LGBT+は、パートナーシップ条例を全国各地で続々と実現させてきた。
こうした当事者運動の第3の波は、親から虐待されても必死に生き延びてきた「虐待サバイバー」によるアクションだ。
虐待サバイバーによる「子ども虐待防止」アクションの取り組みの最前線はこの記事に書いたが、従来は児童福祉や児童心理の専門家が約30年間も虐待防止策に失敗し続け、虐待相談件数が30年前と比べて約130倍にまで増えてきたことは特筆に値する。
もう、専門家に任せていては、この国の子ども虐待は減らせない。
親から虐待される痛みを知る者が立ち上がらなければ、いつまでも子どもは親に虐待され続けるし、虐待されて大人になった人へのケアも自己負担を強いられるばかりだ。
だから、僕は『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO)を発行した2017年から子ども虐待防止策を虐待サバイバー当事者の声から考える講演会イベントの開催を全国へ呼びかけてきた。
2018年12月、東京大学で行ったようすは、下記の動画で見られる。
再生リストのそれぞれの内容は、以下の通り。
1:オリジナルの親への手紙の朗読(1)https://youtu.be/aUQKL0y8XwQ ※上の動画 2:オリジナルの親への手紙の朗読(2)https://youtu.be/rLIP0D1fc8E 3:『日本一醜い親への手紙』朗読 https://youtu.be/6LuVlRZXzpY 4:今一生の講演(前編)https://www.youtube.com/watch?v=kYGq4hTYxmo 5:今一生の講演(後編)https://youtu.be/wwhNq9UvrOY 6:家出についての手記の朗読 https://youtu.be/9PxPXA9wToA 7:質疑応答 https://youtu.be/ND3oxR5xR7w 8:ディスカッション(前編)https://youtu.be/wlWiqq8gpEM 9:ディスカッション(後編)https://youtu.be/7mXhgFUYQPc
イベント3時間は、虐待サバイバーのオリジナルの「親の手紙」の朗読→僕(今一生)の子ども視点での虐待の基礎知識の解説→家出経験者の体験発表→来場者全員で虐待防止策を考えるトークライブで構成された。
他の開催地を含む来場者の感想は、togetterまとめを見てほしい。
今年の開催地は、以下の通り(※2019年9月30日時点)。
詳細は、このリンクを参照。
★発起人になる→スタッフを集める→リーダーを決める
この「子ども虐待防止策 講演会」を運営するマニュアルは、この記事で読める。
大事なことは、この講演会はどんな人でも開催できるってこと。
実際、これまで開催に手を挙げた人は、学生・主婦・ひきこもり・メンヘラなど多種多様であり、イベント運営の未経験者ばかりだった。
というのも、「うちの町でやりたいです!」と僕にメールすれば、スタッフを集められるようにtwitterなどで拡散するため、スタッフは意外と早く調達できるし、3人以上が集まった時点で顔合わせの打ち合わせをすれば、そこで発起人としての役割は終わる。
集まったメンバーに対して発起人が「私はリーダーとしては適格ではないので他の方にお願いしたい」といえば、他の誰かが運営リーダーになるため、発起人が全部ひとりで責任をかぶる必要がない。
発起人の役割は「うちの町でやりたい!」と最初に声を上げることだけ。
気軽に僕にメールしてもらえれば、4万人以上もいるtwitterでスタッフ増加を助けるし、早ければ早いほど運営準備に余裕が生まれる。
しかも、東京・神奈川・千葉・群馬・埼玉・福島・岡山・兵庫・茨城・宮城・北海道・沖縄・滋賀・奈良・鳥取・広島などには、既に開催実績のある人材もいるので、新たな発起人が生まれれば、スタッフとして運営ノウハウをシェアできる。
逆に、東北や上越、四国、東海道などのエリアには、まだ発起人すらいない。
このまま、親から虐待された当事者たちが黙っていれば、今後も子ども虐待の相談件数は増え続けていくだけだし、虐待されて大人になった人も生きづらさを抱えて誰にも理解されないまま、精神病の医療費を自己負担していくだけだ。
「もう、そんな時代を変えたい!」
そう思うなら、一緒に動こう。
千里の道も、一歩から。
市民自身が「子ども虐待策を作るチャンス」を生み出そう。
47都道府県のすべてで「子ども虐待防止策 講演会」が実現する時、潮目は変わる。
虐待サバイバーも、政治家も、一般市民も、みんなで集まるんだ。
その1回を、あなたの地元で。
大丈夫。僕と一緒なら、誰でもできる。
きみだって、もちろん、できる。
仲間がほしいときは、このリンクと一緒にツィートしてもいいし、印刷して周囲に見せてもいい。
メールをください。
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