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子ども虐待防止策イベント2021 ③開催マニュアル #防止策イベント2021


子ども虐待防止策イベント2021 
開催マニュアル


開催チームのブログをBloggerで作る

 まず、イベント開催の発起人として開催チーム(団体)に名前をつけます。
 「Power to the Children in Osaka」とか、「AC東京」など、地名を冠した名称でもOK。
 すでにNPOなどの法人があれば、その名称でもOK
 「子ども虐待防止策イベント in 〇〇 2021」(※〇〇は都道府県名)にすると、検索で探しやすいです。

 ブログは必ず、初心者もスグ作れて複数のスタッフが投稿できるGoogleのブログサービスBloggerで作ります(昨年と同じ主催者なら同じブログでもOK)。
 ブログのタイトルは、団体の名称のあとに「2021」をつけてください。

 Bloggerでブログを作る際は、団体活動用のgmailのアカウントを取得します。
 たとえば、北海道なら hokkaido-kodomo2021@gmail.com のように、「2021」を入れたうえで、なるだけ短い語数で、わかりやすいのアカウント名にします(※参考:chiba-ac2021@gmail.com)。

 記事を書く際は毎度、記事のタイトルのあとに一角空白を入れ、「#防止策イベント2021」というハッシュタグを必ず入れてください。
 そうすることで、他の開催地の団体も、あなたの団体の記事リンクのtwitter拡散に協力してくれます。

 最初の記事タイトルは、「発起人の自己紹介 #防止策イベント2021」にしておきましょう。ブログ記事の外側の欄に、発起人のプロフィールを書いた記事のリンクがあると、スタッフを誘いやすくなります。

 自己紹介の記事には、発起人や代表の顔がわかる写真を載せます。
 名前は、ハンドル名でもかまいません。
 これは、寄付者からの信頼を担保するためです。
 ブログ記事の外側の欄には、問い合わせメールアドレスもはっきり見せましょう。

 最初の記事では、顔写真付きで自己紹介し、地元のスタッフを公募。
 いつ頃、どこの町でやりたいのかの候補も書いてみましょう。
 記事をどんどん増やし、ネット上で拡散すれば、スタッフもスポンサーも増えます。

 Bloggerの利用がわからなくても、今一生がSkypeLINEで丁寧に教えます。
 わかりにくい場合は、とりあえずメールをください(conisshow@gmail.com)。

② 3人以上(代表を含む)のチームを結成

 ネット上で地元市民を呼びかけ、地域のカフェや公民館などに集まり、「子ども虐待防止策イベント in 〇〇」の開催スタッフを公募します。
 ブログで自己紹介をしたら、べつの記事で「子ども虐待防止イベントを一緒に運営したい方、募集!」の記事を書いて、ネット上で拡散しましょう。

 そこには、どこの都道府県で何月頃にやりたいのか、なぜ開催したいのかの思いを書いておき、自己紹介の記事へリンクを貼りましょう。
 そして、スタッフ希望者を募るため、自宅付近の公民館やカフェなどで初顔合わせのミーティングを行う日時・会場を同じ記事内で発表し、参加者を募ります。

 2人以上が来ない場合は、早めに再度ミーティングを呼びかけます。
 35人程度の小さな集まりとして、『日本一醜い親への手紙』の朗読会を毎月定期的に開催して人を集めたり、zoomによるチーム立ち上げ会議を地元在住者に呼びかけ、その中からスタッフを募ってもOKです。

 発起人を含めて3人以上のスタッフが確定できたら、団体名でLINEグループを作ります。
 ただし、以下の方はスタッフになれません。

※これから選挙へ出馬する予定がある方
※開催マニュアル(このページ)をすべて読んでいない方

 ここまでの準備が整った時点で、以下の要素を書いて今一生に「子ども虐待防止策イベント in 〇〇の発起人をやります!」とメールでお知らせください(conisshow@gmail.com)。
 〇〇には、都道府県名を入れます。

