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■「親への手紙」虐待防止 全国ツアー 2018 受付開始

 昨年(2017年)10~12月の3ヶ月間、僕(今一生)は全国19ヶ所で子ども虐待防止を訴える講演を行った。
 これは、各地の市民が開催を企画・運営してくれたおかげで実現したものだ。

 内容は、僕の講演(60分)+親への手紙の朗読(30分)+質疑応答(30分)。
 終了後は、任意参加のお茶会を会場付近で開催。
 その後は、飲み会もあり。

 講演の内容は、最新情報を盛り込んだ新しいものに更新します。
 主催者側のニーズに応じて、以下のように内容を変更することもできます。

●子ども虐待をさせない仕組みを作る方法
●親に虐待されて病気・障害を負った人が、自分の無理なくできる仕事を自分で作った事例
●誰でもできる、『日本一醜い親への手紙~』を活用した当事者主体のアクション
●虐待から見えてくる、子どもの人権を守れる制度のあり方
 …など。

 僕はノーギャラで依頼に応じると同時に、現地までの往復交通費と宿泊費を講演会の入場料で賄おうと呼びかけた。
 赤字のところもあったが、一方で黒字のところもあったため、19本の講演のトータルで収支がとんとんになった。

 もっとも、ノーギャラでは他の仕事をすれば入るはずの収入がなく、減収になる。
 それどころか、僕は手紙本の制作費に個人資産を全部投入していたため、年末には貯金ゼロになった。
 今年(2018年)も虐待防止講演を各地でやりたいが、昨年と同様にはできない。

 そこで、講演ギャラ・往復交通費・宿泊費などすべてコミコミで10万円ぽっきりで講演依頼を受け付けることにした
(※公演開催のチラシ印刷費・会場レンタル費などは含まれていないので、それらはなるだけ安く済むように主催者グループで調達してみてほしい)


今一生(こん・いっしょう)Profile
1965年、群馬県高崎市生まれ。千葉県立木更津高校卒。
早稲田大学第一文学部除籍。
コピーライターを経て、199010月からフリーライター&編集者。
千葉県市原市に在住。
1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』3部作をCreate Media名義で企画・編集。その後の文庫版・復刻版などの累計は30万部を超え、芥川賞作家・村上龍氏から対談を申し込まれる。
1999年、被虐待児童とDV妻が経済的かつ合法的に自立できる本『完全家出マニュアル』を発表。そこで造語した「プチ家出」は流行語に。
その後、家出できない被虐待経験者を取材し続け、彼らに自傷・自殺未遂の経験者が多いことから15年以上、300人に上る自殺経験者と付き合い、自殺の誘因となる社会的課題をビジネスの手法で解決する「社会起業」(ソーシャルビジネス)の取材を続け、経産省より先に日本初の47都道府県別・社会起業家リンク集」を作成。
2007年、東京大学で自主ゼミの講師に招かれ、1年間、社会起業を教える。
20087月、『社会起業支援サミット』を早稲田大学で開催。全国から社会起業家10団体と市民300人を動員し、社会起業家の認知向上を支援。
2009年は全国の学生に地元開催を呼びかけ、2010年4月までに27都道府県で実施。
2011311日以後は、地方自治体や日本財団など全国各地でソーシャルデザインに関する講演を精力的に行う。
2017年、20年ぶりに親から虐待された方から公募した手紙集『日本一醜い親への手紙そんな親なら捨てちゃえば?』を、自作のホームページを通じて制作資金400万円を8ヶ月間で調達して刊行。
著書に、宮台真司・田口ランディらと対談した『家族新生』(ワニブックス)、『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)、『猫とビートルズ』(共著)など多数。国内外の新聞・テレビ・雑誌でのコメント、大学・自治体から依頼された講演多数。

 既に今年(2018年)初の講演会が、筑波大学の学生主催によって決定した。

 以下のマニュアルを順序よくこなしていけば、高校生でもできるし、どんな僻地にも足を運ぶので、ぜひ僕をあなたの街に呼んでほしい。
(※10万円以上の資金調達の方法も書いてある)


●きみの住む町でも、虐待防止講演会をやってみないか?

