日本は、「子どもを大事にしない文化」を歴史的に続けてきた。
これは、残念ながら歴史的教訓だ。
だから、子どもを守る政策は、選挙の主な争点にならない。
(子どもは五輪観戦を「学校行事」として事実上、強制されてるのに)
当然、子ども虐待をなくすための政策の議論も進まない。
それどころか、虐待防止の仕組みを作り出す取り組みが、民間でもほとんどない。
有名人や報道機関などのインフルエンサーも、虐待防止にほとんど動かない。
そこで僕(今一生)は、2018年からネット上から全国の市民に呼びかけ、政治家を招いて虐待サバイバーの切実な声を聞かせ、新しい防止策を議会へはかる『子ども虐待防止策イベント』を全国各地で展開してきた。
おかげさまで、今年も全国8か所での開催を準備中だが、こうした非営利活動は時間もお金も想像以上にかかる。
開催費は、地元開催に取り組む市民ボランティアがなんとか集められる。
でも、僕個人の「働く時間」は、非営利活動に熱心になればなるほど、失われていく。
そこで、僕の活動内容を定期的に公開しながら、pixivで毎月2000円の支援金を募ってきたが、現時点でまだ3名しか支援者がいない。
しかも、諸事情で新しい事務所を急きょ開設しなければならず、なけなしの貯金160万円が吹っ飛んでしまった。
それでも僕より不遇な方々はいっぱいいるので、生活費を切り詰めても、他の方の価値ある社会活動へ寄付や投資をしてきた。
それでも、本業の仕事でなんとか稼ぎ出そうと奮闘を続け、稼いだ金も虐待防止アクションへ出費してきたが、さすがに体力的にも限界。
これ以上、睡眠時間を削るのも無理だ。
そこで、新たに生まれたサービスで支援金を募ろうと思う。
それが、doukeiというwebサービスだ。
「今一生の子ども虐待防止の活動には、
毎月3000円を投資する価値がある」
そう思われたら、下のリンクをクリックしてほしい。
いろんな事情で、子ども虐待防止のアクションに参加できない人ほど、クリックしてほしい。
僕自身、事務所の開設で家賃や光熱費などがかさみ、食器・電化製品・家具などをそろえて、今後の非営利活動に不安がないわけない。
でも、これまでの活動の成果は、見える形で表れてきている。
昨年(2020年)、東京の『子ども虐待防止策イベント』に出演した虐待サバイバー当事者たちは、イベントで当事者の声を聞いた国会議員や都議会議員を動かし、彼らの勉強会に招かれた。
こんな画期的な虐待防止イベントは、他にはない。
そして、これは全国どこでも実現できることなんだ。
多くの大人がまともに子ども虐待をなくそうとしない以上、虐待をなくせる仕組みを作り出す種だけでも、この時代に植えたい。
●doukei
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子ども虐待の現状と、新しい防止策