★発起人の名前とケータイ番号
★他のスタッフ2名の名前
★団体ブログのURL

(※2021年は、依頼された先着5団体のみ、今一生がイベント・ディレクターを請け負います。その後、開催希望の団体が増えたら、地元で今一生以外にイベント・ディレクターを担当できる人を公募することになります)

 同時に、Bloggerで作ったブログの設定から、「ブログの管理者と投稿者」に今一生とスタッフを入れてください。
(招待メールのアドレスは、conisshow@gmail.com

 そして、実際に顔を合わせる最初のミーティング(23時間)をtwitterfacebookなどで呼びかけ、発起人の近所のカフェなどにスタッフみんなで集まれるチャンスを作り出してください。


 スタッフ・ミーティングでは、「子ども虐待防止策イベント」の開催マニュアルをスタッフ全員で共有し、スタッフとしての役割をそれぞれのメンバーが確認、承認した時点で、スタッフ確定とします。

 スタッフの役割は、主に以下の通り。
発起人が必ず代表にならなければ、いけないわけではありません。スタッフ・ミーティングの際に立候補者を募り、その場で決めてください)

【代表】
◎「開催マニュアル」と「スタッフの役割」を読みこなす
Bloggerで団体ブログを作り、団体専用メールアドレスをgmailで取得する
SNS、ブログなどネット上や友人からスタッフを集める
◎当日までの各スタッフの業務の進行管理(いつまでに何をやるかを決める)
LINEグループを作り、スタッフとイベント・ディレクターを誘い入れる
LINEグループのQRコードを取得し、ブログ記事でスタッフを公募する
◎スタッフ・ミーティングの日時と場所を設定し、場所を予約、LINEで告知
◎開催マニュアルをスタッフ全員に読んでもらうことを徹底する
◎各スタッフの役割にとって必要な記事を、ブログに書いて応援
◎運営上の課題については随時、イベント・ディレクターと相談
◎イベント会場で当日の各スタッフへ役割を指示・確認
◎新聞社・テレビ局などからの取材に対応
 ※日常的にパソコンを使いこなしていない人は、代表になれません。また、顔と名前をネットやイベント会場、取材メディアで公開できない人も、代表になれません(ハンドル名でもOK)。
◎イベントのようすをスマホで撮影(朗読者+解説者+議論時間の政治家など)
◎イベント直前・休憩時間・終了後、スタッフと政治家との間で名刺交換を促す
◎終了後、イベントのようすと収支がわかる画像付きの事後報告のブログを書く

【朗読者公募係】
◎自分の虐待被害を伝えたいサバイバーをブログ記事で公募し、4人を確保
 顔と声を撮影OK、後日Youtubeで公開OKの人のみを公募対象とする
◎イベントから2か月前までにサバイバー4人に「親への手紙」を書いてもらう
 ※原稿は3000字以内で、「お父さんへ」(もしくはお母さんへ)で書き始める
 ※幼い頃から今へ時系列で虐待された経験を1人称で描く(手紙形式)
 ※参考:
◎手紙原稿は必ずワードファイルで書き、イベント・ディレクターへメール
◎朗読する手紙原稿はサバイバーとイベント・ディレクターによって編集される
 ※雑誌・書籍の編集経験者か国語教師に添削・編集してもらってもいい
◎イベント・ディレクターから公募係へ送られた完成原稿を印刷、執筆者へ配布
◎当日は3人以上が手紙を朗読できればOK
◎手紙原稿を朗読したサバイバーには、各自1万円の謝礼と往復交通費を渡す
◎朗読の謝礼額を1万円以上に増やせるよう、ブログで振込の寄付を集める
 ※団体へ寄付する際、振込名義人に「ロウドク」を足してもらう記事を書く
 ※記事用の参考動画:下記の動画をサンプルとして記事に貼り付ける
 ※前日までに「ロウドク」付きの寄付を現金化し、朗読者の人数割りで支払う
◎会場で直接サバイバー各自に寄付するよう、ブログ記事を書いて事前に伝える
 ※朗読+解説の後の休憩やイベント終了後にサバイバーへ手渡す旨を伝える

