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#毒親アートフェス 今すぐ応募しよう! 〆切11・10

寺山修司 写真集『犬神家の人々』より

 あなたが親から虐待されてきたなら、あるいは、毒親に苦しめられている友人・知人がいるなら、虐待について感じる思いを込めて、今すぐ絵を描いてほしい。
 写真やコラージュ作品でもいいし、油絵でも水彩でも、マンガでもイラストでもいい。
 子ども虐待の現実と向き合い、自由に創作した平面のアート作品なら何でもいいんだ。

 毒親フェスinアートフェスティバル(以下、毒親アートフェス)という企画展では、「虐待」「望む世界」の2つのテーマ別にそれぞれ100点の作品を公募してる。
 しかも、応募作品は、先着100名まで無審査で展示できるんだ(※最大200名)。
 11月の名古屋の画廊での展示に合わせ、応募〆切が11月10日(土)必着と迫っている。


 あなたが親から虐待されてきた人なら、「虐待について」あるいは「自分が望んでいる世界」のどちらかのテーマで自由に絵を描いて応募する。
 自分が実際に親からされた虐待の残酷さを描いてもいいだろうし、虐待されてきた自分が切実にほしかった親のイメージを「本当はこんな世界で生きたかった」と望みを込めて作品を作ってもいい。

 あなたの友人・知人に毒親がいるなら、「虐待の現実を生きてきた人に伝えたいこと」あるいは「『日本一醜い親への手紙』を読んで社会に訴えたいこと」のどちらかのテーマで自由に絵を描いて応募する。

 毒親に悩まされている友人に電話して、その人から虐待される痛みや気持ちを聞くと描きたい絵が見えてくるし、本屋や図書館にある『日本一醜い親への手紙』シリーズを読んでショックを受け、よのなかに訴えたい気持ちがふつふつとわいたら、自分でも思わず納得できる作品を仕上げられるだろう。



 この毒親アートフェスは、自身も「虐待サバイバー」(※虐待から生き残ってこれた人)とうちあけるデザイナーの浅色ミドリさんが企画したもの。
 彼は言う。
絵やデザインで世界をほんの少しでも変えれたらという思いから、このアートフェスが始まりました。
 プロ・アマ問わず、自分がうまいとか下手だとかを気にする必要はありません。
 特別な技術や知識を必要としません」


 つまり、毒親アートフェスは、審査員のいるコンペ(競争)ではなく、あなた自身が自分の思いを作品創作にぶつけ、あなたらしく虐待の現実に向き合う企画展なんだ。

 100人も受け付けているんだから、「自分の作品なんて…」と思う必要はまったくない。
 応募すれば、よほどの事故がない限り、100%作品が画廊に並ぶんだから。

 むしろ、子ども虐待という深刻な現実に向き合うあなたの魂をぶつけてみてほしい。
 あなたの魂が本物なら、上手い・下手なんて吹っ飛んでしまう。

 アート作品なんて作ったことがない人でも、大丈夫!
 スマホやタブレットにある家族の画像を画像加工アプリを駆使して作品化したり、親に言いたくてもずっと言えなかった言葉をビジュアルに足すのもいいだろう。



毒親アートフェスの応募は、超カンタン!

1.応募(〆切:11月10日)

JPEGなどの画像データの作品
下の応募フォームから必須の情報を入力し、テーマ別に11点(2点まで)を応募。

A4サイズ210mm297mm)なら、縦長・横長のどちらでもOK
解像度は300dpi以上を推奨。
 A4サイズでの仕上がりを確認したい場合は、ネットプリントから画像データを登録し、スマホ持参でセブンイレブンのマルチコピー機でプリントを。

●紙に表現した作品(原画)
裏は白のままA4用紙に作品を表現し、公式サイトにある住所へ郵送(※作品は返送されません)
※郵送後は、info@dokufes.com応募フォームにある必須の項目を書いてメール。

