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■広島での「子ども虐待防止策」講演に応援を!

右クリックで画像をダウンロードし、記事リンクと一緒に拡散してください!

 12月9日(日)、群馬県桐生市で、7年間ひきこもっていた女性が主催した「子ども虐待防止策」イベントは、当日2日前に開催経費15万円を超える寄付を集め、入場無料を実現した。
 当日2日前では参加予約は7人にすぎなかったが、当日はスタッフを含めて21名の参加者を集めることができた。

 12月16日(日)に鳥取県米子市で開催される「子ども虐待防止策」のイベントも、開催2日前の14日(金)の夕方までに開催経費を寄付で賄えた。
 いずれも、「子ども虐待をなくしたい!」という熱い思いを持つ方が、ネット上にも米子市にも少なからずいてくれたからだ。
 その気持ちを、本当にありがたいと思う。

 おかげさまで22日(土)に大阪で開催される「子ども虐待防止策」のイベントも、開催経費を寄付で調達し、今は会場の定員まで参加者を集めるために、ネット上で必死にイベント情報の拡散をしている。

 だが、23日(日)に広島で開催される「子ども虐待防止策」のイベントは、広報に力を入れることが難しく、当日まで4日間しかない18日時点で、寄付総額が11万1000円!
 開催費の不足はついに、あと3万円台に…。
 奇跡を起こせるところまで、なんとかやってきた。


 それでも、参加予約はたった7人!
 なぜ価値の高いイベントを開催するのに、広報に力を入れることが難しかったのか?
 それは、主催者が地方に住むセクマイ(性的少数者)の当事者だから、かもしれない。

 広島で開催される「子ども虐待防止策」のイベントの主催者は、成木ともさん。
 自己紹介のブログ記事で、成木さんは「Xジェンダーの女性愛者(恋愛対象は女性)」と書いている。

高校時代は大人にそのことを訴えても理解してもらえずに否定的なことを言われて、学校が嫌いになり、保健室登校を経験しました。
 高校生になると、男女の差が大きくなり、学校の先生からもクラスメイト達からも私が 他の子どもたちと違うことで、あの人、おかしい』と言われることが増えてきたのです。
 そのため、学校に行きにくくなり、保健室登校をしたこともありました。高校、大学と自分を偽り、耐え抜いてきました。
 友人らと一緒に過ごしているけど、本当の自分のことを話せずに、友人らに合わせて作り笑い。本当は孤独で寂しいと感じていました。
 就職先は、男性はいつもスーツ女性はいつも事務服ではないという理由だけで、文系大学出身なのにIT企業に入社しました。
 そんなある日、LGBTQの自助グループが岡山県にあることを知りました。勇気を出して当事者同士が集まる茶話会に参加し、初めてLGBTQの当事者と出会いました。
 その茶話会で、初めて今まで自分が『こんなことがツラかった、大変だった』と話して、『うん、わかるよ』と言われ、初めて自分を理解してくれる人と出会い、 『自分はずっと孤独だと思ってきたけど、少なくともここに来た時は一人ではない』と思えるようになりました。
 この経験から、子ども虐待防止策の講演会を通して、親から虐待を受けてきた人も、『今まで虐待を受けてきたことを誰にも言えずに孤立していたけれど、自分は一人ではない』という実感をして欲しい

 だから、成木さんは、自分自身の本名や顔写真などのプライバシーをさらけだして寄付を集めるなんて勇気は、にわかには出せなかった。
 田舎に住むセクマイが、ただでさえ周囲にそうと悟られずにいたい気持ちは、セクマイでなくてもわかるはずだ。

 それでも、成木さんは意を決した。

「この講演会をやろうと思う決定打になったのは、両親から虐待を受け、死亡した5歳の女の子が『おねがいします ゆるしてください』と両親に許しを請う文章を書き残していたことでした


 主催者に名乗りを上げたものの、成木さんは、なかなかスタッフを集められず、ほとんど孤軍奮闘で「子ども虐待防止策」のイベントの開催を準備してきた。
 だから、開催運営費を思うように集められなかったんだ。
 なまけていたわけじゃない。

 彼女の奮闘で、1枠5万円のバナー広告は売れた。
 でも、寄付総額はまだ、11万1000円(※18日時点)

 開催費15万円が寄付で集められれば、参加者全員を入場無料にでき、貧困層や生活保護の受給者、子どもたちも気軽に足を運べるのに…。
 早く寄付が集まれば、それだけ早く入場無料の告知ができるのに、なんとも悔しい!