 2018年12月までに開催するなら、まだ十分な準備期間がある。
 開催予定日から2ヶ月以上前なら、30人以上の動員だって難しくない。
(※昨年の開催者は全員、イベント開催の未経験者である一般市民)

 もちろん、学園祭や青年会議所の勉強会、各種の研修会として実施するのもOK。
 だいたいのノウハウは下記を参考にして、気軽に申し込んでほしい。

① 今一生まで「地元で開催したいです」とメールconisshow@gmail.com

② 無料通話ソフト(アプリ)のSkype(スカイプ)かLINEをダウンロード
 スカイプで「con-isshow」のIDを検索し、僕(今一生)ヘ連絡する。
 LINEユーザは、以下のQRコードで友達申請を。
 スマホのアプリにもあるので、早めにダウンロードしておこう。
③ 地元で格安・無料で借りられる場所を探す 
 金・土・日・祝日の午後~夜の時間帯で2時間だけ借りられる場所を探す。
 開催日を現時点より2ヶ月以上先に設定すると、30人以上の集客が容易になる。
 昨年、札幌では男女共同参画センター「エルプラザ」にあたりをつけた。
 72名まで入れる中研修室が料金表を見ると、会場費4400円+備品使用料3400円。
(※大学など学校の先生に開催をお願いすると学校の年間予算で実現することもあるし、学園祭の企画として開催してもOK。もちろん、カフェやライブハウスでもいい)

④ 全体のコスト(経費)を計算する
 札幌エルプラザを利用する場合、
 会場全体費 7800円
配布・設置用のチラシ印刷費 2000円程度(※ラクスル参照)
+今一生のギャラ10万円(千葉~札幌の往復交通費・宿泊費などを一切含む)
 総計で約11万円で収まる。
 もっとも、配布設置のための交通費や、主催者グループの打ち合わせ飲食費などをちゃんと記録し、後日精算するとなると、これに1万円ぐらいはかかるだろう。
 つまり、結果的に12万円程度がかかる計算になる。

⑤ 入場料の額面を設定し、不足分を調達する
     0円  小学生以下
  1000円 中学生
 1500円 15~18歳(※高校生など学生のみ)
 2000円 19~22歳(※大学生など学生のみ)
 2500円 23歳以上
 
 一見高いように見えるが、事前メール予約で当日500円引きにしておけば、ネットをやっていない50代以上だけが額面通りを払うことになる。

 そこで、実質1500円を払う層が20人以上集まれば、3万円を当日調達できる。
 足りない9万円は、以下の方法で調達しよう。

★チラシ+告知ブログに広告枠を設け、一枠5000円で地元の有名企業から出資をお願い
 →3人で運営すれば、1人2社のスポンサーを見つけるだけで3万円を調達
★地元の大企業のCSR部署へ相談し、不足分のスポンサードを相談
★学校や会社、家庭で少額の寄付を大人から集める「カンパ班」を作る
★学園祭の予算、大学内の教授に年間予算内での開催を相談
★クラウドファンディング
 →FAAVOのような地域密着のクラウドファンディングなら経費全額も調達可能
★県や市、町など役所に相談すると、全額を予算で動いてくれることも
 →図書館や男女共同参画センター、社会福祉協議会へ地元市民が提案

 なお、以下のようなイベントとして組み入れてもらってもいい。

◎教職員や養護教諭、校長会などの研修会
◎青年会議所、商工会議所、ライオンズクラブなどでの定例会
◎心理学・社会学系の学生サークルの勉強会
◎お寺さんなどの宗教法人による勉強会
◎子ども関連商品を扱う企業の研修会
◎プロ俳優・声優による朗読会の一環として
◎社会貢献一般をテーマにした公開イベント

 当日は、今一生Create Mediaの著作物を持参した方には、もれなくサインします。
 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』のサイン本&僕のオリジナルメッセージは、クラウドファンディングの対価にもできます。

