そして、11月7日、その制作費に必要なお金が、100万円を切りました!
既存のクラウドファンディングを使わなくても、300万円以上のお金が集まったのは、この本を特設サイトから購入してくださった方、何の見返りもない寄付をしてくださった多くの方々のおかげです。
本当に心から御礼を申し上げます。
あと、100万円。
これは、この本に手紙を書いてくださった100名へ支払う謝礼に相当します。
1名につき1万円の謝礼を、今年の年末までに振り込む約束して、手紙を公募したので、なんとか残り2ヶ月弱の間に、引き続き、ご支援をお願いする次第です。
この制作費への支援のほとんどは、裕福な人による出資ではありません。
親から虐待される苦しみを理解し、その苦しみを一人でも多くの人に知ってもらい、親から虐待される子どもが1人でも減ることを切実に祈る方々が出したお金です。
その中には、生活保護を受給しながら精神科に通っている方もいれば、認知症の親を毎日苦々しい思いで介護している被虐待経験者もいます。
つまり、決して裕福とはいえない方々が、「虐待、なくなれ!」の思いを込めて、この本を世に出すことを後押ししてくれたのです。
僕はそういう方々の熱い思いに応える形で、全国各地で子ども虐待防止を訴えるノーギャラ講演会を年内までに18ヶ所回ります。
僕自身の貯金まで制作費につぎ込んできたので、各地で赤字になると、正直しんどい部分がないとはいえません。
講演の準備だけでかなりの時間がかかるので、新たな執筆の仕事もできないため、低収入の中でのノーギャラ講演会だからです。
でも、この講演会の各地の主催者の方々も、イベントなど運営したことがない一般市民であり、親から虐待された経験者や精神科通院者も珍しくありません。
みんな「虐待、なくなれ!」の熱い思いで、自発的に動き始めてくれている。
これ自体、とても驚異的な社会の変化!
だから、僕は休んでいられないのです。
国や自治体が主催する講演会が上っ面ばかりなのに比べれば、僕の講演会は「良い子」を強いるような話が一切なく、終了後のお茶会や飲み会はとても楽しく、被虐待の当事者たちが仲間を発見し合うチャンスになっています。
こういう熱い思いに支えられ、僕は来年以後も新たな「子ども虐待防止」の仕組み作りに奔走します。
本や以前のブログに書いたように、2020年まで『STOP! 児童虐待100プロジェクト』を続けていきます。
2020年までに100個のプロジェクトを作り出し、多くの人を巻き込んでいきます。
その一つは、12月20日〆切りの『公式キャンペーンソング』の募集です。
多くの人が「子ども虐待なんて誰にもさせたくない」と思ってしまうような新しい歌を募集しています。
この国に、子どもが虐待されない仕組みを民間で作り出し、子どもを虐待する制度を変えられる時代を導きたい。
参政権がないからといって、子どもが(親・教師を含む)大人たちに人権を奪われるようなことがあってはならないと思います。
ぜひ、あなたにとって無理のない方法で、この本の制作費の不足分100万円を埋め合わせるのに、力を貸してください。
親から虐待された当事者の体験が100人分も掲載されているのは、この本以外にありません。
この本を1人でも多くの方に読んでいただき、子ども虐待がどれほど苦しいものなのかを、知ってほしいです。
僕は、「子ども虐待を一刻も早くなくしたい!」という熱い思いを持つ方が、この国にはまだまだたくさんいてくれるはずだと信じています。
あなたも、その一人だと。
★サポート購入(※5冊単位で注文)
http://letters-to-parents.blogspot.jp/2017/02/blog-post_1.html
★寄付
http://letters-to-parents.blogspot.jp/2017/02/blog-post_14.html
★各地のノーギャラ講演会に足を運ぶ
http://letters-to-parents.blogspot.jp/2015/10/2017.html
★虐待防止ソングを作ってみる
http://letters-to-parents.blogspot.jp/2016/04/songs.html
なお、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』は、以下の方法で購入できます。
★dZERO(カード・スマホ・webマネー)
shop.dze.ro/books/75
★全国の書店(在庫有り。無ければ注文して取り寄せ、店頭受取)
★丸善&ジュンク堂(在庫◯をチェック)
https://honto.jp/netstore/pd-store_0628712043.html★ネット書店
http://con-isshow.blogspot.jp/2017/10/letters-kanto-area.html
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