 開催運営費は、3万円ちょっと不足。
 参加予約者は、7名。
 当日23日まで、残り4日間。

 それでも彼女は今も、少しでも「子ども虐待防止策」のイベントに興味をもってもらおうと、新しいブログ記事を地道に書き続けてる。
 「LGBTQと子ども虐待2」という記事では、セクマイというだけで親に疎まれる人たちの現状を指摘した。
 他人事ではなく、自分事として子ども虐待をとらえるまなざしを、彼女は獲得したんだ。

 きみはどうかな?
 「子ども虐待を本気で無くしたい!」
 そう思えるなら、できっこないをやらなくちゃ。
 広島でも、これを読んでるあなたと一緒に、奇跡を起こしたい!



●寄付・当日参加、どっちでもうれしいな!

 ここまで読んで、「力になりたい!」と思ってくれるなら、以下のアクションを切実にお願いしたい。

【寄付】
 1000円(千円)単位でのお振込みをお願いします。
 できれば、振込名義人(あなた)の名前のあとに、「キフ」を足してください。
 振込手数料は、ご負担ください。
 遅くとも12月21日(金)午後2時までに電信で振り込んでもらえると助かります!

◎ゆうちょ銀行から振り込む場合
 記号 15180 
 番号 11534701
 口座名義 エースプロジェクト

◎他の金融機関から振り込む場合
 ゆうちょ銀行
 店名 518
 預金種目 普通預金
 口座番号 1153470
 口座名義 エースプロジェクト

※振込後は、下記の成木さんへメールしよう。きっと喜ぶよ!

【当日参加】
 広島県や東広島市に住んでなくてもいい。
 「自分は親から虐待されたわけじゃないし」と思わなくてもいい。

 「親から虐待される痛みを受け止めたい」とか、「防止策を市民みんなで考える貴重なチャンスの場所に居合わせたい」とか、「自分と同じ虐待サバイバーに会いたい」と思ってくれたなら、旅をしながら来てほしい。

 この『子ども虐待防止策』の全国講演ツアーは、ノーギャラでやった2017年に19か所、コストを寄付で集めた2018年は11か所と半減し、2019年はさらに開催地が減るおそれがある。
 実際、ボランティアでは、これが限界なのだ。
 つまり、きみが住んでいる街では、きみが主催者にならない限り、開催されない。
 これまでに参加した人たちの感想を読んで、「行くしかない!」と思ってくれるとうれしい。

 イベントの内容は、以下リンクでご確認を。
右クリックで画像をダウンロードし、記事リンクと一緒に拡散を!

 さぁ、出発だー!
 Yahoo!路線であなたの最寄り駅と西条駅(広島)を入力しよう。
 会場に近い「西条昭和町」までは格安の高速バスや夜行バスも出ていて、東京・大阪・京都・兵庫あたりなら、かなり安く往復できるので、早めにご予約を。

 往復の交通費と時間がわかったら、宿泊先の予約だ。
 西条駅前のホテルには、4000円台で予約できるホテルがまだある。
 そこで、格安の交通費と宿泊費をふまえて、各地からの総予算を試算してみた。


★東京 高速バス9800円+宿泊費4000円+高速バス1万1800円=2万5600円
★大阪 高速バス5600円+宿泊費4000円+高速バス6600円=1万6200円
★京都 高速バス5600円+宿泊費4000円+高速バス6600円=1万6200円
兵庫 高速バス5600円+宿泊費4000円+高速バス8900円=1万8500円

 1泊せず、当日の夜の便で帰る場合は、4000円を引けばいい。
 すると、東京からだと2万円ちょっと。
 東京以外の西日本側の県からは、往復1万円台!
 当日1泊しても、現地で2食分を使って、会場のある西条駅=広島駅を往復し、広島市・呉市で映画『この世界の片隅に』のロケ場所を観光しても、3万円以内で足りる。

 今ひきこもってる人も、不登校をしてる10代も、「住んでる土地を離れたい」と思ってる大人も、親からさんざん虐待されたきたサバイバーも、この機会に旅を始めよう。
 苦しんできた人ほど、楽しんでもいいじゃないか。

参加予約・お問い合わせ
●エースプロジェクト
 asproject.ch@gmail.com (※アドレスをクリック)

予約メールを送る際は、以下の質問に必ずご回答ください
 □あなたのお名前
 □終了後のお茶会に参加しますか?



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