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■音楽・アート・写真で子ども虐待防止を訴えよう

 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(Create Media編/dZERO刊)は、家族によって隠蔽されてきた子ども虐待の実態を、被害にあった10~50代の当事者100名が勇気を出して告白した手記集です。

 そこで、もっと多くの人たちに「虐待された人の痛み」を知ってもらうために、この本のプロモーションビデオの音源として、書きおろしオリジナルのキャンペーンソングを募集します。

 子ども虐待をあなた自身の痛みととらえて、誰からも助けてもらえなかった弱者の子ども時代に親から虐待される恐ろしさや、その不安を抱えながら必死で生きのびてきた人たちの気持ちを、あなたらしく肯定する歌を作ってください。

 入選したい気持ち以上に、歌を作ることで「親から虐待された人たちの思い」をよのなかへ届けることに価値を感じる方からの応募をお待ちしています!

【応募資格】 プロ・アマ不問。音楽ジャンルも不問。
       1人で複数の応募もOK。
【応募内容】 日本語の歌詞をつけたオリジナルの歌唱作品(※3分以内)
       (部分的に日本語以外が使用されていてもかまいません)
【応募方法】 Youtubeに楽曲をアップし、下記の編集部までリンクをメール
       Youtubeの説明欄に公式サイトのURLと応募作品であることを明記
       あるいは、mp3ファイルを添付してメール
       (ファイル添付は今一生のチャンネルにこちらでアップ)
       メール本文に、著作権者の名前と作品タイトルを明記
       (※作詞者・作曲者・歌手の名前をクレジット)
【採用点数】 1点のみ
【応募〆切】 20181221日(金)24時
【採用特典】 賞金3万円(年内振込)
【備考】 以下の点をご留意ください
 ※採用音源の著作権は、作者(応募者)に帰属
  今一生とdZEROは無償で使えることとします
 ※応募作品はすべて、公式サイトで紹介
 ※歌詞を作るのに困ったら、2017年の入選作を参考に。
【詳細&応募は…
 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』
 編著者・今一生(Create Media)
 http://letters-to-parents.blogspot.jp/2014/08/2018.html


●アートや写真でも、子ども虐待防止アクションになる!

 『日本一醜い親への手紙~』は、子ども虐待の被害経験者だけでなく、むしろ子ども虐待を知らない、関心のない人に、虐待の深刻さを伝え、子ども虐待を防止する仕組みを作る機運を社会に高めるためのツールです。
 そこで、編著者の今一生は、この本を活用した『STOP! 子ども虐待 100 プロジェクト』を進めています。

 これと同様に、自分のできることから、子ども虐待防止につながるアクションを始める人も増えてきました。
 愛知県在住のデザイナー・浅色ミドリさんは、#毒親アートフェス(正式名称:毒親フェス in アートフェスティバル)を企画し、作品を公募しています。


 これは、毒親に悩まされ続けてきた人たちから作品を募り、展示するもの。
 公式サイトからすぐに応募でき、今年(2018年)11月には実際に展示も行われます。

「私の友人たちもまだ悩み苦しんでいる方たちが多くいます。
 そこで、少しだけアクションを起こすことにしました。
 たまたま企画者自身(@asairo_m)が虐待サバイバーでデザイン寄りの人間なので、
絵やデザインで世界をほんの少しでも変えれたらという思いから、このアートフェスが始まりました。
 プロ・アマ問わず、自分がうまいとか下手だとかを気にする必要はありません。
 特別な技術や知識を必要としません。
 このささやかなお祭りに参加いただいた方たちが少しでも「楽しかった」と思っていただければ幸いです」(概要より)







 一方、東京都在住の田中ハルさんは、「虐待サバイバー写真展」を企画し、被写体を募集中です。
 自分は虐待を受けて育ったが、今、生きている。その証としての写真」を撮らせてください、と田中さんは呼びかけています。

 既に、web上には、被写体になった方の写真と文章が順次公開されています。
樋口夏穂さん
塚本一期さん

 生きていればこそ、つらい気持ちもうちあけられる。
 生きていればこそ、楽しい人生だって始められる。
 あなたも、東京へ来て、田中さんに撮影してもらいませんか?

 あなたが子ども虐待に胸を痛めているなら、あなたができることを始めて下さい。
 今日の日本では、自分が親から虐待されて育ったことに思い当たらず、生きづらさを抱え、自分を責めるばかりで苦しんでいる人が大勢います。

 虐待されていたことに気づくのは意外と遅くて、30~40代に入ってから突然に「ああ、私は虐待されていたんだ!」と気づく人も珍しくないのです。

 だからこそ、何が虐待になるかをわかりやすく伝える紙芝居を児童館で無料で子どもや親たちに見せてもいいですし、教職員なら虐待を教師と生徒が一緒に考える特別授業を企画してもいいはず。

 何をしていいかわからない時は、『STOP! 子ども虐待 100 プロジェクト』を参考に、あなたにもできるアクションを1個でも試みてほしいのです。
 そのアクションが、親から虐待される子どもを救う仕組みや制度を作り出すための大きな波紋に育てていけるので。


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