2024年9月23日、不肖・今一生は、59歳になりました。
来年は、もう還暦です。
（※若く見えますが、この記事執筆と同じ誕生日に撮影）
（※若く見えますが、この記事執筆と同じ誕生日に撮影）
25歳の時に正社員として働いていた小さな会社が倒産し、フリーライターになって34年。
20代の頃は、仕事を選ばずに自分が生活できることばかりを考えていましたが、30代に入ってから自分だけが儲かる日々に辟易するようになりました。
雑誌での執筆仕事を少しずつ減らし、自分が書きたい内容を本に書くことにしたんですね。
食うためだけにやる仕事より、本を通じて生きづらい人が生きやすくなるような仕事がしたかったんです。
生きづらい人は大勢いますが、僕の主な関心事は、親から虐待された人の生きづらさでした。
だから、本を出すたびに虐待の被害当事者からメールが届くし、相談も増えました。
虐待は、取材するだけでも多くの時間や費用（交通費や飲食費など）がかかるので、いくら書いても赤字になります。
しかも、相談にすべて対応すれば、その分だけ時間がとられます。
けれど、リアルタイムで虐待されている未成年からの相談は断れないし、そうした相談は深夜・早朝を問わず、ひっきりなしに来るんですね。
当然、書いて稼ぐ時間はどんどん削られ、どんなに稼いでも、節約しても、所得は減る一方になるわけです。
それでも数十年も生きてこられたのは、僕の本を読んでくれた方々が、講演に招いてくれたり、本を団体で大量購入していただけるなど、多くの方のさまざまな支援があったからです。
還暦まであと1年を迎え、僕は今、子ども虐待をテーマにしたマンガの原作を執筆中です。
しかし、連載が始まらないと、ただでさえわずかな貯金を食いつぶすばかり（老後の資金などありません）。
仕事の中で、もう一つやりとげたいのは、『The Childism』（子ども主義）という本の和訳出版です。
これも、こつこつと訳し始めていますが、出版されない限り、お金にはなりません。
そこで、これを読んでいるあなたにお願いがあります。
よろしかったら、僕の本を買ってください。
また、「誕生日プレゼントを贈りたい」と思われた方は、下記リンクのウィッシュリストから贈ってください。
直接お金で僕を支援したい方は、下記まで。
（※振込名義人に「キフ」の2文字を足して下さい）
三菱東京UFJ銀行 野方支店（店番号153） 普通預金
口座番号 ４７５８９０９ 口座名 ヤナギハラ ツヨシ