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■生きづらい人は、9日、桐生に全員集合!


 親から虐待された当事者の声を知り、それをふまえて子ども虐待防止策を考える講演を行い、当事者ニーズに基づく子ども虐待防止策を市民みんなで考えるイベント「Power to the Children 2018 in 群馬」が、12月9日(日)午後2時から桐生市で開催される。


 ところが、今日(12月5日)時点で参加予約者は、たった6人
 同様のイベントを岡山県でやっても20人は参加したのに、桐生市民や群馬県民はどれだけ子ども虐待の深刻さに関心がないんだ!?
 正直、がく然とした。

 群馬県高崎市は、僕の生まれた土地。
 保守系の政治家が支配し、女性議員も少ない町だ。
 そのため、子育ての苦労がわかる政治家も少なければ、増え続ける子ども虐待に有効な政策を打ち出そうとする政治家もいない。

 次世代の町づくりを担う子どもを大事にできない町は、どうなるか?
 地元の雇用も増やせないので、若者たちは町を出ていき、経済的に行きづまり、消滅可能性都市になる。

 消滅可能性都市とは、少子化や人口移動に歯止めがかからず、将来に消滅する可能性がある自治体のこと。
 桐生市は、消滅可能性都市になる可能性が57.6%
 財政破綻したまま、再建できずにいる夕張市のようになりかねないのだ。


 もっとも、自分の暮らしの10年後すら考えない人たちがたくさん住んでいるから、こんな取り返しのつかない惨状になったのだろう。

 自分の人生で、いつまでに何をしたいのか、そのために今から何をしないとまずいのかを考えられないなら、桐生市は予測通り、今よりもっともっと生きずらい場所に変わっていく。

 そんな桐生市で、あえて子ども虐待防止策を市民みんなで考えるイベントを開催しようと動き出したのは、7年間もひきこもっていた女性・かいずさんだ。

 パニック障害とうつを患う、今年で36になる彼女は、ブログにこう書いている。

私の人生はほぼすべて、母のための人生でしかありません。
 機能不全家族で、家族関係で苦しい人はたくさんいる。
 それは決して私だけじゃないし、私だけじゃないと思える人が増えてくれれば、もう少し群馬は生きやすくなれる。
 私はそう信じています」

 彼女は12月7日時点で、このイベントの運営経費を賄う寄付を集め、なんとか入場無料を実現させた。  そんなかいずさんは、地元の新聞・桐生タイムスに名前・顔出しで取材された。
 記事の全文は、ココで読める。


●全国の虐待サバイバーのみんな、かいずさんに会いに来て!

 かいずさんが取材されたこの記事を読んで、あなたは何も感じないか?
 もう1回だけ、よく読んでみてほしい。
 まったく何も感じないとしたら、親や教師、会社、地域社会によって、あなた自身の感情を劣化させられてきたのかもしれない。

 それでも、僕(今一生)はあなたに言いたい。
 「12月9日、桐生においで」と。

 群馬県に住んでなくてもいい。
 自分も海津さんのようになりたい、と思わなくてもいい。
 海津さんの勇気と思いを受け止めてくれたのなら、旅をしながら来てほしい。

 さぁ、出発だー!
 Yahoo!路線であなたの最寄り駅と桐生駅(もしくは新桐生駅)を入力しよう。
 桐生駅までは格安の高速バスも出ていて、仙台・羽田・成田・名古屋・難波・京都・奈良あたりなら往復できるので、早めに予約を。

 往復の交通費と時間がわかったら、宿泊先の予約だ。
 桐生駅前の宿泊ホテルには、4000円台で予約できるホテルがまだある。

 今ひきこもってる人も、不登校をしてる10代も、「住んでる土地を離れたい」と思ってる大人も、親からさんざん虐待されたきたサバイバーも、この機会にかいずさんに会いに行こう!
 桐生まで遠くても、一人の長旅を楽しんじゃおうぜ!

 ちなみに、桐生に泊まる方は、翌10日(月)の午後2時から新宿でやる「今一生のオフ会」にも参加できる。
 桐生からの参加者は、参加予約の上限人数とは関係なく参加OK!
 帰路は、新宿駅南口のバスタ新宿から高速バスで安上がりに帰れるかもね。

 当日は、僕の作った本『生きちゃってるし、死なないし』『「死ぬ自由」という名の救い』『日本一醜い親への手紙~』などを持参された方には、もれなくサインするよ!


 とにかく、かいずさんに会いに来てほしい。
 イベントを開催できる人になれなくても、誰かに会いに行くことはできるはず。
 イベント終了後は、みんなでお茶しよう。楽しいよ!

 きみのまちでは味わえないことを、桐生で楽しんでほしい。
 かいずさんのがんばりに、たった一人でも応えてほしい。
 イベント開催にたった一人で走り続けてきた彼女のがんばりを見守れるのは、きみだけかもしれないんだぜ。

 昨日と同じ1日を9日の日も送るなら、旅に出よう。
 7番目の参加予約者になってほしい。
 誰かのために動くことが、きみ自身の人生を大きく変えるチャンスになるのかもしれないのだから。
 さぁ、旅の準備を始めよう!

(※どうしても来れない方は、せめてイベント情報の拡散で応援を!
 おかげさまで、開催運営費を賄う寄付金が集まり、当日の参加者は全員、入場無料になりました。
 本当にありがとうございます!)


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