政治家招待係】
◎開催地の都道府県を選挙区とする国会議員・県議・市議のメールアドレスのリストをワードファイルで作成
◎リストの議員へ開催の告知と面会希望のメールを出し、会って参加予約を促す
◎予約が届いた議員の名前・顔写真・所属議会・政党を先着順にブログで紹介
 ※地元の有権者にイベント後の政治活動がわかるよう、議員の情報は必ず公開
◎議員の参加予約は、先着10名まで。予約はメールでのみ受け付ける
◎参加予約が足りない場合は、議員のfacebookページから連絡し、催促する
◎イベント当日まで1か月を切っても10名の予約が集まらない場合は、イベント・ディレクターにLINEの個人メッセージから相談する
◎当日、受付で予約した議員の名前を確認し、会場の席にバラバラに案内する
◎議員が当日の感想を書いたブログやfacebookを探し、ブログでリンクを紹介

【会場設営係】
◎公営の会場を探し、912月の土日・祝日の空き日程を確認する
 ※プロジェクター・スクリーン・マイク3本・wifiを利用できる会場
 ※30人が参加するが、50席以上のイスが入る空間
 ※政治家+一般で30席のみ使用(社会的距離を担保する)
 ※3時間のイベントなので、前後30分を含め、4時間以上を予約
 ※予約時間は、午後1時から5時がベスト(午前中や夜間はNG
◎会場を予約し、利用料金を開催費への寄付金から精算
◎決定したら会場と開催日時を、イベントの2ヶ月前からブログ記事で告知
当日プロジェクターに資料画像を投影するパソコンの操作係を探し、確定する
 ※パソコンを持参する人をスタッフから募る
◎会場を視察し、最寄駅からの地図と外観・内観の写真をブログ記事で紹介
 ※プロジェクターと持参するパソコンとの相性とコネクターも確認しておく
◎団体のメールアドレスに届いた予約者リストを作り、最新の予約者数を政治家・一般別にブログで随時報告
◎イベント前日、予約者リストを印刷し、当日持参し、受付で確認する
◎イベント終了後のお茶会の場所を探し、20人で予約(スタッフ含む)
 ※メール予約を受け付ける際、お茶会への参加の意思を問う
◎当日、会場設営を指揮、カギの管理、受付、お茶会の会場へ参加予約者を誘導
◎当日のようすをスマホで撮影、翌日までに画像をLINEグループで共有

イベント広報係】
◎イベント会場が決定後、会場と地図、開催日時を告知するブログ記事を書く
◎イベントの2か月前から告知チラシを作って300部を印刷し、自宅に保管
10部×30ヶ所の配置・郵送リストを作り、スタッフに分配&郵送
 ※チラシができ次第、ミーティングを呼びかけ、全スタッフに手渡し
 ※郵送:児童相談所、役所の子育て支援課、政党事務所、子育てNPOなど
 ※設置:自助グループ、心療内科、コワーキングオフィス、学校の保健室など
◎団体専用のtwitterアカウントとfacebookページを作り、ブログ記事を広報
 ※twitterでは地元の都道府県名でプロフ検索し、地元ユーザを全員フォロー
 ※会場と日時、ブログへのリンクをつけたQRコードの3点を画像化し、拡散
◎記事タイトルの最後には、必ず一角空きで「#防止策イベント2021」をつける
◎開催2か月前から予約用のメールアドレスを記事とブログの右上に書いて広報
◎新聞社(全国紙の支社も)とNHKに電話し、社会部記者に情報をメール
 団体のブログでも「取材してください」という趣旨の記事を書いて拡散
 Twitter検索で地元の新聞記者を探し、取材依頼の記事をツィートする
 ※先着予約で議員10名+一般20名(スタッフ以外)の計30名のみ参加できる
 ※報道関係者も「一般」に入るため、早めに予約メールを送るように伝える
 ※一般20名は、議論に参加して政治家に質問・提言したい人を対象とする

