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経営者の方、500万円で世界を変えませんか?

 経営者のみなさま
東京在住の写真家・田中ハルさんが撮影したweb版「虐待サバイバー写真展」をごらんください。

写真家・田中ハルさん

 虐待サバイバーとは、親からの虐待の苦しみから必死に生き延びてきた人のこと。
  web版「虐待サバイバー写真展」では、虐待サバイバーが生きづらさを抱えながらも今を「生きている」姿を写した写真とメッセージを載せています。
 撮影した田中ハルさん自身も、親から虐待されてきたサバイバーです。

 田中ハルさんは、この虐待サバイバー写真展を書籍化するにあたり、出版社と交渉し、既に版元が決まりました。
 しかし、写真集となると制作予算は膨大。
 出版社だけではまかないきれないため、企業向けにスポンサードを打診しています。

 田中ハルさんは、まだ無名の写真家です。
 この出版の社会的意義だけを経営者のみなさんに訴えても、出資は難しいでしょう。
 そこで、彼はこの出版プロジェクトに賛同していただける著名人に打診し、短い推薦文を一筆書いていただけるよう働きかけています。
(すでに、東大教授の安冨歩さんから賛同の意志が伝えられたようです)

 身体障がい者は、バリアフリー新法にコミットし、駅にエレベータやエスカレータを増やすことを実現させました。
 LGBT+は、全国各地でパートナーシップ条例を続々と実現させてきました。

 こうした「当事者」による社会変革の第3の波が、親から虐待されても必死に生き残ってきた虐待サバイバー自身による子ども虐待防止の活動です。

 虐待防止策を訴えたくても、子ども自身は声を上げることができません。
 それでも、親からの虐待から必死で生き延びてきた虐待サバイバーなら、今まさに虐待されている子どもたちに「大丈夫。きみも生きていけるよ。虐待される痛みがわかる大人はここにいるよ」と伝えることができます。

 この写真集に被写体として登場している15人の虐待サバイバーたちは、親から虐待されていた人にとって、子どもの頃にそばにいてほしかった存在です。
 こうした虐待されてきた当事者100人の声は、僕(今一生)が編著を務めた本『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO刊)に紹介してあります。


 しかし、日本では子ども虐待が活字でばかり語られ、虐待サバイバーが勇気をふり絞って顔も名前も出して「生きている姿」を見せた写真集は、これまで1冊も出版されませんでした。

 実の親にレイプされたり、自尊心を保てなくなるような暴言を毎日言われたり、ご飯もまともに食べさせてもらえなかった子ども時代を経ると、生きていける希望を失い、ガマンするのが当たり前になり、誰にもつらさをうちあけられないまま大人になってしまうからです。

 そうした虐待のトラウマを負ってもなお、「自分と同じようなつらい目に子どもをあわせたくない」という思いでカメラの前に立った15人は、撮影者が虐待サバイバー当事者である田中ハルさんだったからこそ、つらい思いもうちあけられたのです。

 この写真集の出版は、今まさに虐待されている子どもや、虐待から生き延びて大人になったサバイバーにとって「ここに私の痛みをわかってくれる仲間がいる」と気づかせ、生きていける希望になると同時に、虐待を知らない人たちにも虐待防止策を作る必要性を強く感じさせます。

 そんな写真集は、他にありません。
 そもそも、親に虐待された当事者自身が前に出る本は、きわめて少ないのです。


 現在、B5判でフルカラー、初版5000部で出版する予定ですが、制作費だけで約500万円がかかります。
 無名の写真家の写真集を売るだけで、出版社にとっては大きな赤字リスクです。

 それでも、出資して下さる方がいれば、学校図書館でこの写真集を手にとる子どもも出てきます。
 田舎の片隅で虐待のトラウマ治療を孤独に続けているサバイバーも、「生きていける勇気」を初めて分かち合えます。
 親から虐待された人に会ったこともない人にもサバイバーの存在を知らしめ、親が子どもを虐待することの深刻さにようやく気づいてくれるかもしれません。

 過去27年間で、子ども虐待の相談件数は約130倍に増え続けてきました。
 一人でも多くの人が虐待の深刻さを知らなければ、有効な虐待防止策が作られないまま、今後も親に虐待される子どもは減らないでしょう。
 そして、この国では15歳未満の小さな子どもが毎日1人ずつ親に殺されているのです。

 この「虐待サバイバー写真集」が出版されれば、田中ハルさんは「学校に出向いて講演したい」と言っています。
 子どもたちに、サバイバーの生きている姿を見せられるからです。
 大企業の社員に売れば、社員の家族にも写真が届きます。
 活字では伝えられないことも、写真なら伝わるものがあるのです。

 もし、「子ども虐待なんて一刻も早くなくしたい」という強い思いを田中ハルさんと分かち合っていただけるなら、ハルさんまでご連絡いただけないでしょうか?
 500万円で、子どもが親に虐待され続ける世界を一緒に変えませんか?

 社長どうし仲間を誘い合っての共同出資もありがたいです。
(※500万円の満額でなくても、100万円単位での出資も大歓迎です)

お忙しいところ、最後まで読んでいただいたことに感謝します。

田中ハル
https://twitter.com/tanaka_haru01
虐待サバイバー写真集の作品の一部

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