日本の少子化は、日に日に深刻化し、内閣府は次のように発表している。
「年少人口(0~14歳)は、2009年に1600万人台へと減少し、その後も減少が続き、2039年には1000万人を割り、2055年には752万人の規模になるものと推計される」(国立社会保障・人口問題研究所のHPより)
子どもの数が減れば、内需=国内市場も縮小し、ビジネスはじり貧になりかねない。
政府は少子化対策として、子育て支援金を出すなどさまざまな施策を打ってきたが、ことごとく失敗してきた。
親に対して経済的な支援をいくらしようと、子どもが虐待されてしまえば、出産以前に恋愛・性行為・結婚・出産を怖がるようになり、出生率を高めることはできないからだ。
そもそも日本には、「子どもを守る」という文化が歴史的にない。
むしろ、家が貧しくなれば、当然のように子どもを売ってきた歴史が長く、今日も子どもの権利条約を批准しているのに法改正に動かないため、官僚たちは国連に呼びつけられて叱られている(※国連のHPに動画あり)。
そして、日本の子どもは今日も、親や教師、児童関連施設などの大人から虐待されている。
しかし、日本では、子ども虐待はあまりにも当然のように行われ、子ども差別も平然と行われているため、子ども時代に自分が虐待されてきたのに無自覚な人が圧倒的な多数派なのだ。
虐待されて育つと、自己評価が低くなり、人間関係を深めることに自信がなく、性愛から退却するため、少子化を加速させてしまう。
実際、自己有能感を持つ日本人は4割台にとどまり、アメリカや韓国の7割以上と比べると圧倒的に低い。
つまり、子ども虐待を解決しない限り、少子化は止められず、ビジネスの持続可能性や年金制度さえ危うくしてしまう。
SDGsでは「2030年までに子ども虐待を撲滅する」という目標を掲げているが、解決アクションに取り組む日本の企業はほとんどない。
虐待の放置によって市場の縮小がこのままどんどん進めば、切実に困るのは企業や受験者不足の大学、そして財源に悩む国家だろう。
子ども虐待を一刻でも早く解決することは、景気回復と大学の維持、そして国防の問題なのだ。
そこで、企業や大学で『子ども虐待防止策イベント』を開催してほしい。
このイベントは2018年に東京大学で都民ボランティアによって初開催され、2019年には全国5か所、2020年・2021年は全国7か所の地元市民によって開催されてきた。
運営はボランティアで、開催費はネット上からの寄付を集めて成立させた。
このイベントでは、市民20人+政治家10名+サバイバー出演者3名の参加者を集め、以下の3点の要素で構成される。
★実際に親から虐待された当事者3名が被害を告白する(10分間×3人)
★子ども虐待に関する基礎知識(公式統計や関連法)を解説する(50分間)
★政治家・虐待サバイバー・市民で「新しい虐待防止策」を議論する(60分)
『子ども虐待防止策イベント』の目的は、政治家がサバイバーの声を聞いた後で、議論の時間に「新しい虐待防止策」を具体的に考え、一つでも多くの虐待防止アクションを提言し、議会で新しい虐待防止策を作ることや、政治家の勉強会に虐待サバイバーを招くなどの約束をしてくれることにある。
30年以上も子ども虐待防止ができなかった政府の有識者会議メンバーの言葉をうのみにせず、実際に虐待の被害を受けたサバイバーの声に基づく「新しい虐待防止策」を政治家へ伝え、議会にはかる道筋をつけるイベントなのだ。
たとえば、これまでのイベントでは、「自民党若手の勉強会に虐待サバイバーを招いて話を聞きたい」(山田太郎・参議院議員)とか、「公立の小学校でサバイバーの話を聞かせたい」(南幾一郎・大和高田市議)とか、「日光市でもこのイベントをやりたい」(阿部和子・日光市議)など、具体的かつ守れそうなアクションを政治家自身が語ってきた。
こうした政治家の発言はすべて撮影され、YouTubeで公開している。
2021年には、河野太郎(自民党)氏など国会議員も続々と参加している。
『子ども虐待防止策イベント』を企業が社員有志によって開催すれば、本業を通じて虐待防止になる商品・サービスを開発することもできる。
大学生有志が大学で開催すれば、卒業後に母校が少子化で消滅することも防げるかもしれない。
悲観的な未来予測も、早く手を打てば変えられる。
子ども虐待がどれほど深刻かに気づいているのに、何もしないでいるのか?
それとも、あなた自身と仲間によって未来を変えるのか?
『子ども虐待防止策イベント2022』の開催マニュアルは、以下のリンクからダウンロードできる。
このイベントを地元開催したい方は、上記リンクの開催マニュアルを全部読んだ上で、僕(今一生)までメールください。
conisshow@gmail.com
2023年秋の開催を準備したい方は、今すぐご連絡を!
(ただし、2023年にこのイベントを開催するかどうかは未定)
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