彼らは、初めて講演会イベントを主催した後(あるいはイベントに参加した後)、その経験を活かし、次の活動を自分で考えて動き始めている。
それを一挙に紹介してみよう。
2017年に名古屋で主催した浅色ミドリさんは、2018年に「毒親アートフェス」を企画・開催し、今年も作品を募っている。
2017-2018年に大阪で開催したPower ton the Children in Osakaは、今年(2019年)は大阪の同一選で府内の政治家600名以上に100人の虐待サバイバーが書いた『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』の読後感想文と虐待防止策を求める「虐待サバイバーの手紙読んでや」プロジェクトを5月に実施した。
堺市議3名から回答が届いたが、ほとんどの政治家は虐待防止策を答えることができなかった。
だから、大阪は5年連続で虐待通告数が全国最多を続けているんだ。
Power ton the Children in Osakaは、今年11月にも「子ども虐待防止」講演会を開催するため、LINEのグループチャットでスタッフ・ミーティングを始めてる。
昨年、大阪の「子ども虐待防止」講演会に参加した野添まゆ子さんも、今年から地元・神戸で「毒親短歌お茶会」を始めた。
このお茶会に刺激される形で、名古屋でも『親への手紙★公認朗読者』になった月日さんが「親への手紙」朗読会を6月に開催する。
2018年に東広島市で「子ども虐待防止」講演会を開催したエースプロジェクト社会部は、今年から地元のカフェで、虐待サバイバーだけでなく、引きこもり、不登校経験者、精神疾患や障害のある方、LGBTsの方、何だか今の社会に対して生きづらさを感じている人を対象にしたお茶会を始めた。
2018年に群馬県桐生市で講演会を開催した海津洋子さんは、この開催をきっかけに作った任意団体「こしあわせ群馬」として、今年から「生きづらさ」について語る場をつくりたいと、トークイベントなどをやっていくそうだ。
他にも、福岡で講演会を共催した「ふくおかac」は、今年11月30日の開催の経費を調達するため、寄付を集め始めている。
みんな、それぞれマイペースで自分が無理なくできることから新しいアクションを始めてる。
「お茶会を地元でやっても誰も来ないんじゃないか…」なんて不安に思う必要はない。
来なかったら、一人でお茶して帰ればいいだけ。
それは失敗じゃない。
むしろ、twitterで毎日のように呼びかけたら、多くの人がRTで応援してくれるという事実のありがたさに気づいてほしい。
自分がほしい集まりは、自分が主催者になればこそ、その場のルールや内容を自分で決められる。
面白いプロジェクトは、何度も続ける試行錯誤からやり方を学んでいき、少しずつ作れるようになるんだ。
なお、上記の誰かと連絡を取りたかったら、僕が取り次ごう(メール)。
今年の秋冬に「子ども虐待防止」講演会を地元で開催したい方は、この記事を参照。
子ども虐待をなくす歌を作ってみたい方は、この記事を読んでほしい。
あなたが虐待サバイバーなら、子ども虐待防止にとって、必ず何かができる。
何に苦しみ、何に困り、何を欲していたのかを、あなた自身はたくさん知っているのだから。
何をしていいか、わからなかったら、いっしょに動き出そう!
いっしょに考えよう。
きみは、ひとりじゃない。
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