4月からの3ヶ月間で集ったお金は、6月30日(金)午後1時の時点で、102万円6000円。
必要な資金の4分の1しか達成できていない。
このままだと、当初予定していた今年9月の出版がおぼつかなくなる。
そこで、出版までのハードルを下げるために、200万円を達成した時点で本の制作にとりかかりたい。
つまり、あと100万円をなるだけ早めに集めたいのだ。
どういうことか。
200万円あれば、本を作るために最低限度必要な紙代・デザイン代・印刷費・流通諸経費などはギリギリ捻出できる。
しかし、そこには出版社の利益、僕(今一生)の編集ギャラ、選考委員・解説者3人への原稿執筆ギャラ、手紙採用者の謝礼(1人1万円☓100名)などの人件費は入っていない。
人件費がないままだと、この本を作るのに携わった人たちがタダ働きをすることになるが、実際はタダ働きどころか、お金や時間、労力を損失するだけになるのだ。
そこで、追加100万円を急いで調達すると同時に、7~12月の6ヶ月間に残りの200万円を先払い購入と寄付で集めたい。
この3ヶ月間、ネット上で毎日朝から晩まで情報を拡散して100人以上の一般市民の方々から100万円を集められた。
だから、あと6ヶ月間あれば、200万円の調達は、僕がこれまで通り休まずに他の仕事もそっちのけでがんばり続ければ、できないことはないだろう。
もっとも、無事に本が9月に出版できたとしても、本の売上から出版社や僕への入金がなされるのは来年以後になる。
それも、本が売れればの話であって、販売促進や営業、広報、広告のための時間・労力・資金は、僕や出版社が持ち出しで払っていくしかないのだ。
そんな苦労をしてまで『新編 日本一醜い親への手紙』を出版したいのは、なぜか。
親から虐待された人々の痛みを日本人の大半が知らず、それゆえに子どもへの虐待がいつまでも続けられ、一生を通じて「生きてく希望」を感じ取れないでいる現実を変えたいからだ。
親に虐待されても、子ども一人で児童相談所へ駆け込めば門前払いされるし、担任の先生を連れて児童相談所へ足を運んでも、はほとんど一時保護がされないために、帰宅した家でさらにひどい虐待を受けることになる。
かといって、子どもは親を裁判で訴えることも事実上できないし、子どもを緊急時に救うためのシェルターも圧倒的に足りていない。
それぐらい、この国には子どもの命を守る文化がないし、子どもの人権に対する関心も薄いので、親権者による支配と隷属を拒否する権利もなければ、親からの不当な扱いに対して何ができるのかを学校で教えられることもない。
その結果、自分が虐待されていることにもピンとこないまま大人になり、親になる。
その痛みが、親に虐待されてきた痛みだと気づかなければ、自分が親になった時に虐待だと気づかないまま虐待をしてしまうことになる。
だから、この国では親による虐待で年間70人以上の子どもが殺されているのだ。
この数字を知ったとき、僕は『新編 日本一醜い親への手紙』の出版をいたずらに先延ばしできないと思った。
一刻も早く本を出し、虐待される痛みを一人でも多くの市民と分かち合おうとしない限り、この国の児童福祉の予算は割かれないままだし、子どもを守る法制度改革も進まない。
だからこそ、残り100万円を一刻も早く集める必要があるんだ。
★先払いで本を買う!
★買わずに出版制作費へ寄付する
★「親への手紙」を書いて応募する
●本を出版してからが本番。制作を始めさせてほしい!
『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)を出版できれば、この国の子どもの命と権利を守るために、以下の活動を始めることは、このブログ記事でさんざん書いてきた。
① 企業で「子どもの人権」の研修の教材として活用してもらい、自発的には本を買わず、「親から虐待される痛み」に関心を持たない一般市民の関心を高める
② 政治や有名アーチスト、ジャーナリストなどのインフルエンサー(社会的影響力のある人)に本を送り、児童虐待の防止を実現するための政策・アート作品・記事や番組を作ってもらうよう働きかける
③ 若手クリエイター向けに親から虐待される痛みをテーマにした音楽・美術・映画・演劇などのアート作品を、出版後3年間で100プロジェクト起こし、虐待についての認知度向上をはかる
この国で、児童虐待がカジュアルな話題となり、1人また1人と「虐待される痛み」をなんとかしたいと動き出す人を増やせるようにすれば、児童福祉に携わる人はもちろん、弁護士や教職員、政治家や市民活動家なども、子どもが虐待されない仕組みを作り出そうとするだろう。
そういうムーブメントを作り出すためにも、「虐待される痛み」を100人分も伝える唯一の本『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)を出版する必要があるんだ。
実際、20年前に同様の本を作った際、児童相談所への虐待相談の件数を次年度に5倍に増やした実績があるほど、この本の内容のインパクトは絶大だ。
本は、社会を誰にとっても生きやすい場所へ変えるためのアイテムであり、手段にすぎない。
しかし、その手段なしには「子どもが虐待されない社会」は作れないし、実際、従来の虐待防止の啓発活動は、虐待を止めるのに有効とは言えなかった。
『新編 日本一醜い親への手紙』の先払い購入では、自分が尊敬する有名人に贈ることもできるし、大量購入には特典として「子どもの権利」の研修を受ける権利などもついている。
この本の出版自体が、子どもを守る仕組みを作り出すチャンスになるのだ。
この国の子どもたちにとっての希望は、あなたが1冊2000円(税・送料込み)の『新編 日本一醜い親への手紙』を買うことで作り出せる。
5日間経つごとに1人の子どもが親による虐待で殺されているこの国で、あなたが出す2000円には、とても大きな価値があるんだ。
もう、子どもが殺されない社会にしようじゃないか。
他に有効な方法があるなら、教えてほしい。
僕は今後も、たった2000円から始められる革命を続けていきたい。
この本の出版の先にある、子どもの人権を作り出すことを、絶対にあきらめたくない!
ほんの少しだけ、力を貸してほしい。
★先払いで本を買う!
★買わずに出版制作費へ寄付する
★「親への手紙」を書いて応募する
追伸
1.今日(30日)夜9時からツイキャス生配信で夕方6時までの結果報告をします
2.「親への手紙」の〆切りも今日(30日)ですが、土日も受け付けます。
正午現在、86点しか集っていないですが、100点には届く見込みですので、お早めにご応募ください。
3.このプロジェクトは6月30日に半額の200万円を達成し、本を9月に出版すること自体は決定しました。
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