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■子ども虐待防止策の講演2019秋、依頼受付が開始

 今年(2019年)も、子ども虐待防止策の講演会(親への手紙・全国ツアー2019)の主催者を募っている。
 8月までの開催は格安の「5万円+経費」で受注してることは、以前の記事に書いた。
 夏休みまでに開催したい方は、今スグ準備する必要がある。

 以下の文章は、今年の秋冬の開催を主催したい方向けの案内だ。
 昨年の講演会に来場された方々の感想は、togetterまとめを見てほしい。

 「自分にはイベント開催なんてとてもムリ」と言いながらも、開催に動いた人たちのその後については、この記事を読んでみてほしい。


 今年は、ハーバービジネスオンラインに書いた児童福祉をめぐる「不都合な現実」をふまえて、子ども虐待の基礎知識や親権の問題の解説だけでなく、子ども虐待をなくすためのさまざまな方法を、虐待サバイバーの参加者のニーズから掘り起こしていきたい。

 そして、そうした当事者の声を民法などの法律改正に反映できるよう、会場に地元の政治家をなるだけ多く参加させたい。
 たとえば、以下のような虐待防止策が、虐待サバイバーの当事者たちから、臆せず、むしろわがままに提案されてもいいはずだ。

★性教育で虐待・子どもの人権・親権の知識を児童・生徒・親が学べるようにする
★成人年齢に達したら、被虐待経験者は役所で自立支援金をもらえて家出できる
★15歳以上が児相に保護されたら、親の知らない住宅が国から無償提供される
児相に保護された15歳以上を、企業が親権者の同意なく雇えるようにする
★被虐待児が家裁に行くだけで、国選弁護人が親への賠償請求をしてくれる
★親に虐待された人は、時効なしに親を相手取った損害賠償裁判ができる
★虐待による精神病は、診断書を役所に出すだけで全額返還され、親の負担にできる
★児相に子どもが保護された親権者に無償のカウンセリングを義務づける
★10歳以上に起業を学べる機会を提供し、自主避難の資金を作れるようにする
★医者が被虐待を認めた児童は、親の同意なく銀行口座を持てるようにする
★成人は、自分を虐待した親の介護・看護・扶養の義務を任意で破棄できる
★児相に保護された未成年の親は、自動的に親権を一時停止される
★学校は子どもからの訴えだけで児相へ通告し、保護を求めることにする

 そして、子ども虐待防止策講演会「親への手紙・全国ツアー2019」の構成は、次のような内容を考えてる(※主催者側のリクエスト次第で内容や時間は応相談)

A:オリジナルの「親への手紙」を当事者3名が朗読(30分 ※手紙本でもOK)
B今一生の講演(60分~90分 ※質疑応答を含む)
C:子ども虐待防止策を参加者全員で提案・議論(60分)
D:お茶会(会場付近のカフェで限定20名以内 ※メール予約で公募。各自精算

 昨年も一昨年も、この講演会のイベントの主催者の多くは、イベント開催未経験のメンヘラさん(精神科通院者)だった。
 主に虐待サバイバー自身が「やりたい!」と手を挙げ、全国各地で実現したんだ。

 実際、僕に運営の方法を相談すれば、どんな人でも開催できてしまう。
 実行委員会ブログに何を書けばいいのか、人を多く集めるにはどうしたらいいのか、チラシはどこに設置すればいいのかなど、困った時はいつも具体的な回答をするからだ。

 とりあえず、その気になったら早めに準備を始めれば、あわてずに済む。
 そこで、講演会当日までの段取りを、時系列に沿って書いておこう。
(※昨年の運営マニュアルも参考にどうぞ)

 開催は10~12月なので、今から動けば、大丈夫さ。


●「子ども虐待防止策」講演会 開催までの段取り

① 実行委員会のブログを立ち上げる

 まず、実行委員会に名前をつける。
 昨年までだと、「Power to the Children in Osaka」とか、「AC東京」など、地名を冠した名称があった。

 ブログは必ず、初心者でもスグに作れて複数のスタッフが投稿できるBloggerで作る
 ブログのタイトルは、実行委員会の名称でOK。
(※昨年と同じ主催者なら、同じブログでもOK)

 記事の右側の欄に、代表者のプロフィールを書いた記事のリンクがあるといい。
 記事タイトルを「代表者の自己紹介」にしておき、記事一覧を作っておこう。
(※ブログのタイトルと記事の間に広告バナーを貼れるスペースも設けよう)

