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■子ども虐待防止策イベント in 鳥取に応援を!

 子ども虐待防止策をさまざまな市民と一緒に考え、作り出そうという講演イベント「Power to the Children 2018 ~『親への手紙』全国ツアー」の開催が進んでいる。

 11月10日に福岡でのイベントは終了。

 11月15日時点での各開催地の現況は、以下の通り。
(※地名をクリックすると、各地の参加予約のページへ)

11月24日(土) 岡山
 寄付が経費を満たし、入場無料に。参加予約は10名(残り29名)。
11月25日(日) 奈良
 寄付が経費を満たし、入場無料に。参加予約は30名(残り60名)。
12月  8日(土) 東京
 寄付が10万円以上も不足。参加予約は24名(残り36名)。寄付と参加予約を受付中!
12月  9日(日) 群馬
 スタッフ・寄付・参加予約の受付が始まったばかり。急募!
12月16日(日) 鳥取
 入場無料を先に決め、クラウドファンディングと寄付で経費を調達中!
12月22日(土) 大阪
 寄付が経費を満たし、入場無料に。参加予約は7名(残り43名)。
12月23日(日) 広島

 スタッフ・寄付・参加予約の受付が始まったばかり。急募!

 岡山は、当日まで1週間ほどしかないので、このブログを読んで、無理なくできる応援に今スグ手を貸してほしい。
 奈良は、とくに問題がなさそう。
 奈良・京都・滋賀あたりの友人・知人にイベント情報を伝えてあげてほしい。

 東京は、当日まで1か月を切ったのに予算不足だ。

 そこで、主催者のブログのすべての記事のトップにあなたの希望するリンクを永久掲示できる1枠5万円を寄付するスポンサーを、1社(or 1人)のみ公募してる。

 ちなみに、僕の応援ブログのトップにも同じリンクバナーを掲示する特典も。

 大阪では、すでにスポンサーが現れ、大阪の応援ブログにも貼り付け済み。

 かなりオトクな料金で、領収書も発行できる。

 お早めに、AC東京のブログにあるこのメールアドレスからお問い合わせを!
(※なお、この5万円枠は、東京以外の開催地の主催者も受付中)


 群馬(桐生市)・広島(東広島市)は、まだ開催の準備が始まったところ。
 桐生市・東広島市にお住まいの方は、群馬のブログか、広島のブログで、参加予約・スタッフ希望・寄付のいずれかで応援してほしい。
 参加予約や寄付は、なるべく早めにしていただけると、ボランティアのスタッフたちが本当に助かる。


●イベントの価値を知り、スタッフの熱い思いに気づいて!

 さて、残ったのは、鳥取。
 鳥取では入場無料を先に決め、クラウドファンディング寄付で開催にかかる経費(15万円ほど)を調達中。
(※なぜイベント開催の経費がかかるのかについては、このブログ記事を)

 でも、クラウドファンディングは、11月15日時点で、3000円しか集まってない。

 対価はかなりオトクだが、購入期間は残り30日間しかない。
 早めにクラウドファンディングのページを見てほしい。
 魅力的な対価が、たくさんある!

 もっとも、寄付やクラウドファンディングが今一つ盛り上がらない要因は、ネット上の拡散が足りていないこともさることながら、「Power to the Children 2018 ~『親への手紙』全国ツアー」いうイベントを開催する価値、参加する意義についてピンとくる人が少ないせいかもね。

 このイベントには、3つの価値がある。



 イベントではまず、親から虐待された10代~50代の100名が書いた本『日本一醜い親への手紙~』の一部をスタッフ数人が朗読する。
(※親に虐待された当事者が、オリジナルの「親への手紙」を読み上げる開催地も)

 この20分間の朗読によって、学校で学んだ知識やメディアの情報ではなく、生身の体が子どもの頃から傷つけられる現実を生々しく知ることができる。

 他人事として同情していただけだった被虐待の痛みを、自分事として共感できる儀式だ。
 児童福祉の学術研究者や、現場の専門家の立場では言えない本音が、「被虐待」の当事者の声には豊かにある。