 ※紙で書いた作品は、スマホにセブンイレブン マルチコピーという無料アプリをダウンロードし、このページで説明を読んだあと、セブンイレブンのコピー機でスキャンしてJPEGに変換。
 スマホのファイルフォルダに格納すると、応募フォーム(上のQRコードを読み取る)から即アップロードできます。
 できない場合は、スマホに収めた画像を一度自分のパソコンのメールアドレスに送信後、パソコンから応募フォームへ飛んで応募してください。

2.受付案内
info@dokufes.comへのメール送信後、作品が届いたことを知らせる案内メールが届きます。

3.参加費振込(参加登録)
案内メールを受信したら1週間以内に、案内メールにある口座まで参加費をお振込みください。
17歳までの応募者は無料※振込手数料は参加者様のご負担ください)。
1テーマ応募の場合は500円。
2テーマ応募の場合は1,000円。

 たったこれだけで、名古屋市の「箱の中のお店」の2階の画廊「箱室」に11月22日(木)~25日(日)の4日間、あなたの作品が展示されるのだ。
これ以上くわしいことは、下記リンクを見て確認してほしい。

★毒親アートフェス 公式サイト(※質問はinfo@dokufes.comまで)
 https://dokufes.com/art-fes/
★毒親アートフェス 応募フォーム
 https://dokufes.com/art-fes/attend/
★企画者・浅色ミドリさんのtwitter
 https://twitter.com/asairo_m

 なお、この毒親アートフェスは、子ども視点から虐待を表現する日本初の企画展だ。
 あなたがその100人の1人に入ることは、虐待防止への歴史的な一歩を一緒に歩むことであり、誇らしい創作活動といえる。
 あなたは決して無力じゃない。
 たった1つの作品を送るだけでも、大きなうねりを作るための確かなアクションなんだ。


 この毒親アートフェスに出す作品を考えると、いろんなアイデアが浮かんでくる。
 親子関係には、メディアの報道でも、虚構である映画やドラマ、マンガでも、ネットでも、勝手に「タブー」だと自粛してる表現が多すぎて、本当の気持ちが描かれないことが多いからだ。
 それは、この日本社会に子どもを大事にする文化や歴史がそもそも無いからなんだ。

「俺の進路希望に学費を出さなかったクソおやじ、てめぇなんか、とっとと死んじまえ。親権の法律なんて一度も読んだことないまま、何が『親』だっ!」

「なにかと私の先回りをして勝手に心配するばかりで、私から『自分で考える力』を根こそぎ奪ったママなんて捨てたい! 私の幸せは、私自身が決めるんだ」


「あたしを性的虐待した過去を、なかったことにして生きてる親父、あなたの介護なんて絶対にしない! 私だけガマンするなんて、おかしいよ!」


「何も悪いことをしてないのに、子どもの頃からずっと自分の愚痴の聞き役を僕にやらせた両親よ。あんたたちの元から家出してやる!」


「お父さんはなぜ、私を殴るの? お母さんはなぜ、お父さんにぶたれても別れないの? 私はもう、ぶたれるのはイヤ。こんな家より外の人たちの方がずっとマシ!」


 この企画展への応募が、心に秘めているばかりでずっと言えなかった気持ちを吐き出すチャンスになるといい。
 あなたが吐き出す毒は、誰かにとっては傷ついた心を癒す薬になるのだから。

 同時に、創作の途中で、親から虐待される人に思いをはせながら、「自分も親から虐待されてきたんだ…」とか、「あ、私も毒親だった!」と気づく人が増えてほしい。

 あなたの生きづらさは、本当に「あなた自身が生まれつき弱かったから」だろうか?
 あなたの重ねてきたガマンは、本当に「自分が悪いからしょうがないこと」だろうか?
 その答えは、作品を作っているうちに、おのずとはっきりしてくるだろう。

毒親アートフェス(応募〆切:11月10日)
https://dokufes.com/art-fes/


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