 自己紹介には、顔写真を載せる。寄付者からの信頼を担保するため。
 参考までに、広島で開催したエースプロジェクトのブログを見ておこう。
 ブログの記事の右の欄には、問い合わせメールアドレスもはっきり見せておきたい。

 最初の記事は、顔写真付きで自己紹介をし、地元のスタッフを公募しよう。
 いつ頃どこでやりたいのかの候補やアイデアも書いてみてほしい。
 記事をどんどん増やし、ネット上で拡散すれば、スタッフもスポンサーも現れる。

 ネット上の拡散の際は、記事リンクとセットで「#児童虐待」「#虐待サバイバー」「#〇〇(地名)」などのハッシュタグをつけておこう。

 また、オリジナルの「親への手紙」を書いて会場で朗読する3人も、ブログ記事で公募してみよう。
 地方によっては、公認朗読者にお願いすることもできる。

② 3人以上のスタッフを集める(代表者込み)

 どんなイベントも、スタッフと一緒に進めないと、途中で挫折しかねない。
 なので、ブログで自己紹介をしたら、べつの記事で「子ども虐待防止イベントを一緒に運営したい方、募集!」の記事を書いて、ネット上で拡散しよう。

 そこには、どこの都道府県で何月頃にやりたいのか、なぜ開催したいのか、虐待サバイバーの当事者としての思いなどを書いておき、自己紹介の記事へリンクを貼っておこう。

 そして、発起人の自分以外に、2名以上のスタッフ希望者を募るため、自宅付近の公民館やカフェなどで初顔合わせのミーティングの日時・会場を発表し、参加者を募る。
 2人以上が来ない場合は、早めに再度ミーテイングを呼びかける。

 「学生、ひきこもり、ニート、大歓迎!」というタイトルの記事を書いてみよう。
 自分を含めて、3人以上が集まったら、LINEグループを作り、役割分担の打ち合わせを始める。広報担当と資金調達担当には、それぞれ責任者をつける。

 昨年までのスタッフがいる場合でも、改めて顔合わせミーティングを行い、今年の内容に関して打ち合わせをし、希望を言い合い、スタッフとしての役割を確認した時点で、スタッフ確定とする。

③ 実行委員会の専用口座を開設する

 イベントのためにチームを組んだ団体で、法人登録をしていないものは「任意団体」と呼ばれる。任意団体の場合、申し込み即日もしくは1週間以内に口座を新規に開設してくれるのは、りそな銀行・ゆうちょ銀行・西武信用金庫・西京信用金庫の4行だけらしい。

 いずれも、代表者の印鑑、任意団体としての活動予定などを窓口で話し、必要書類に記入すれば、近所の信用金庫では30分ほどの短時間で作れるようだ。

 会則の記入を求められた場合は、「子ども虐待防止を目的にイベント開催を行う。そのためのミーティングと運営に会員は参加する」程度のことを書いておけば十分だろう。
 口座が開設できたら、オンラインバンキング(※ネットで残高確認や振込)ができる手続きを取っておくと、寄付金の集まり具合をスマホやパソコンで確認できる。

 以上の4行が近所にない場合、個人口座を新たに開設し、イベント専用の決済に活用するしかない。イベントには経費がかかるため、寄付や助成金、スポンサーなどからの資金を獲得する必要がある。

 また、ネット上で寄付者へ向けて収支報告をする際にも、任意団体としての専用口座の開設は不可欠だ。スタッフが集まり次第、口座を設けておきたい。
 実際の開催費や資金調達の方法については、この記事も必ず読んでおこう!

④ 会場の候補と空き日程を確認

 ブログを開設したあとから、地元の公民館・公共施設・大学など格安で借りられる会場の空き日程をいくつか確認しておきたい(※大学は教室の担当教授へ確認)。

 自治体が運営する公共施設の場合、市民がログインして予約システムがある場合もあるので、いつから予約できるのかも確認しておこう。
 会場は、以下の条件を満たした場所にする。

■50人程度が入れる
■プロジェクター&スクリーンがある
■パソコンで映写ができる(※プロジェクターとのコネクター必要)
■幼稚園児以下の子が遊べるキッズスペースを一部に作れる
■マイクが使える
■壁にテープで紙が貼れる(※毒親アートフェスの展示も検討を)
■10~12月の土日・祝日の午後の時間帯(※イベント自体は3時間)

