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■『日本一醜い親への手紙~』の目次

 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』という本は、親から虐待された100名が書いたものです。

 「虐待」という言葉に、「うちはそこまでじゃなかったから興味ないや」と思う人もいるでしょう。
 でも、目次にある執筆者たちの言葉を観れば、「あれ? 自分のことじゃん」と気づく人もいるのでは?

 そこで、目次を紹介します。
 あなたと親との間に起こったことを思い出してもらえれば、生きづらさから解放され、仲間を見つけることもできるはずです。


はじめに 不当ながまんを強いられる子どもたち

気づく
 私にも意志がある
 いけにえ
 プレゼントはゴミ箱に
 見えないんだよ
 衣食住の権力者
 殺し合う両親
 笑顔を求めないで
 お互いに救われない
 あなたのねらい通りに
 罪に問われない殺人者
 あんた死ねよ
 あんたたちとは違う
 多額の死亡保険
 不倫の代償
 父も母も「責める人」
 本が私を助けてくれた
 お父さんに馬乗り
 パパのいやし
 援助交際という居場所
 いらないなら捨てて
 金の亡者の道具
 きょうだい児
 稼げば生きていける

戦う
 できるなら惨殺したい
 サンタさんへのお願い
 殺さない理由
 毒のゴミ箱
 見捨てるのは怖い
 腐った食べ物
 いつも私の足かせ
 モニターに映る母
 交代人格の家族
 もう屈しない
 「とうに時効でしょ」
 中卒のシングルマザー
 自傷と共に笑ったふり
 お母さんの虚像
 誰も助けてくれない
 にせものの許し
 生き地獄
 あなたの拳
 どなり声とさとす声
 とけた謎
 うそつきになる
 謝って済む話じゃない
 まやかしの絆
 一生呪う
 生き抜いてみせます
 「子どもの言うこと」
 殺されたあの子
 「俺が法だ」

出あう
 お母さんは知らない
 思い出すと苦しい
 「おまえは悪魔だ」
 死んだら負け
 お父さんの殺し方
 貴殿が反面教師
 守ってくれた恩人
 子どもの人権ノート
 権威ある男が怖い
 お母さんは明るいのに
 他人のつもりで
 タダ働き家来
 自己否定はやめました
 人生泥棒
 そっとしておいて
 私を助けてくれたのは
 経済的虐待
 うそつきになっていい
 すべてがクソなわけじゃない
 私は負けません
 会えば体調が悪くなる
 声を上げる勇気

変わる
 あなたを捨てます
 私の親は仏様
 気づくのが遅すぎた
 殴られても蹴られても
 ねじ曲げられた私
 表面上いい関係
 早く死ねばいいのに
 東大出のクズ
 今さら信じられない
 娘の幸福を許せない母
 世間では先生さま
 あなたが弱者になる日
 戦って勝ち取ったもの
 記憶から消えて
 「とにかく生きなさい」
 あんたは変わらない
 私には牢獄
 クソ女
 忘れてもいいから
 他人の方が親身
 母がやさしくなった理由
 私は壊れない
 人生はわからない
 愛されるために家を出る
 復讐する価値もない
 どこかすがすがしい
 生きるための祈り

選者解説
 壮絶な痛みと苦しみを経て 東 小雪
 「ありのままの姿」をさらす親たち 信田さよ子
おわりに 勇気ある行動によって
STOP! 児童虐待100プロジェクト
謝辞 本書の出版を支援してくださったみなさんへ
応募手紙の全文と編著者のメッセージを閲覧・視聴する方法



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 この本は、自分だけで読む本ではありません。
 「子ども虐待? はぁ? 知らねーし」という人に、そっと手渡してほしい本なのです。

 『日本一醜い親への手紙』をAMAZON1位にしよう!という記事にも書きましたが、ネットをゆっくり楽しめる年始にこの本が話題になれば、子ども虐待の深刻な現実に気づく人も増えます。

 1人でもこの本を読む人を増やしたい。
 この国では、虐待する親をケアしても、虐待される子どもはケアせず、おかげで虐待相談は増えるばかりで、虐待予防には完全に失敗しているからです。


 これまでの考えを変えないと、子ども虐待はいつまでも続きます。
 だからこそ、子ども視点で虐待の現実を暴き出したこの本はRockなのです。
 Rockの文化を知っている人なら、この本の持つ価値がわかるはず。

 あなたも、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を買ってください。
 1冊だけでなく、もう1冊を!

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