⑥ 会場に予約を入れる
 日時と会場の候補をスカイプ(or LINE)&メールを使って今一生と打合せする。
 仮予約→本予約→事前精算(会場費の先払い)。
 仮予約の際は、任意の団体名を考え、名付けておく。
 札幌では、「札幌AC2017」と名付けた。

 団体名で申請すれば、市内の公共施設の予約がネット上でも容易にできる。
 これで日時と会場が決定するので、今一生はイベントチラシを独自にPDF(参考リンク)で作り、ネット上からダウンロードできるようにする。
 同時に、ブログ記事で紹介し、SNSで拡散。参考記事はコチラ
(※PDFチラシには、問い合わせ先として現地の主催者のメールアドレスを公開)

 また、今一生はその土地のNHKや新聞社、ラジオ局などにイベント広報のためにプレスリリース(報道資料)を送付する。
 交通チケットや宿の手配などは、今一生側でやる。

⑦ 市の「後援」をとりつける
 ⑥のPDFチラシをネットプリントで印刷&コピーし、市役所の児童福祉課や市民活動課、社会福祉協議会、青少年課などに持参。
 市としての「後援」をお願いし、一つでも了承を得られたら、今一生へメールで知らせる。
 同時に、同じ市役所の「市民だより」編集部に足を運び、「催し」の欄にイベント情報を載せてもらうよう、PDFチラシを渡して交渉する。

⑧ 広報活動を行う
 今一生のイベント情報のブログ記事を、twitterやfacebookなどで日々拡散。
 mixiの関連コミュニティへ書き込んだり、facebookページを新設するなど、情報拡散できるところには、どんどん書き込もう。
 できれば、地元の主催者としてのブログ記事も作ってほしい。

 今一生から提供されるPDFチラシはコピーし、現地の主催者の生活や仕事で移動する際、無理のない範囲で設置・配布する。
 職場、学校(卒業してもしてなくても)、公民館、市役所、文化センター、ライブハウスなど、設置可能なところに足を運ぼう。
 地域のFM局やローカル新聞社、地域情報誌などへ持参してもOK。

⑨ 当日までのスタッフを公募する
 なるだけビデオや写真の撮影をしてくださる方と、受付スタッフの計2名を確保したい。
 どちらも、イベントに参加したい人の中から公募すると見つけやすいし、SNSで公募してもいい。
 スタッフは入場無料で入れるようにする。
 地元の大学などの学生サークルや児童虐待防止のNPOなどにも声をかけておくと、協力してくれることもある。

⑩ 当日は30分前に会場で集合
 プロジェクターをセットし、主催者が持参するノートパソコンと接続する。
 施設では、プロジェクターとパソコンをつなぐコネクターを常備しているかを確認しておこう。
 机を並べ、映写を確認し、受付を開始。
 ビデオカメラの位置を決める。
 講演会60分+「親への手紙」朗読30分+質疑応答30分で2時間を構成。
(※時間配分や内容は、現地の主催者との話し合いで変更あり。朗読はスタッフで)

 終了後は、近隣のカフェや居酒屋でオフ会も開催するので、事前に店を事前に予約しておきたいところ。
 そのために、参加者は10名ほどに限定しておいたほうがいいかも。
 参加予約メールをもらった時に、その返事でオフ会に参加したいかどうかを尋ねておこう。

 以上、わからないことがあれば、そのつど今一生と話し合いをしよう。
 「イベントなんかやったことない」という人でも、「開催してみたい!」と思ったら、気軽にメールで問い合わせてほしい。

 「イベント開催はできないけど、広報を手伝いたい」という方や、ネット上で「誰か地元の◯◯市でこども虐待防止の講演会を主催してくれませんか?」と呼びかけたい方は、このブログ記事をあなた自身のブログやtwitterなどで拡散してほしい。

 なお、2018年9月末までに20ヶ所以上からの講演オファーがない場合、1本20万円に引き上げることも検討中
 早めにメールで気軽に相談してほしい。


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