資金調達・会計係】
◎団体の口座を新規開設する
 ※りそな銀行、信用組合、郵便局だと、団体名+本名で開設できます
 ※スタッフ個人の口座として新たに作るのが一番早いです
◎開催費1015万円をネット上から集めるため、寄付募集の記事を書いて拡散
 ※寄付は1000円単位で集め、15万円を目標に随時、通帳の画像を記事で紹介
◎コストを随時計算、出費を抑える工夫を行う
◎ブログタイトル下のスペースに5万円で広告を掲示するスポンサー企業を探す
26月に自治体・企業の助成金を申請するなら12月までに受け取れる
 ※クラウドファンディングは、年内に精算できないため、推奨しません
◎各スタッフの自己負担分を随時精算し、当日までに支払いを終える
 ※活動交通費・備品購入費・打ち合わせ飲食費・チラシ印刷費・会場費など
◎イベント1か月前に赤字が懸念される際はイベント・ディレクターに必ず連絡
 ※イベント・ディレクターは、赤字補填用の寄付を独自に集めています
◎当日までに寄付金が余ったら、地元の子ども食堂・養護施設などへ寄付する
◎団体のブログに収支報告の記事を書く

事務係】
◎副代表として代表が背負い込みすぎて遅れがちな役割を助ける
◎ブログで公表する団体のメールアドレスからの問い合わせに返事を書く
◎スタッフの簡易名刺をなるだけ安く作成、全スタッフに20枚ずつ配布
 ※名刺には団体名、ブログリンクのQRコード、個別のメールアドレス、名前
◎顔合わせミーティングやLINEグループミーティングを企画し、スタッフに告知
◎ミーティングがあるたびに、議事録をつけてLINEグループで共有・保存
◎各スタッフを役割別に名前・集合写真の画像をブログ記事で公表
◎子連れ歓迎なので、会場に幼稚園児以下の子どものためのkidsスペースを作る
 ※ブルーシートを用意したり、おもちゃや絵本などを準備する
◎会場にアートを掲示できるなら、毒親アートフェスに参加の手続きを取る

記録係】
◎当日使うビデオカメラを調達・持参し、撮影(iPadでもOK
 ※バッテリー(電源)・電源ケーブル・電源の位置などを確認
 ※録音マイクは事前にサバイバーに声を出してもらって音量を確認する
 ※朗読するサバイバーの上半身と声・解説者はそのまま撮影する
 ※議論の時間は会場の後ろから撮影し、一般参加者の顔は撮影しない
 ※カメラが2台ある場合は、サバイバー・政治家・解説者のみ寄りで撮影OK
 ※参考:
◎撮影したビデオをコーナーごとに編集し、ファイルを分ける
 ※3時間通し・朗読3人分(1人分ずつ)・解説・議論の6本のファイルにする
 ※一般参加者の顔が映り込んでいる場合は、顔をぼかす
◎動画は当日から1週間以内にギガファイル便でイベント・ディレクターへ送る
◎ビデオ録画係とは別に、パソコン持参で生配信ができる係を調達する
 ※イベント・ディレクターのYouTubeチャンネルで生配信可
◎動画ファイル(またはそのリンク)を紹介する事後報告のブログ記事を執筆

【感染症対策係】
◎自治体と政府の感染症対策を常に確認し、LINEで共有、安全な開催を実現
◎ミーティングの際はマスク持参をLINEで呼びかけ、予備のマスク持参で参加
◎アルコール消毒液・非接触検温計・医療用手袋・ティッシュ・ごみ袋を購入
 ※マスクを忘れた入場者用に、予備のマスクも10枚ほど準備
◎当日、入場の列が社会的距離をとれるよう、足元に目印の紙を置く
◎当日、議論の際、マイクを手渡す前に消毒する係をスタッフ内で募り、確定
◎当日、場内の席と席との社会的距離を確認し、配置する
◎当日、イベントの終了後にごみ捨て(燃えるごみ・不燃ごみの分別)

 1つの役割に1人の担当者を決め、1人でも多くのスタッフを増やし、特定の誰かに負担が集中しない工夫をしましょう。
 下のLINE画像をスマホのQRコードリーダーで読みとり、今一生をグループに加えておいてください。運営上の相談にいつでも応じます。


