「平成」の終わりに相変わらずバタバタしていてブログに書きそこなったことを、まとめて紹介しておきたい。
●ふるさと納税で、1型糖尿病の子どもを助けよう!
ソーシャルビジネス・プランナーでCSRコンサルタントの竹井善昭さんは、ふるさと納税の使い道について疑問を呈している。
地域の衰退に歯止めをかけるという意味では、ふるさと納税が3500億円市場に膨れ上がっても実際の地域活性の効果は見込めず、それなら社会的課題の解決に直接つながる活動へ投資した方がいい。
そこで竹井さんは、Girl Powerという団体が行っている「1型糖尿病を戦う子どもを支援しよう」という活動へふるさと納税を使うことを推しているんだ。
下記のバナーをクリックすると、ふるさと納税で子どもたちを支援できる。
●荒木スミシさん、作家生活20周年で最高傑作を出版!
出版レーベル「ノンカフェブックス」を主宰する作家の荒木スミシさんが、5年ぶりに最新作『キルユアアイドル』を発表した(版元: ㈱シネボーイ/制作部:PAPER PAPER )。
同じT シャツを着たことで運命が入れ替わった美しい双子の姉妹が、恋愛・アイドル・殺人など謎めく展開に翻弄される「世界初T シャツアイドルエンターテインメント小説」だ。
取り扱い書店はノンカフェブックスのHPで見られるが、すでにAmazonで購入できるようになっている。
出世作『シンプルライフ・シンドローム』から20年が経ったことに感慨深いものを感じるが、AIのアイドルが登場する21世紀の現実の中で、若者の傷が社会の中でどう昇華されるのかをあえて描く荒木さんの試みを、あなたはどう受け止めるだろうか?
●全日本おっぱいサミットで語られた「旅育」
昨年からウィメンズプラザで開催している「公共の場での授乳」を考えるイベント「全日本おっぱいサミット」の第2回(2018年10月)では、旅育がテーマだった。
旅育とは、子連れで旅行し、子どもの脳を刺激し、結果的に学びの場になるようにしようというもの。
そこで、このイベントに参加したゲストのうち、村田和子さんの著書『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』(日本実業出版社)をお勧めしたい。
この本は「超電導リニア体験乗車ルポ」や「JAL工場見学」、旅育スポットなど、カラー図版と情報が満載で、これから子どもと一緒に旅を楽しみたい子育て世代には「使える1冊」になっている。
これで1512円は安すぎっ!
●2019年の「One For One 皇居マラソン」は、1月5日
「One For One 皇居マラソン」とは、2人1組で約5キロの皇居1周を一緒に走るプチ・マラソン大会だ。
マラソンといっても、歩いてもいい。
このイベントでは、ペースが遅い方に合わせ、同時にゴールする。
このゆるいルールに魅力を感じて、毎年、全国各地からひきこもり、ニート、メンヘラ、生活保護の受給者、フリーターなどが集まってくる。
もちろん、マラソン好きの高齢者や、サラリーマンや学生なども参加している。
一緒に走れば、同じ汗、同じ疲れ、同じ痛みを分かち合える。
終了後は、集会場でみんなで飯を食ったり、ゲームをしながら、誰もが自分のへたれぶりを笑い飛ばせる。
イメージしにくい方のために、9年前にテレビに取材された時にビデオを紹介しておこう。
2019年の開催は1月5日と発表された。
主催者の遠藤一くんは、参加者と準備スタッフを公募してる。
とりあえず、メールを送ってみてはどうかな?
問い合わせ(名前・携帯・メールアドレス)等:forfuture1979[at]gmail.com
●毒親アートフェスの来年の展開は?
虐待サバイバーの浅色ミドリさんが今年(2018年)主催した「毒親アートフェス」は、親から虐待された当事者を中心とした人々が制作した作品を展示するもの。
その作品の中でも、デジタルデータで応募した作品は、プリント出力をする形でどこでも誰でも気軽に展示できる。
作品は、名古屋の画廊や、「子ども虐待防止策」を市民みんなで考える僕の講演会を開催した岡山・奈良・東京・群馬・大阪・広島の会場、神戸での『日本一醜い親への手紙』の朗読会、さいたま市の市民活動サポートセンターなどで展示された。
どれも各地の非営利活動団体からの依頼を受ける形で、浅色さんが無料で作品をメールすることによって成立した展示だ。
もっとも、作品の著作権管理や、画廊を借りての展示、サイト運営などの活動には、浅色さん個人に時間や資金などのコストが積み重なってしまう。
そこで、運営資金への寄付を500円から受け付けている。
来年(2019年)は、企業や青年会議所、児童福祉を学べる大学・専門学校、病院やカウンセリングルーム、自治体の福祉課などが、浅色さんへ展示を依頼してほしい。
その場合は、浅色さんに展示手数料を尋ねてほしい。
info@dokufes.com
とくに、子ども向けの商品・サービスを扱っている企業なら、子ども虐待防止を啓発する趣旨で、この作品展示をオファーする価値は高い。
児童養護施設での展示を企業が企画し、施設で暮らす子どもと一緒に毒親アートフェスに参加するようなプロジェクトを立ち上げてくれたらステキだと思う。
●純セレブ・スピーカーで、松田優作が生き返った!
子ども虐待防止策の講演を行った東京大学の東洋文化研究所の会議室では、開演前にiPadで松田優作の歌を流していた。
すると、会場を貸してくださった安冨歩(東大教授)さんが、その場でiPadを純セレブ・スピーカーに接続してくれた。
ええっ? 松田優作が俺の隣で歌ってる!
まるで生きてるようだ。
こ、これは、すごい!
この興奮、このスピーカーからの音を目の前で聞かないと伝わらないのが悔しい。
もともとアナログで録音された音源なら、録音時のスタジオブースの空気まで伝わってきそう。
松田優作の息遣い、鼻息、録音マイクまでの位置、体の動きまで見えてくるようだ。
マジでこんな音、聞いたことがない!
しかも、卵パックや段ボール箱の内側に紙くずを詰めただけの手作りのスピーカー。
そんなチープな作りのスピーカーが、ここまでオーガニックな音を再生させるとは、プロとしてスピーカーを量産する音響工学の専門家にも考えもつかなかったことだろう。
USB端子をパソコンにつないで電源をとり、iPadに出力端子を差して再生 |
この純セレブスピーカーは、音楽家の片岡祐介さんと安冨歩さんが「純セレブ堂」の公式サイトで開発・販売しているもので、すでにユーザが日に日に増えており、twitterでハッシュタグ「#純セレブスピーカー」を読むと、このスピーカーへの満足度の高さがわかる。
最新情報は、純セレブ堂のtwitterアカウントを確認してほしい。
また、2019年の新年早々に都内でイベントもあるので、音響マニアだけでなく、誰でも気軽に足を運んでみてほしい。
このスピーカーの発明は、さまざまな価値を変えるだけの社会変革でもあるのだから。
(※なお、安冨さんによると、パソコンから電源をとるとノイズを拾う場合があり、スマホの充電器がベターで、車の電源にUSBを差すのがベストとか)
純セレブの夜明け
~道(タオ)の思想に基づく非線形スピーカーのよろこび~
1月9日(水)~18日(金)11:00~18:00
東京大学 東洋文化研究所 1Fロビー
https://www.facebook.com/events/2186427508342841/
なお、純セレブスピーカーについては、いつかまた使用感や最新情報などをごらんのブログ記事で触れてみたい。
…というわけで、他にも友人関連のニュースは、これからの記事で紹介していきます。
乞う、ご期待!
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