク以上の注文
◎出演者：10代の起業家8人（※後述の条件を満たした人）＋有名人ゲストスピーカー
◎備考：イベント終了後、内容をYoutubeで公開（※生配信も検討中）
このイベントに出演してほしい「10代の起業家」の条件は、以下のとおり。
●自営業あるいは会社・NPOを立ち上げて仕事を作り、平均月収で20万円以上稼いでいる
（※ネットビジネスやネットワークビジネス、そのほか非合法な事業はNG）
●当日イベント会場に家族の了承の下（あるいは家族同伴）で来られる
●イベントを取材するテレビや新聞などの取材に顔や名前を出して応じられる
●事業による納税を適切に行っている
●パワーポイント・画像・映像・パソコンなどを駆使し、自分の仕事を15分以内で説明できる
●10代で起業することが特別視されない社会を望んでいる
出演ギャラはなく、交通費・宿泊費も自己負担。
その代わり、事業の広報支援として、全国向けのマスメディアからの取材を取りつける。
マスメディアに出れば、社会的信頼が増すため、事業利益も拡大する。
上記の条件を満たす人材をご存じの方は、自薦・他薦は問わないので、僕（今一生）までメール（←クリック）を。
日本語あるいは英語で、氏名・年齢・学校名・学年・ビジネス履歴・事業内容・電話番号（できればSkypeかLINEのIDも）・ビジネス関係の公式サイトのリンクを添えた自己紹介を送ってほしい。
応募者への電話取材で選考し、8人が確定次第、公募を〆切る。
海外在住で日本語が上手に話せない10代も、英語が話せるならOK。
大人が驚くようなアプリをリリースしていたり、社会的課題を解決できるビジネスを生み出していたり、10代のパワーとセンスで地元をワクワクさせる仕事を作り出しているなど、多くの人にとって価値の高い事業を手がけている10代と出会いたい。
そして、10代でもやりたい仕事は自分で作れることをはっきりと示し、同世代の10代を刺激し、みんなに希望を届けてほしい。
なお、このイベントの開催にあたって、以下のボランティア・スタッフも各1名ずつ公募したい。
僕（今一生）までメール（←クリック）を。
（※スタッフは当日無料でトークライブを見られる。事前に1回、渋谷で打ち合わせ有り）
★日本語・英語のバイリンガル（※帰国子女、歓迎。通訳経験ゼロでもOK）
★当日イベントの生中継・録画を担当する記録スタッフ（※カメラ・パソコンを調達できる人）
★当日、僕のアシスタントとして雑務に動ける人（※10代でもOK）
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