コメディアンの上島竜兵さんが、首を吊って亡くなった。
TVは、自殺志願者向けに相談機関の連絡先を紹介していた。
「そんなこと、いつまで続けてるんだ?」
僕が自殺の取材を始めた1990年代から、30年以上も変わらない報道。
まるで「困った人は私じゃなくて、あっちへ行って」と言われてるようだ。
それが、下の動画だ。
湿っぽい語りの動画になっちまったけど、一人で死にたい方に向けて現在の僕の率直な気持ちをぶちまけた。
(※動画で紹介した、2008年にNHKから依頼されて書いた文章は、こちら)
正義感の強い方からは、反発を食らうかもしれない。
(※もっとも、コメント欄は荒れてないようだ)
人を救う法律を考えると、あまりにむなしい気持ちにさせられる。
しかし、たかが人間の作った法律なんて、人間自身が変えられる。
希死念慮に苦しんでいる孤独な若者や子どもに比べれば、僕はまだ少しだけ元気だ。
やれることは、やろうと思う。
それは、生きづらい人たちの切実な声を、政治家に届けること。
弱者の声を知ったうえで何もしないなんてことは、許さない。
まずは、法律を変えられる政治家に、現実を知らしめることをしたい。
最後に、僕の大好きな曲をあなたへ贈ろう。
児童相談所の職員の親から虐待されて育ち、生き残ってきた人の歌だ。
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