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あなたが自分で望んだわけでもないのに、病院に強制的に入院させられたら、どうする?
精神科における強制入院の対象となる主な形態は、医療保護入院と措置入院で、日本全国でおよそ13万人が該当し、精神科入院患者の約半数を占めているそうだ。
世界では、1980年代から精神病患者を病院の外へ、つまり社会の中で共存させ、当事者の人権を守る方向へ動いてきたが、日本はそうした流れとは逆行し、閉鎖病棟に閉じ込め、自由と尊厳を奪い続けている。
「精神病患者は危険だから入院させておけ」という声が、市民の間に根強くあるからだ。
では、病気でもなく、親に傷つけられている子どもだったら、強制的に入院させておくことは妥当だろうか?
そこで、こんなタイトルの記事を読んでみたい。
「10人に担がれ、精神科に強制入院させられた」高校生が都や母親らを提訴 13歳で同意なく精神科に強制入院 といった記事で、3年前の2023年1月の記事だ。
もっとくわしく知りたい方は、街録チャンネルの13歳で精神病院へ強制入院… / 深すぎる児相と精神科の闇 という動画を見てみるといい。
この裁判の判決が、3年後の今年2026年7月に出た。強制入院、違法と認めず 都内男性の請求棄却、東京地裁 という共同通信の7月1日付の記事を読んでみよう。
裁判官も役人だから、同じ役人の東京都の職員である児童相談所の職員が法律違反をしたと認めるのは、心苦しいものがあるのだろう。
実際、検察官が裁判の被告として訴えられる対象として注目されたのは、つい最近のことだし、公立の学校の先生も役人だが、先生による児童・生徒に対する不祥事がニュースになるのもつい最近のことだ。
だからといってこの判決は、さすがに身内びいきにしても、あまりにも納得のいかない点が多い。
一つは、児童相談所の一時保護施設から脱走する子どもたちは珍しくないが、脱走した子どもだからといって、児童相談所の職員が家から学校へ通学する路上で13歳の子どもを拉致し、病院に強制入院させるというのは、あまりに暴力的である。
二つ目に、医者自身が病気は見当たらないと診断した少年を、医療保護入院させるために情緒障害などの病名を入院後に与えるのは、行政手続き上、適切とはいえない。
三つ目に、病院側の証言として、「東京都から頼まれれば、受け入れないわけにはいかない」という事情が語られていることから、少年の強制入院は児童相談所が一時保護できないのを病院に肩代わりさせていることになり、少年が誰かを傷つける根拠もないため、入院の合理的理由が存在しない。
他にも細かい不審点が判決理由に見られるが、他の地方裁判所での判決でも、娘を性的にもてあそんだ父親が無罪になったり、揺さぶりっこ症候群の父親がそれだけで有罪になるなど、不当判決が目立つほど、裁判長の判決の妥当性のレベルが高いとはいえない。
ちなみに、この裁判の裁判長を担当した神野泰一(じんの・たいいち)さんは東大卒だが、口コミでの評価は、5点満点中「2」だ。
だから、上告・控訴して事実をさらに掘り下げないと、行政を相手取った原告がなかなか勝てない実情が、日本の裁判にはある。
わかりやすく言えば、日本の裁判には正義など保証されていないのだ。
裁判官が法律の違憲性を判断する力が足りない以上、テレビや新聞、雑誌などのメディアが事件を記事や番組で取り上げて、裁判のおかしさを徹底的にさらし上げることも必要だろう。
裁判官が役人である以上、僕らの払った税金で食ってるわけだから、僕ら一般市民が納得できない判決を出した裁判官や、法律や憲法を役人にとって都合よく解釈するような裁判官は、簡単にクビにできるように法改正をしないといけないだろう。
少なくとも、役所や役人をかばって、一般市民を苦しませても、人権を奪っても、問題がないかのような判決を出す裁判官は、僕らの味方ではないし、法の奴隷ですらない。
そこで、僕ら一般市民に裁判官が誠意を見せる判決を出せるための工夫を考えたい。
こんなアイデアは、どうだろう?
●裁判が行われる部屋の入口に、裁判官と裁判長の顔写真とフルネーム・担当裁判の履歴を必ず掲示する(もちろんネットで誰もが検索できるようにもしておく)
●原告や被告になりがちな社会的弱者と同じ属性の人間にこれまで出会ったことがあるかについて身辺調査を毎年行い、人生の負け組にならざるを得らない生い立ちの人が少なくない現実を学ぶチャンスを、研究プログラムに取り入れる
(ホームレスや前科者、障害者やひきこもり、虐待サバイバーなどと交流する機会を増やす)
●人権を大事にする社会を作る上で、おかしな判決を出したと思われる裁判について、年1回でも具体的な判例を指摘し、なぜその判決が妥当性を欠くのかについて、裁判所の公式サイトで発表する(同じ裁判官の仲間どうしでも正義のためなら批判し合える機会を作る)
あなたが、裁判官にまっとうな判決を出してもらうために工夫してほしいことは何ですか?
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