 もちろん、コ・ワーキングオフィスやイベントスペース、ギャラリー、カフェなどの民間施設でも、そこの経営者が面白がってくれれば、割安で借りられることもあるし、資金調達次第ではレンタル料を払えるかもしれない。

 なので、午後の時間帯で3~4時間ほど借りた場合の予算を見積もってもらおう。
 土日や祝日が参加者を集めやすいのは言うまでもない。
 ここまでの作業はあくまで会場の候補探しであり、予約は進めない。
 あくまでも今一生の予定を尋ねた後で、予約を始める。

⑤ 今一生に講演依頼をメール

 ①~④までができたら、僕(今一生)までメールでご依頼を。
 その際、代表者は、スタッフ全員の名前とtwitterアカウント(or メールアドレス)も送ること。

 ④までの過程でなかなか進まない場合は、お気軽にメールで相談を。
 ④までは、1~2ヶ月ほどで準備できるはず(※8月末頃を〆切目標に)。

 具体的な課題については、明快な回答を伝える。「何となく不安」では、さすがに回答できない。
 LINEチャットグループを作ったら、QRコードをメールで知らせてほしい。

 なお、11月30日はすでに福岡での開催が決定。大阪・東京・名古屋でも開催にすでに動き出してる。日程は、全国の主催者による早い者勝ち。

 11月は「児童虐待防止推進強化月間」で、マスコミからの注目度も高い。
 そのため、参加者を増やしやすい。
 11月までに報道したいメディアの都合で言えば、10月の土日もアリ。

 昨年・一昨年は12月開催もあったが、11月に比べれば、人々が忙しくなるため、参加者を集めるのには少し逆風。
 こうした会場探しの活動や、僕へ依頼したことなどは、すべて活動報告としてブログの記事にし、読者の関心を少しずつ高めるようにしよう。

 なお、イベント冒頭でオリジナルの「親への手紙」を朗読する人材を地元で公募しておきたい。

 当日朗読する「親への手紙」は、あらかじめ5分以内に収まるよう、また内容をわかりやすくするため、今一生の編集アドバイスを受けてほしい。
 その人が公認朗読者なら、本人の希望する謝礼・交通費などを経費として参入しておきたい。

⑥ イベント専用twitterアカとFacebook専用ページ新設 

 講演会の開催日時や会場が決まり次第、イベント専用のtwitterアカウントを新設し、広報担当スタッフによって毎日、地元の市民や議員、学生などを片っ端からフォローしまくっておこう。

 twitterの検索窓に地元の地名を入力すれば、地元市民のアカウントを見つけられる。
 市や県、町村の名称で検索したり、地元のJリーグで検索してもいい。

 同時に、Facebookにイベント専用ページ「子ども虐待防止策 講演会2019 in 〇〇」を設け、友人たちに拡散してもらえるよう、呼びかけておこう。

 twitterでも、Facebookでも、ブログ記事を更新するたびに、記事リンクを紹介する。
 できれば、ブログにZenbackを導入しておくと、LINEやはてなブックマーク、mixiなどにも拡散しやすい。

 なお、ブログ記事を拡散させたい時は、必ず記事に関連する画像を入れ、twitterでもFacebookでも画像を貼り付ける習慣を。
 それだけでも注目度は倍増するが、「#親への手紙」「#虐待サバイバー」「#児童虐待」などのハッシュタグも必ずつけておこう。

 さらに、市や県の役所を訪れ、「後援」を申請しておく。
 受理されれば、市や県の公共施設に広報チラシを設置できたり、参加者を増やすことにもつながる。

⑦ 資金調達

 このイベントは、無償のボランティアスタッフによって開催される。
 しかし、ミーティング一つとっても、交通費や飲食費がかさんでくる。
 そこで、それらを含む経費を、この記事を読んでリスト化しておこう。

 おそらく現場の経費に約10万円。
 広報チラシ代、スタッフの打ち合わせ交通費・飲食費・会場費などに、それぐらいはかかるはず。
 それとは別に、僕の往復交通費・宿泊費+講演料(5万円)で10万円弱がかかる。
 つまり、総計20万円程度のコストを埋め合わせる資金を獲得する必要がある。 

 もっとも、会場と日時が早く決まれば、早割で交通チケットやホテル代を安上がりにできる。そこで、僕の最寄り駅である五井駅(千葉県市原市)から現地の会場までの往復交通費とホテル代の合算が5万円を超える場合は、僕が超過分を負担しよう。

