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■「親への手紙」の公募の〆切は、6月30日(金)

 親から虐待され、苦しんできた人たちから「親への手紙」を公募し、選考の上、100人分の手紙を1冊の本『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)として出版するプロジェクトでは、手紙の公募の〆切りを「6月30日」としている。

 つまり、もう3週間ほどで〆切るのだ。
 虐待されたことに思いあたる人は、今スグ書いて応募してほしい。

 しかし、子どもの頃に自分が親からされてきた虐待にピンとこない人は、少なくない。
 大人になって、親元から離れれば、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」のことわざの通り、当事者でも「なかったこと」として認知してしまうからだ。

 それでも、虐待されたイヤな記憶が、見ないふりしてきた宿題のように、被害者を追いつめ続け、生きづらさをこじらせてしまうことがある。
 だから、手紙の応募資格には、年齢制限を設けなかった(※国籍なども一切不問)。

 イヤな記憶に追いかけられるより、それをあえて言葉にし、心の中できっぱりと別れを告げるチャンスがあってもいい。
 そこで、児童虐待とは何かにピンとくるために、分類別に定義を示しておこう。

身体的虐待殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する、など
(※寒空の下で長時間過ごさせたり、熱中症の恐れのある室内でエアコンを禁じることも)

性的虐待子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る・触らせる、ポルノグラフィの被写体にする、など
(※児童ポルノに出演させたり、AV鑑賞を強要したり、風呂を覗いたり、無理に裸にすることも)

ネグレクト家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない、など
(※子どもに発達障害などがあっても「家の恥」として隠蔽したり、ゴミ屋敷のような衛生環境の悪い家にする事例も)

心理的虐待言葉による脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうドメスティック・バイオレンス、など
(※子どもが判断するのを先回りし、何でも親が決める、過干渉なども)

経済的虐待子どもを強制的に働かせる、子どもが働いて得たお金や貯金・奨学金を巻き上げる、養育や教育のために獲得した資金を親だけのために遣う、子どもの私物を勝手に収奪・売買・破壊する、子どもの望む教育の機会を奪う、など(経済的虐待とは

文化的虐待親自身が精神病・過激な政治思想の持ち主・狂信者・企業舎弟などで、思想・信条の自由を認めない、学歴・所得・職業・性・国籍などに偏見と差別意識をもっているために家庭での教えと学校・一般社会で学ぶ常識との板挟みにする、家の外の人間関係を築きにくくしていじめられやすくする、など(文化的虐待とは


●あなたの周囲の人にも、公募を知らせてほしい!

 「親への手紙」を公募することには、応募者が未成年の場合、今まさに起きている虐待を早期に発見し、解決につなげられるというメリットもある。
 大人でも、とがった心をおだやかに落ち着かせ、長年の生きづらさから解放されるグリーフワークになる。

 そこで、『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)の出版プロジェクトでは、情報拡散の協力者も募っている。
 カンタンな協力については、このページを見てほしい。

 以下の場所にいる方は、このチラシをダウンロード&プリントして掲示・配布するか、公募サイトへのリンクをメールマガジン、メーリングリスト、ブログ、SNSなどで紹介してほしい。

★小・中学校:学童保育、PTA、教職員組合、校長会など

★高校:生徒会、放送部、保護者会、教職員組合など
★大学・短大・専門学校:学生課、サークルなど
★NPO:こども食堂、子どもシェルターなど
★企業:労働組合、青年会議所など
★その他:児童相談所、警察の青少年課(生活安全課)、児童養護施設、自立援助ホーム、少年刑務所、鑑別所、更生保護施設、精神病院、小児科病院など

 もっとも、この本は、先払い購入寄付によって制作資金400万円を調達しないと作れない。
 なので、いま、急ピッチで先払い購入寄付を呼びかけている。

 1冊2000円(税・送料込み)だが、個人が1冊ずつ購入してくれるだけでは、なかなか400万円に届くのが難しい。
 だから、企業や富裕層に向けても、以下のブログ記事で訴えている。


 これらの記事のリンクをtwitterやfacebookなどで拡散してほしい。
 身近に経営者や富裕層がいるなら、直接この記事を教えてあげてほしい。

 この国では、5日間に1人の割合で子どもが親による虐待で殺されている。
 そうした子どもを救うには、虐待された痛みを多くの人と分かち合う必要がある。

 そのための道具として、虐待された当事者100人の痛みを伝える『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)が必要なんだ。
 こんな本は、他にない。

 下記の動画で本の内容のサンプルを見て、「親から虐待される子を1人でも減らしたい」と思ってくれたなら、公募や購入、寄付、情報拡散などに、あなたの力を少しだけ貸してほしい。

 

 また、610日(土)に新宿で「親への手紙」イベントを開催し、会場でも購入や寄付を受け付けるので、経営者や富裕層の友人・知人を誘って足を運んでほしい。
 みんなで、子どもが親に虐待されない社会に変えよう!

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