2018年3月2日、この日に何が起こったか?
東京都目黒区で、船戸結愛ちゃん(5歳)が自宅から救急搬送された日だ。
彼女は両親に虐待され、食事を制限され、顔面も殴られ、衰弱後も医者に診てもらえることもなく、敗血症で亡くなった。
多くの人は、忘れているだろう。
だが、搬送されてゆく結愛ちゃんの姿を偶然見てしまい、その姿を記憶から消したくても消せなかった人がいる。
ラッパーの般若さんだ。
彼は今年2022年3月、『2018.3.2』という曲を発表した。
まずは、聞いてみてほしい。
歌詞はコチラ(←クリック)
朝日新聞の記事によると、般若さんは自宅マンション前に消防車と救急車が止まるのを見た。
「土色の顔」「案山子みてえな足」「タンカ乗せられた女の子」…。
OCEANSのインタビューに、般若さんはこう語った。
「メジャーなアーティストだったらこの曲は出せないですよね。でも僕はメジャーじゃないから関係ない。曲について何を言われてもいい。それが罵詈雑言だとしても、僕には響かない。
それでも、曲を世に出す怖さはありました。この曲を聴いて辛い気持ちにさせちゃったらごめん、っていうことですよね。出すか出さないかを迷ったっていうのは、そこです。本当はこんな曲、この世に存在しちゃいけないんですよ。
だけど、もしかしたら、この曲を聴いた人が『自分の家の隣でも虐待が起きているかもしれない』って考えたり、何か気になることがあれば声をかけるキッカケになるかもしれない。そうなればいいなと思って、最終的に曲を出しました」
子ども虐待を真正面からテーマにした日本人の大ヒット曲は、過去にない。
だから、レコード会社はこのテーマを日本人になかなか歌わせない。
(※欧米には、たくさんある。『LUKA』の世界的な大ヒットは有名)
般若さんは、『2018.3.2』のリリースと同時に、「虐待のない世界の実現」を目指し、「FOR CHILDREN PROJECT」を始めた。
そのサイトには、こう書かれている。
「正解はわからない。けど、わたしたちは『わからない』から始めてみます」
『2018.3.2』は、アルバム『笑い死に』に収録され、このリンクから試聴・購入できる。
子ども虐待に関心を持ってくれるなら、たった50分の下の動画も観てほしい。
そして、さらに虐待された人の気持ちを知ろうと思ってくれるなら、以下のリンクを見てほしい。
★『子ども虐待防止策イベント in 神奈川 2021』の動画
★『子ども虐待防止策イベント2022』の開催マニュアル、発表!
https://con-isshow.blogspot.com/2022/02/20222022.html
★『子ども虐待防止策イベント』を企業・大学で開催しませんか?
https://con-isshow.blogspot.com/2022/02/no-abuse2022.html
★あなたの町に、僕を呼んでください
https://con-isshow.blogspot.com/2022/03/con-kouen2022.html
★虐待の被害を伝えたい方、いませんか?
http://con-isshow.blogspot.com/2022/03/boshu-ketters2022.html
【関連ブログ記事】
★今一生のYouTubeチャンネル登録はコチラ
上記の記事の感想は、僕のtwitterアカウントをフォローした上で、お寄せください。
下の「シェア」や「ツィート」をポチッと…
55分でサクッとわかる
子ども虐待の現状と、新しい防止策