 Yahoo!路線格安航空券、地元のバスなどで交通費を試算してみてほしい。
 基本的に、僕の方で最安値の交通費を見積もって提示する予定だ。

 逆に5万円を超えない場合は領収書を実行委員会へ渡し、実費で精算。
 これにより、経費を少しでも抑えられる。
 経費を少なくできれば、その分だけ寄付集めの労力や時間を減らせて楽になる。
(※地元の旅行代理店を協賛スポンサーにお願いすれば、お金ではなく往復の交通チケットを提供してもらうことでコストを浮かせる)

 僕の方で早割チケットやなるだけ安いホテル予約をするので、僕が先に出費する。
 そのため、寄付が集まり次第、5万円を振込で先払いしていただく。
 当日、会場で残り5万円(※交通費と宿泊費が5万円以下なら実費)を受け取る。

 資金調達は、以下の複数の方法を同時に組み合わせて、約20万円を確保しよう。

★助成金(県や市の助成金情報を検索 ※9月以後は間に合いません)
★1000円程度の入場料(50人で最大5万円 ※未成年の無料入場もOK)
★実行委員会ブログへの永久掲示広告バナー(5万円 ※このブログを参照)
★団体口座へネット市民からの寄付(10万円)
★企業スポンサー(5万円 ※1~2社)
★クラウドファンディング(5~10万円程度 ※FAAVOを推奨。このページを参照)

 昨年は、ネット市民からの寄付か、寄付に広告バナーを足した形で、すべての開催県で資金調達を満額達成でき、参加者は全員、無料入場できた。メンヘラ属性の主催者でも、ネット市民に心から訴えかければ、自分では無理と思ってたこともできてしまう。

 クラウドファンディングをする場合は、6月中に申請し、9月末までにファンディング期間を終了させないと、団体口座への入金が遅れ、11月開催の経費を払うのに間に合わないおそれもあるので、要注意。
(※対価は、当日の入場料、当日のビデオDVD、当日の講演資料テキストなど)

 ネット市民から寄付を集める際は、「お金が余ったら場合は地域の子ども関連団体に寄付します」とブログの記事に明記しておこう。
 サンプルの記事はコチラにあるが、寄付を集めるには以下の3点を盛り込むこと。

★自分の名前(ハンドルOK)と簡単な自己紹介、顔のわかる写真
★開催コストの明細と、必要な寄付の総額
★振込口座と、注意事項
★このイベントを開催する3つの価値についての文章



 6月上旬ころまでなら自治体の助成金の申請が間に合うこともあるが、資金調達に挑戦することは、今後あなたが何かプロジェクトや事業を起こす際に経験として大いに役立つ

 不安を持っても、時間がもったいない。
 スタッフの獲得に動き出そう。
 自分ができないことも、スタッフなら朝飯前にできる場合が、山ほどあるんだから。

⑧ 広報チラシと、政治家へメール

 講演会の日時・場所などを広く知らしめる広報は、スタッフ全員が毎日、twitterやfacebookなどでブログ記事のリンクを貼って拡散するのを基本とする。
 それ以外に、チラシを作りたい場合は、大阪のチラシを参考に作ってみる。

 デザインできる人がいないか、デザイナーに発注するギャラが確保できない場合は、こちらで簡易チラシを提供するので、画像化してブログ記事に貼り付けよう。
 ブログからチラシをダウンロードできるようにしておけば、読者の方々にプリント&コピー(セブンイレブンのネットプリント)で配布を呼びかけることもできる。

 問い合わせ用と予約用に、団体専用のメールアカウントを取得しておこう。
 gmailユーザなら、新規アドレスから通常アドレスへ自動転送の設定ができるし、新規アカでBloggerのブログも新設できる。

 チラシは、会場付近の店、地域の大学、福祉系の専門学校、高校、生徒会、保護者会(PTA)、NPO、書店、公民館・図書館などの公共施設、企業のCSR室に設置あるいは郵送する。

 広報担当スタッフが設置&郵送リストを作り、他のスタッフたちに誰がいつまでにどこに何枚置くかを話し合っておこう。
 1か所には、10枚もあれば十分だ。

 発起人の代表者は、いつまでにどのスタッフに何をしてほしいのかを具体的にスケジュール表をワードファイルなどに書いてLINEグループチャットで示し、各スタッフがムダなくムリなく動けるようにしてほしい。
(※代表者自身がそのマネジメントが難しい場合は、他のスタッフにスケジュール管理担当者になってもらおう)

