毎日のように、僕は「ジャニーズ問題」に関する動画を公開している。
この問題が、子どもを傷つけた点を日本人に忘れてほしくないからだ。
子どもの心身を傷つければ、その子は一生苦しみを負う。
一生だよ。これは大げさじゃない。
思い出したくなくても、フラッシュバックで眠れない人もいるんだ。
仕事をしたくても、精神病で出来ないまま50代を迎える人もいる。
早めに相談したくても、話を聞く親族や友人を悲しませたくなくて、できない人もいる。
そして、たった一人で被害の痛みに耐え続けた果てに、亡くなってしまう方もいる。
大阪の山の中は、きっと寒くてさみしくて、つらかっただろう。
だからこそ、1人でも多くの日本人が、被害者の痛みに寄り添って考えてみてほしいんだ。
子どもが、一方的に大人から性を強制される痛みについて、被害当事者ではない人ほど、想像してみてほしいんだ。
もちろん、僕だって被害者に何かできるわけじゃない。
でも、彼らの痛みに関心を持つことぐらいはできる。
とくに、ジャニーズタレントに楽曲を提供したミュージシャンは、松尾潔さんを見習ってほしい。
同じ立場の松尾さんは、2023年9月にこう明言したのだ。
「株式会社ジャニーズ出版から支払われる印税を、全額子どもの人権向上に尽くす団体への寄付とすることをご報告します」
これまで子どもの人権と命を守ろうとしてこなかった日本人として、良い曲を作ることで子どもを傷つけない仕組みを作るための再発防止策をすべての企業に徹底させるよう、求めることが、大物ミュージシャンならできる!
子どもを傷つけてきたことと、被害者の痛みに無関心だったことに対する贖罪として、ジャニーズに楽曲提供し、ジャニーズ事務所を儲けさせることでジャニー喜多川の罪を増やしてきた「共犯者」のミュージシャンたちが、日本版『We are the world』みたいに集まって、子どもを守るための歌を作り、企業がCMでその曲をこぞって使うよう、求めることはできるはずだ。
日本のミュージシャンよ。
人の心を良い方向へ変える「音楽の力」を信じさせてくれ!
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