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世界的ベストセラー小説の日本初訳の解説を書いたので、読んでくださいな!

 不肖・今一生、ドイツ人作家の世界的ベストセラー小説の解説を書きました。

 すでに書店やAmazonなどで発売中の『スターウォーカー ラファエル少年失踪事件』(フリードリッヒ・アーニ・著/鄭基成・訳/日曜社・刊)です。


 なぜ僕に、解説文の執筆の発注が来たのか?

 実は2018年、安冨歩さん(東大教授)が東松山市長選挙に出た際、その応援隊の一人に、この本の訳者であり、日曜社を立ち上げた鄭基成さんがいたんですね。
 僕も当時、安冨さんとストリート対談をしてたので、鄭さんとも知り合っていたのです。

 僕は1999年に『完全家出マニュアル』を出しましたが、このドイツの小説の舞台も1999年です(※ドイツでの本作の初版は1998年)。

 家出について取材している物書きは、日本にはほとんどいません。
 家出を動機づける虐待の当事者たちの声を100人分も集めた『日本一醜い親への手紙』のような本を作っているのは、僕ぐらいです。

 安冨さんは2019年の参院選に立候補し、「子どもを守りましょう」と泣きながら訴えていましたが、鄭さんは日曜社から初めて出版したマイケル・ジャクソンの評伝『メイク・ザット・チェンジ』の解説を安冨さんにお願いしていました。
 そして今回は、親による虐待で家出した少年の小説本の解説を、鄭さんは僕に依頼されたというわけなのです。


 さて、この小説は、家出少年を捜索する刑事の話です。
 ドイツと日本の家出捜査の違いや、離婚後の共同養育を採用したドイツの家庭で何が起きているかをつぶさに描写しています。

 なので、警察ミステリー小説のファンも、そうでない方も、エンタメ的に楽しめるのと同時に、現実に見合わない制度の下で漂流するしかない人間たちの哀しみにも共感できるかもしれません。
 ぜひ、ご購読ください。

 なお、この本について、以下の動画を撮りました。
 本を読む前に、お楽しみください。



追伸

 僕がイベント・ディレクターを務め、全国8か所で地元市民チームが開催する『子ども虐待防止策イベント2020』では、以下のリンクの拡散をお願いしています。

 どこの開催地でも、人手が足りません。
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★子ども虐待防止策イベント2020

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