 なお、今回の講演会には、政治家をより多く参加させたいので、町議会議員・市議会議員・県議会議員・国会議員などの議員事務所のサイトのURLのリンクリストをワードファイルで先に作り、ブログに貼り付けておき、イベント案内メールを送るといい。

 同様に、市内にある小中高の公式サイトから「養護教諭の方へ」とタイトルに入れて案内メールを出してこう。
 市内に政党の事務所があるなら、ぜひアポをとって足を運び、「そちらの党からも2名ほど参加してほしい。できれば国会議員と女性議員で」と広報チラシ持参でお願いしてみよう。

⑨ メール予約と、メディア向け広報

 メール予約は、会場キャパが満席になる50人の参加予約を目指す。
 先着順で〆切ることを、あらかじめチラシでもブログでも伝えておきたい。 
 僕の方でも、広報ブログを立ち上げて拡散する(サンプルはコチラ)。

 参加者のメール予約はフォーマットを使ってもいいが、以下の要素を尋ねておきたい。

◎氏名
◎メールアドレス
◎終了後のお茶会に参加する・参加しない(※各自精算)
◎キッズスペースを使う・使わない
〇あなたの求める子ども虐待防止策は?

 「子ども虐待防止策」はブログで前述の例を紹介しておき、任意で回答してもらう。
 これをプリントアウトし、当日、書いた方に発言してもらい、法制化の可能性をその場で政治家に尋ねてみたい。

 当日1週間前までに50人以上の予約がない場合に備えて、会場のようすをYouTubeあるいはツイキャスで生配信し、録画しておく(※配信の事前告知は前日から)。
 撮影&配信のスタッフを公募しておきたいところだ。

 なお、ブログやチラシ以外の広報として、地元の新聞社やTV局にプレスリリース(報道資料)を送る必要がある。
 この記事を参考にチラシを添付し、開催情報を書いたブログの記事リンクを送ろう。
 事前にテレビ番組や新聞記事で紹介してくれることもある。

⑩ 当日の運営とお茶会の会場予約

 当日は会場に1時間前に到着し、入れたらプロジェクターとパソコンで映写の準備にとりかかる。
 壇上にはスタンドマイク、壇上の隣の机には朗読者のハンドマイクを設置。

 予約者リストを準備し、受付のテーブルを入り口に設ける。
 壁が使えるなら、毒親アートフェスの展示をする(※セロファンテープ持参)。
 開始30分前までに僕が会場入りし、本番は僕が司会のすべてを務める。

 終了直前には、お茶会の会場を案内し、参加予約者を点呼し、店へナビゲート。
 お茶会は講演会のメール予約者に参加の意志を確認しておき、カフェの方にも限定20名で時間予約をしておこう。

 お茶会が終了したら、スタッフと僕、まだ残りたい参加者と一緒に打ち上げに。
 打ち上げ会場の時間と店の目星をつけておこう。

⑪ 収支報告

 イベントが終了したら、スタッフ解散ではない。
 開催のために個人的に自己負担したお金を、スタッフ全員から申告してもらう。
 なので、スタッフには、何かを買う際は団体名で領収書をもらうよう、あらかじめ伝えておきたい。

 交通費に関しては、いつどの区間で電車を利用し、いくらだったのかのメモをもらうようにしよう。意外とこまごまとお金がかかるので、寄付金から出す場合も用途を報告してもらう習慣をつけておきたい。

 また、寄付などを含む総収入から総経費を引いても多少の余りが出ることがある。
 多少の赤字には目をつむれるが、黒字となると寄付者は納得しない。

 そこで、全収入の内訳と経費の明細の収支報告をブログで発表してほしい。
 黒字になった場合は、どこの団体に寄付したのか、寄付先から領収書をもらって、それをスマホで撮影し、画像をブログにアップする(※サンプルはコチラ)。


 以上、大変そうに見えるかもしれないが、目的を同じにする仲間が集まり、みんなで協力し合って実現させる喜びと面白さは、体験しないとわからないだろう。
 学生でも、主婦でも、企業経営者でも、ぜひ動いてみてほしい。

 虐待サバイバーが深刻な被虐待を社会に訴えるチャンスは、誰かが作り出さない限り、この世界に存在しないのだから。

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