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■10月、みんなで一斉に「親への手紙」を書こう!

昨年(2017年)10月、親から虐待された100名が書いた本『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』dZERO刊)が発売されました。
この本の発売1周年を記念し、『みんなの「親への手紙」プロジェクト』(公式サイトはコチラ)を企画しました。


日本人は、自分が親に虐待されて育ってきても、そのことに鈍感か、無自覚である場合がほとんどです。
「親のせいにしてはいけない」という呪縛で内面を支配されていたり、「親から愛されてなかったことを認めるのはつらい」という不安が、現実を受け入れることを拒んでしまい、生きづらい自分だけを責め続ける日々からいつまでも解放されない人が多いのです。

実際、親からの虐待を自覚するのが30代後半以降の方も珍しくありません。
そこで、生きづらさという荷を下ろすチャンスとして、みんなで一斉に「親への手紙」を書いてみることを呼びかけようと思いました。

書くだけで勇気を必要とするかもしれません。
自分の親が読まなくても、過去を思い返しながら積年の痛みに向き合うだけで十分つらいのですから。

それでも、すでに、1997年刊行の『日本一醜い親への手紙』とその続編『もう家には帰らない』、2017年刊行の『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』など、合計300人の方が「親への手紙」を書いています。

仲間はいます。
これらの本を読まれた上で、あなたも「親への手紙」を書いて、ネット上で発表してみませんか?
(※下の動画は、本に収録した手紙の一部を紹介したもの。実際の文面は長文です)



 日本では、まだ多くの方が子ども虐待に関心を持っていません。
 だから、親から虐待された人が親への不満を口にすると、「親を悪く言うなんて…」と煙たがる人も珍しくないのです。
 こんな社会、いいかげん、変えませんか?

 また、虐待される痛みを1人でも多くの被害当事者がネット上から伝えることは、今まさに親から虐待されている子どもに「私が今、親から受けている仕打ちは虐待だ!」と気づかせ、早期解決のチャンスにもなります。
 あなたの負った痛みは、どこかの子どもを苦しみから早めに解放させるかもしれないのです。

既にブログに自分の被虐待の体験を書いている人も、これからブログに書く人も、その記事のリンクURLを送ってくれれば、このプロジェクトに参加できます。
あるいは、メール本文に書いてそのまま当プロジェクトに送ってもらってもかまいませんし、ワードファイルに書いてメールに添付してもらってもかまいません。

あなたの勇気が、あなた自身を、そしていま苦しんでいるたった一人の子どもを救うことになるのかもしれません。
『みんなの「親への手紙」プロジェクト』に参加したい方は、下記の応募要項を読んでください。

【応募要項】

応募資格親から虐待された経験のある方のみ
※今も虐待されている方を含みます
※日本語で書かれた「親への手紙」であれば、年齢・国籍などは一切問いません

テーマ:親に言えなかった(言っても通じなかった)思いを「投函しない手紙」として親へ宛てて書く。
自分が親からどんなつらいことをされ、その苦しみから今日までどうやって生きのびてこれたのかについて、親が言った言葉や自分にした行動を事実に即して具体的に書く。
親からされて本当にイヤだったこと、不安、恐怖、痛み、つらさを、うちあける内容。

応募〆切20181031日(水)24
 ※先着順で公式サイトにリンクを張り付けるので、100点が集まり次第、予告なく〆切りが早まる場合があります。

■執筆ルール:下記の条件をすべて満たしてください
※文面の書き出しは、必ず「母へ」「父へ」「両親へ」のどれかに設定
※「親への手紙」として、目の前の親に語りかけるつもりで書いてください
※本文中の親の呼び方は、「ママ」でも「毒父」でも何でも構いません
※学校の作文ではないので、方言や日常的な話し言葉で書いてもOK
※表題(タイトル)は自由につけてください
※以下の要素を本文の前に入れてください
★お名前 ハンドルネーム・匿名でもOK
性別
年齢 20181031日時点での年齢
職業 会社員・教職員・公務員・自営業・学生・無職・家事手伝いなど
 ※ブログの場合、文章の終わりに下記をコピーして追加
  ●みんなの「親への手紙」プロジェクト 10月31日〆切
  http://letters-to-parents.blogspot.com/2014/08/2018minna-tegami.html


原稿枚数400字詰めの原稿用紙なら310枚程度
wordファイルなら左下に表示される字数で、1200字以上、4000字以内。
※既にブログなどに「親への手紙」を書いているなら、そのURL(ホームページアドレス)を送る
※手紙の内容を裏付ける画像データがあれば、記事と一緒に入れてください

■応募の仕方以下の★の項目をコピーし、conisshow@gmail.comまでメール
メールのタイトルに「親への手紙 応募」と必ず記入
 ★お名前 ハンドルネーム・匿名でもOK
 ★ホームページURL(※あなたが「親への手紙」を書いたブログ記事のリンク)
 メール本文やワードファイル添付で送る場合、当プロジェクト側でリンクを作成
 ★性別
 ★年齢 20181031日時点での年齢
 ★職業 会社員・公務員・自営業・学生・無職・家事手伝いなど
 ★参考 http://letters-to-parents.blogspot.com/2014/09/minna-letter001.html

■「親への手紙」の発表:応募が届き次第、公式サイトにタイトルを表記し、リンクします。100点が集まり次第、ごらんの今一生のブログの新記事として発表(※1人1点のみ)

企画・お問い合わせ・メールの送り先Create Media今一生


●日本は、27年間も子ども虐待防止策に失敗し続けている!

 今秋、子ども虐待策の講演会の全国ツアーが始まります。
 リンク先はすでに参加予約が始まっているので、早めにご予約を。

Power to the Children 2018 
子ども虐待防止策 講演会 全国ツアー
◎鳥取 12月16日
◎大阪 12月22日
◎奈良 (※香芝市内で施設予約中)
◎広島 検討中
◎群馬 検討中
(※10月2日時点。最新情報はコチラで確認を)

 いずれの地域も運営スタッフと開催費への寄付を募集中!
 スタッフになりたい方は、今一生までメールを!
 地元での開催費への少額寄付、あるいは全額スポンサードについては、上記の地域をクリックしてください。

 さて、以下の表は、都道府県別の児童虐待の相談件数のワースト・ランキング。
2016年。つづきはコチラ


 全国の児童相談へ寄せられた虐待相談の件数は、27年間で130倍に増えました。
 27年間も、虐待相談の件数を減らせないでいるんです!
 虐待の定義を少し拡大するだけで続々と虐待が認定されるのが、今日の日本。
 この国は、子ども虐待防止策に失敗し続けています。

 今後も同じ仕組みや発想で虐待防止策を続けることは、親から殺される子どもや、虐待で精神を病んでしまう子どもや、自己評価を下げられて自殺してしまう10代をそのままにするということ。

 僕の「子ども虐待防止策」の講演会の他にない価値については、この記事をご覧ください。
 前述の8都道府県と、すでに終了した茨城を除く残り38道府県からの講演依頼については、10月から1本20万円(※千葉からの往復交通費+宿泊費を含む)で受注します。
2017年に函館で行った講演の記事(函館新聞)/2018年のつくばでの講演記事はコチラ

【関連ブログ記事】

毎月2000円で子ども虐待防止を応援!
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