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50 回以上の●被害で 40 年病に苦しんでも、 補償は 1800 万円。あなたが被害者なら納得できる? #ジャニーズ #子育て #教育 #哲学 #裁判 #ニュース #日本



 旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)は、ジャニー喜多川による犯罪の被害者に対して、金銭の補償を始めている。
 補償を求める被害者は1000人を越える見込みで、ジャニー喜多川事件が人類史上最悪の犯罪であることは明らかだ。

 しかし、加害者側のスマイルアップは、被害者を自ら探すことはしない。
 そのため、被害者自身が補償金が支払われるというニュースを知らない限り、交渉のテーブルにすらつけない。

 だから、今も子どもの頃のトラウマで精神病を患い、仕事もできず、今も補償金を手にできずにいる方々は大勢いる。
 たとえば、次のような方々だ。

●補償が始まる前に自〇された方
●被害を相談した親族が自〇したため、事件を忘れたい方
●重い精神病で閉鎖病棟などに長期入院している方
●海外や地方、被災地、へき地に住んでいるために、東京のスマイルアップ社へカンタンに足を運べない方
●被害の後遺症で犯罪に追いつめられ、刑務所にいる方
●被害の後遺症で働けず、ホームレス状態で暮らしている方
●被害の影響で対人恐怖症になり、交渉ができない方
●信頼できないスマイルアップに絶対に連絡したくない方
●弁護士をつけて有利な交渉のできる金銭的余裕がない方
●すでに高齢化し、認知症で在籍の記憶があいまいな方
●ネットを利用できないため、相談窓口サイトに入れない方
●被害者として名乗り出ることで誹謗中傷されるのが怖い方
●補償金の算定基準があいまいなため、ためらっている方
●補償金額を公開しないという秘匿条件に納得できない方

 他にも、「補償は慰謝料としてのみなので、被害の重さに見合わない」と考え、補償の相談をためらう方もいるだろう。

 実際、被害者の一人である石丸志門さんは、被害者救済委員会から1800万円を提示され、「納得いかない」と不服を申し立てた。

石丸さんは14歳で事務所に入所。事務所にいた約3年で、性的な被害は50回以上に及んだという。
30代のころには、心療内科でうつ病と診断され、昨年の被害告白を機に主治医に初めて性被害のことを話すと、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断をされたという。
いま仕事はしておらず、生活保護を受給して暮らしている。

 スマイルアップの東山紀之社長は、「法を超えた補償」を記者会見で約束したが、それならば、慰謝料だけでなく、以下の要素を加えた金額にするのが妥当ではないか?

★被害による心身の病気について、被害者が長い間、自己負担してきた医療費・薬代・カウンセラー代・交通費
★スマイルアップとの交渉のために雇う弁護士代
★被害がなければ働いて得られていた収入(逸失利益)
 ちなみに、日本人男性の平均年収は567万円
 20歳から働けて30年が経てば、約1億7000万円を稼げた。
★被害を相談した相手(親族や配偶者など)がこうむった精神的ダメージに対する慰謝料や医療費
★被害がなければ得られていた学歴を取得するための教育費や進学費
★人生や仕事を取り戻すため、これからの夢を実現させるのに必要な準備金

 子どもの頃に被害に遭えば、人生は狂ってしまう。
 加害者に奪われた人生の時間は、取り返しがつかない。
 それをふまえれば、1人の被害者に1億円から2億円の補償が必要だろう。

 1000人以上の被害者に払っても、1000億円から2000億円だ。
 それを払っても余りある資産が、旧ジャニーズ事務所や藤島家・喜多川家にはある。

 1800万円なんて、年間300万円の貧しい暮らしを6年だけ続けられる程度の金額だ。
 それを平気で提示する被害者救済委員会の弁護士3人は、自分や自分の子どもが被害者だったら納得するだろうか?

 被害によって強いられたうつ病や睡眠障害などの精神病の苦しみは、お金が入れば治るわけではない。

 夜になっても眠れず、睡眠薬を過剰摂取したくなる欲求に襲われ、人に話してもその苦しみをわかってもらえず、1人ぼっちで毎日悶々とする孤独で不安な生活が、一生、続くかもしれないのだ。

 それだけ長い苦しみを負い続ける被害者になっても、あなたは1800万円程度の金で納得できますか?

















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