日本の子ども虐待防止策は、ことごとく失敗し続けています。
30年以上も失敗し続けているので、児童相談所に届く虐待相談の件数は、一度も減らせず、30年前と比べて約200倍に増えてきました。
そうした現実に対して、僕は、2018年から毎年『子ども虐待防止策イベント』を全国の市民に呼びかけ、全国各地で地元開催を実現してきました。
もっとも、なかなか自分では仲間を集めてイベントを開催することができない方もいるでしょう。
そこで、僕の単独講演をあなたの町で開催するカンタンな方法を伝えます。
① 「児童虐待防止推進月間」+「○○市(区・県)」で検索
この2つの言葉でGoogle検索すると、あなたの地元の町で虐待防止イベントを開催する役所の部署がわかります。
千葉市の場合、以下のページが出てきます。
② 役所の担当部署のメールアドレスへ、以下の文章をコピーしてメール
「児童虐待防止推進月間のイベントに、『子ども虐待は、なくせる』(日本評論社)の著者で、虐待サバイバー100人の手記を集めた『日本一醜い親への手紙』(dZERO)の編著者であるフリーライターの今一生さんに子ども虐待防止の講演をお願いしてほしいです。今一生さんの公式サイトはこちら。 https://createmedia2020.blogspot.com/ 」
たったこれだけの作業で、地元市民からのリクエストが役所でどう受け止めてもらえるかがわかります。
なぜ、あなたにこのお願いをするかといえば、従来のように児童虐待防止推進月間にオレンジリボン運動を続けても、子ども虐待は一度も減っていないからです。
昨年(2021年)、僕は茨城県が後援する「第12回子ども虐待をなくそう! 県民のつどい」に招かれて講演しました。
後日、この講演を聞いた方々からの感想が主催者から送られてきました。
すると、例年とは異なり、僕の話にショックを受けた市民が多く、圧倒的に書き込みが多かったそうです。
上の動画の通り、僕は子ども虐待に関する公式統計と関連法によって「不都合な現実」を浮き彫りにしています。
しかし、これらの内容は、虐待を語る上での基礎知識にすぎません。
僕が出るまでの講演者は、基礎知識すら満足に伝えず、虐待防止に役立たない(眠くなるような)講演をする人が多かったのでしょう。
毎年11月は、児童虐待防止推進月間。
でも、役所がやっているのは、虐待通告ダイヤル189を啓発するオレンジリボン運動ばかりで、あとは「専門家」の講演を聞かせて終わり、です。
その結果、子ども虐待防止策は更新されず、虐待相談の件数が増え続けるばかりで、虐待を減らすことはできませんでした。
子どもを虐待を救うなら、被害に遭う子どもの視点に基づく虐待防止策を考える必要があります。
僕は、実際に親から虐待された当事者の目線で、虐待防止策をどう更新すればいいのかについて語ります。
あなたの町へ、僕を呼んでください。
それは、前述したカンタンな方法で実現できるのです。
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子ども虐待の現状と、新しい防止策