 朗読内容の深刻さに会場は静まり返るが、次に講演者の僕(今一生)が登場すると、雰囲気は一変。
 なぜか? 「Power to the Children 2018 ~『親への手紙』全国ツアー」では、子ども虐待防止策という”希望”を話すからだ。

 もちろん、日本の児童福祉や虐待をめぐる施策がどうなっているかを、中学生でもピンとくるようにわかりやすく解説する。
 話の後半では、民間の虐待防止の仕組みの事例を紹介し、これからの虐待防止策を提案する。

 初めて聞く人は、児童福祉の専門家はもちろん、誰もが「目からウロコ」のはずだ。
 そりゃ、そうだろう。

 児童福祉の専門家が考え、虐待相談の件数を27年間も増やし続けた従来の発想のままでは、親に殺される子、心を病む子、自殺する子が今後も減らせない。
 今必要なのは、児童福祉の外にある自由でクリエイティブな発想による解決の仕組み。
 講演では、まさにその実例について話すんだから、みんな思わずワクワクする。

 60分の講演が終わると、10分ほどの質疑応答がある。
 でも、むしろ大事なのは、その後30分以上もある「防止策をみんなで考える時間」。
 参加者には必ず、親から虐待された当事者がいる。
 彼らは、子どもの時に大人にどうしてほしかったのかを具体的に知っている。

 当事者自身が求める解決のあり方を尋ねれば、27年間も失敗し続けているこれまでの虐待防止策に何が足りなかったのかが浮き彫りになる。
 このように、当事者ニーズを満たす虐待防止策を具体的に考えようとするとき、参加者の多様性が活きてくる。

 政治家が参加すれば、虐待防止に成果を出せる新しい政策が明確になる。
 サラリーマンなら、毎日の仕事がそのまま虐待防止になる仕組みを生み出せる。
 経営者なら、虐待防止の仕組みを取り入れればこそ収益を増やせることに気づく。
 10代の記憶が豊かな学生や若者なら、自分が親に虐待されてきたことを自覚できる。

 この「防止策をみんなで考える時間」に会場からいろんな意見を拾えると、増え続けるばかりの虐待相談にストップをかけられる希望を感じられ、ワクワクしてくる。
 僕らが子どもだった頃、本当にほしかったのは、現状のような児童福祉の制度ではないことに思い当たるのだ。



 こうしてイベントが和気あいあいに終わると、会場近辺の飲食店で任意参加のお茶会がある。
 さっきまで被虐待の話をイベントで共有したので、このお茶会では、親から虐待されてきた当事者たちがお互いに自分の経験を気軽に話せるし、当事者たちの間から新しいアクションが生まれるチャンスにもなる。

 僕が全国を飛び回って講演する子ども虐待防止策イベント「Power to the Children 2018 ~『親への手紙』全国ツアー」の価値についてもっと知りたい方は、このブログ記事(←クリック)を読んでみて。
 既に終わった福岡のイベントに参加した方々の感想は、このブログで読める。

 このイベントの価値を理解し、なるだけ多くの市民に参加してもらいたくて、無謀にも入場無料を先に決め、クラウドファンディング寄付で開催経費を賄なおうとしている鳥取の市民ボランティア・スタッフ(団体名:わっしょい山陰)の熱い思いを感じてくれたら、1000円を彼らに寄付してほしい(※下の画像は鳥取のスタッフの寄付受付口座)。



 なお、他の開催地のイベント情報は、下記の地名をクリック!
 すでに、参加予約は始まってる。ご予約はお早めに!

11月24日(土) 岡山
11月25日(日) 奈良
12月  8日(土) 東京(東京大学・本郷)
12月  9日(日) 群馬
12月16日(日) 鳥取
12月22日(土) 大阪
12月23日(日) 広島



【関連ブログ記事】 

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