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子ども虐待防止策イベント2021 ②イベント・ディレクターの役割


 

 ライターの今一生
は、2018年から『子ども虐待防止策イベント』の開催を全国各地の市民に呼びかけて、イベント・ディレクターとして運営をフォローアップしてきました。


 イベントを開催したことのない人でも気軽に実現できるよう、各地の運営チームを支えれば、新しい虐待防止策を作り出す機運を全国に広げていけるので、親に虐待される子どもを減らせる政策の実現が早まるからです。

 では、イベント・ディレクターとして、僕(今一生)は何をしたのか?
 以下の役割をまっとうしたのです。

① 運営マニュアルを作り、地元開催を呼びかけるブログを書いてSNSで拡散
② 地元開催をしたい人と一緒にスタッフ増員とLINEグループで日々打ち合わせ
③ 運営チームが開催費で赤字にならないよう、赤字補填用の寄付を独自に募集
④ 政治家招待・寄付金・サバイバー出演者の確保、朗読原稿の推敲・編集
⑤ イベント運営に必要なブログ記事を執筆し、新しい虐待防止策を公募して印刷
⑥ 開催地にある新聞社などの報道機関にプレスリリース(報道資料)をメール
⑦ 毎日、各チームやスタッフからのイベント運営上の課題や相談に個別対応
⑧ 各地のイベントに参加する前と後に自腹でPCR検査(1万5000円×2回)
⑨ 収支報告を公表していないチームのブログに記事をスタッフの代わりに執筆
⑩ イベント当日のビデオを編集し、YouTubeに公開&SNS拡散で全国に周知

 この10点の役割を1人でこなすので、毎年イベントの準備を始める7月からイベントが終わる12月までは本業の執筆仕事がほぼできず、無収入になります。
 つまり、半年間もわずかな貯金を削りながら生活することになるのです。

 これでは僕以外にイベント・ディレクターを増やすことが困難になり、イベントを全国各地に増やす速度が遅くなります。

 各チームのスタッフは、仕事や子育てなどのかたわら空き時間に無理なくボランティアとして活動し、交通費や打ち合わせ飲食費などの活動費も寄付金から支払われるため、個人的な出費をせずにイベント開催に取り組めます。
 しかも、ボランティアのため、自分に任されたことを完全にできなくても、途中で活動をやめても、何の責任も問われません。

 しかし、6か月もの仕事時間をすべてイベント運営にささげるイベント・ディレクターが1か所で5万円しか実入りがないと、実質的には赤字となってしまうのに、イベントの品質を守る責任だけは取る立場なので、誰もそんな役割を負おうとしなくなります。
(※子ども虐待防止策イベントの品質とは、①イベント会場とネットで顔だしで虐待被害を告白できる3名を出演させること ②虐待の現実と新しい防止策に関する解説ができること ③政治家・市民を招いて防止策を議論すること)

 そこで昨年まで各チームから5万円を「講演料」の名義で受け取っていた額面を見直し、「イベント・ディレクション代」の名義として15万円に値上げします。

 ただし、今年はこの15万円は各チームの負担とせず、イベント・ディレクターを務める僕が独自で集める「赤字補填用の寄付」から出費することにします。
(※各チームは、講演者として僕を招く際、往復交通費と宿泊費のみを負担)

 赤字補填用の寄付には現在、昨年からの蓄積と、「今一生と清水有高の副業ビデオ講座」の売上の一部からの寄付を合わせて約100万円がプールされています。

 今年(2021年)は僕自身がイベント・ディレクターを請け負うのは全国5か所のみとし、イベント・ディレクターとして活動するのも今年を最後にします。

 55歳の僕が孤軍奮闘するより、より多くの人が1人で1か所のイベント開催に責任をもち、自力で自分自身のイベント・ディレクター代15万円を含む赤字補填用の寄付を集め、地元開催に動く人材を掘り起こし、僕の開催マニュアルを共有し、実現まで伴走できるようにする仕組みを育てる頃合いだと思うのです。

 「子ども虐待防止策イベント」のディレクターになりたい方向けには、ごらんのブログで別途記事を書きますので、少々お待ちを。

 なお、「子ども虐待防止策イベント」は毎年7月末までに開催を希望する市民チームを公募し、9月から12月までの間に開催しています。
 このイベントの価値の大きさについては、以下の動画をすべて見て、ご確認ください。




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