この事業には多くの疑問があり、既に報道でも疑問視する記事が増えている。
そこで、まだ記事では指摘されていない以下の4点について、8月14日、こども家庭庁にメールで質問してみた。
① 虐待親には、子どもを虐待している事実を悟られないよう、家族全 員が笑顔の写真を撮影し、世間に見せることがあります。
今回の企画で家族写真を採用された家族について、こども家庭庁は 責任をもってその家族の実態調査をするつもりですか?
② その実態調査をしない場合、国がその親に「虐待の事実がない」とお墨付きを与えることになりますが、 写真の公表後に虐待で子どもが児相のお世話になったり、親に殺さ れた場合、どなたが、どのように責任を取るのでしょうか?
③ 「入賞作品の発表では、こども家庭庁ホームページに作品のタイト ル、ご応募名(匿名やアカウント名等でも可)を掲載」 とありますが、その名前をどうするかについて、虐待親は子どもに決めさせること はないはずです。
虐待親は、「被虐待児」なんて匿名は却下するでしょうから。
その場合、子どもは傷つき、顔もさらされてしまうので、学校でい じめに遭う恐れが高くなります。
こども家庭庁では、採用した家族写真の子どもから、親のいないと ころで直接話を聞いて、どういう匿名をつけたかったのかを確認す るつもりはありますか?
④ 親から虐待された人にとって、「こどもが自分らしくいきいきと輝 いている様子」や家族団らんのような写真が、欲しくても得られな かったイメージであることはご存じだと思います。
そうした虐待サバイバーにとって、今回の企画は「感動ポルノ」そ のものです。
サバイバーによっては、トラウマにふれて精神病が悪化する恐れも ありますが、そういう方々に向けての「閲覧注意」を喚起する説明 をする予定はないのでしょうか?
今回の企画で家族写真を採用された家族について、こども家庭庁は
② その実態調査をしない場合、国がその親に「虐待の事実がない」とお墨付きを与えることになりますが、
③ 「入賞作品の発表では、こども家庭庁ホームページに作品のタイト
虐待親は、「被虐待児」なんて匿名は却下するでしょうから。
その場合、子どもは傷つき、顔もさらされてしまうので、学校でい
こども家庭庁では、採用した家族写真の子どもから、親のいないと
④ 親から虐待された人にとって、「こどもが自分らしくいきいきと輝
そうした虐待サバイバーにとって、今回の企画は「感動ポルノ」そ
サバイバーによっては、トラウマにふれて精神病が悪化する恐れも
こども家庭庁で働く官僚は、僕らが払った税金で仕事をし、高収入を得ているだけでなく、所得も増え続けている。
では、こども家庭庁からどんな回答があったのか?
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子ども虐待の現状と、新しい防止策