山田議員が昨年の『子ども虐待防止策イベント2020 in 東京』に参加し、虐待サバイバー当事者の声を直接聞いたことから、勉強会ではサバイバーによるレクも設けられると聞いています。
3月半ばには勉強会の成果をとりまとめ、秋には「子ども家庭庁」の新設が国会にはかられる予定。
そこで、この勉強会に参加した自民党議員を含め、新しい子ども虐待防止策の策定に意欲的な国会議員100人に1冊ずつ『子ども虐待は、なくせる 当事者の声で変えていこう』(日本評論社)を贈りたいと考えました。
なぜなら、厚労省などの省庁が公式発表している統計や、子ども虐待を解決できない法制度など、基礎知識が足りないまま議論や議決を先走る国会議員がいては困るからです。
たとえば、以下の内容は、政府自身が公式発表しています。
◎1990年から30年間、虐待相談は一度も減らせず、約200倍に増え続けてきた
◎虐待発生率は、一般家庭でも児童相談所でも児童養護施設でも里親でも同じ
◎児童養護施設で暮らすと、大学進学率は一般の3分の1に下落する
◎親権を制限する家裁事件は、欧米の数%しか行われていない(年間400件)
◎家出して犯罪被害に遭った未成年は、家出人全体の2%未満しかいない
◎被虐待児でも、成人すれば、貧困でない限り、親を扶養・介護する義務を負う
◎民法は、「未成年は親権者の父母に言われたとおりに従え」と規定している
こうした基礎知識を知っておけばこそ、「子ども家庭庁」の存在価値が担保されるはずです。
そして、こうした基礎知識を誰にでもわかりやすく解説し、新しい子ども虐待防止策を提案しているのが、『子ども虐待は、なくせる 当事者の声で変えていこう』(日本評論社)という本なのです(※目次はこちら)。
国会議員100人に虐待の基礎知識を与えることは、30年以上も成果を出せなかった防止策を更新させる大きなチャンスになります。
よって、この本を国会議員100人に贈るプロジェクトを立ち上げます。
① 賛同者は、1冊あたり3000円の寄付を下記の口座に振込
② 集まった総額30万円は、今一生から出版元の日本評論社へ振込
③ 送付先リストを著者の僕=今一生から日本評論社へメール(※50人分×2回)
④ 日本評論社から100人の議員へ本を発送
⑤ 本代・税・郵送費を除いた残金は、「子ども虐待防止策イベント」へ寄付
このプロジェクトにご賛同していただけましたら、以下の口座(今一生の個人口座)まで一口3000円を寄付してください。
ジャパンネット銀行
本店営業部(ホンテン) 店番号 001
口座番号 4768685 普通預金
口座番号 4768685 普通預金
口座名 柳原 剛(ヤナギハラ ツヨシ)
※一口3000円のため、2冊贈呈なら6000円
※何口でも構いませんが、基本的に3000円単位でお願いします
※振込名義人(あなたの名前)のあとに「ギイン」と必ず明記
※振込手数料は、ご負担ください
※総額30万円(3000円×100人)に達し次第、ごらんの記事で報告します
寄付募集を2月16日に始め、2月22日正午の時点で寄付が21万円に達しました。
また、同日、出版元の日本評論社の方から、本の定価を著者購入割引(20%安)に申し出ていただいたため、100冊を贈るコストが大幅に圧縮できました。
1800円(定価)×0.8%×1.1(消費税)+送料380円=1964円
つまり、100冊を贈る総コストは、19万6400円。
この額面を寄付総額が上回ったため、今回のプロジェクトへの寄付の受付は終了し、余剰金は今年も秋に開催される「子ども虐待防止策イベント」への運営費に充当させていただきます。
多くの方々からのご厚意により、1週間で目標達成ができたことを、心から感謝します!
本当にありがとうございました!!
(※振込の確認をしたい方は、こちらへ/名前は表示されません)