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虐待の被害を人前で語ったサバイバーたち #虐待防止策2020



 今年11~12月に全国7か所で『子ども虐待防止策イベント』(←クリック)を、地元の市民ボランティアチームが開催します。


 このイベントでは、親に虐待された当事者が子どもの頃にほしかった虐待防止策を、直接、会場で政治家に伝え、政治家が新しい虐待防止策を議会に提出できるようにします。

 日本では、30年間も子ども虐待防止策に失敗し続けてきました。
 虐待の相談ばかりを増やし、親に子どもを虐待させない仕組みは法制化してこなかったのです。



 その結果、日本では年間350人の14歳以下の子どもが、親による虐待死で命を奪われています。
 1日経てば、1人の子どもが亡くなるのです。
 虐待防止策の方針が、「さんざん虐待された後でそのほんのわずかな子どもしか保護できない」という現状のままなら、今後10年で3500人以上の子どもが虐待で亡くなります。

 たとえ親に殺されなくても、虐待のトラウマによって大人になっても精神病に苦しみ続ける人も少ならずいて、若者の死因1位はずっと自殺のままです。




 今年は、コロナ禍で例年以上に虐待相談が増えているのに、政治家は誰一人、緊急の虐待防止策を議会にはかっていません。
 これでは、子どもは大人の失策と無関心のために、さらに死んでしまうでしょう。

 一刻も早く、親に子どもを虐待させない仕組みを法制化する必要があります。

 しかし、市民(有権者)も、政治家も、子ども虐待がどれほど当事者にとって苦しいのか、どうすれば虐待防止になるのかを知りません。
 だから、『子ども虐待防止策イベント』(←クリック)では、実際に親から虐待されてきた当事者(=虐待サバイバー)自身が、自分の被害について伝えるのです。

 そこで、以下のリンク記事で、当日会場で市民や政治家に自分の体験を語れる人を公募しています。

★当日会場で「親への手紙」を朗読したい方、募集!

 この下にあるのは、過去に『子ども虐待防止策イベント』で被虐待の経験を話したサバイバーの動画です。











 虐待の被害者に対して、世間には「そんなにつらいことは言わないで。観たくないから」という声もあります。
 とても残念な現実ですが、なぜ被害者が黙っていなければいけないのでしょうか?

 「思い出すとパニックになるから人前に立たないで」と心配する声もあります。
 もちろん、無理して人前で話す必要はありません。
 しかし、サバイバー当事者が黙ってしまえば、市民も政治家も虐待の深刻さに気づかず、新しい虐待防止策が切実に必要なことも学べないままです。

 それでは、今後も子どもは泣き寝入りするだけで、虐待を食い止めることはできません。
 彼らの苦しかった声が誰の耳にも届かないまま、一人さみしく亡くなっていくだけ。

 だから、あえて言います。
 「自分と同じような虐待の被害を、自分より若い子どもたちに味あわせたくない!」
 その思いを、被害を伝える勇気に変えませんか?

 上の動画を見れば、会場で、ネットで、顔をさらしても、言わずにはいられなかった虐待サバイバー当事者の思いがわかるはずです。
 彼らは決して「強い人」ではなく、10分間の朗読のために勇気をふりしぼった人たちなのです。

 今年会場で「親への手紙」を朗読したい方、募集(※各地で先着3名まで)
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