 団体の専用口座を開設

 イベントのためにチームを組んだ団体で、法人登録をしていないものは「任意団体」と呼ばれます。
 任意団体の場合、申し込み即日もしくは1週間以内に口座を新規に開設してくれるのは、りそな銀行・ゆうちょ銀行・西武信用金庫・西京信用金庫の4行だけりそな銀行をお勧めします)。

 いずれも、代表者の印鑑を持参し、任意団体としての活動予定などを窓口で話して必要書類に記入すれば、近所の信用金庫では30分ほどの短時間で作れます。
 会則の記入を求められた場合は、「子ども虐待防止を目的にイベント開催を行う。そのためのミーティングと運営に会員は参加する」程度のことを書いておけば十分。

 口座が開設できたら、オンラインバンキング(ネットで残高確認や振込)ができる手続きを取っておくと、寄付金の集まり具合をスマホやパソコンで随時確認できます。
 スタッフが3人集まり次第、口座を設けておきましょう。早めに寄付を集め始めれば、無理なく集まるため、これまで一度も赤字がありません。

 なるだけ早めにブログを立ち上げ、スタッフを集め、動き出しましょう。
 なお、スタッフは活動で自己負担した交通費を記録しておけば、打ち合わせ飲食費や資材購入費などを、あとから寄付金で精算できます。

 寄付金を集めるのと同時に、飲食費や購入費は団体名で領収書を必ずもらっておきましょう。
 サバイバー朗読者の謝礼などに支出する場合は、オンラインの領収書を発行して、メールで受け取れるにしておくか、チーム名宛ての領収書を書いてもらってください。

⑤ 会場を予約

 公民館・市営の会議室・大学の講義室など、なるべく無料もしくは安く借りられる場所を地元で探します。
 駅から徒歩で行ける場所が理想的です。
 大学は教室の担当教授へ確認しますが、自治体が運営する公共施設は市民がログインして予約できるシステムがあるので、いつから予約できるのか確認を!

 会場の条件は、以下の通り。

他の開催地の日時とずれている
 ※イベント・ディレクターに問い合わせる
●4時間以上借りられる(朗読30分+講演60分+議論90分+準備・片付け)
プロジェクター&スクリーンがある
パソコン画面を投影できる(プロジェクターと結ぶコネクターを確認)
●wifiが使える
●30人の参加者が座れるイスがある
 ※50席以上ある会場で、社会的距離がとれる感染対策+ネット生中継も考慮
マイクは3本以上借りる(ハンドマイク2本+有線スタンドマイク1本)
幼稚園児以下の子が遊べるキッズスペースを一部に作れる
壁にテープで紙が貼れる(毒親アートフェスの展示も検討を)
●912月の土日・祝日の午後の時間帯(例:午後15時)

 全国一斉で開催地を決めていくので、日時は早い者勝ちになります。
 早めに会場を予約できるよう、安く借りられる場所の候補をいくつか早めに探しておくことをお勧めします。

イベント専用twitterアカとFacebookページ新設

 講演会の開催日時や会場が決まり次第、イベント専用のtwitterアカウントを新設し、広報担当スタッフは毎日、地元の市民や議員、学生を片っ端からフォローしましょう。
 twitterの検索窓に地元の地名を入力すれば、地元市民のアカウントを見つけられます。

 同時に、Facebookにイベント専用ページ「子ども虐待防止策イベント 2020 in 〇〇」を設け、地元の友人たちを誘い、拡散してもらえるよう、団体ブログが更新されるたびに記事をリンクしておきましょう。
 ブログに「忍者おまとめボタン」を導入しておくと、LINEやはてなブックマーク、mixiなどにも拡散できます。

 なお、ブログ記事を拡散させたい時は、必ず記事に関連する画像を入れ、twitterでもFacebookでも画像を貼り付ける習慣を。
 それだけでも注目度は倍増しますが、拡散の際は、「#親への手紙」「#虐待サバイバー」「#児童虐待」などのハッシュタグも必ずつけておきましょう。
 この「子ども虐待防止策イベント2021」の全国共通のハッシュタグは、#防止策イベント2021 とします。

 さらに、市や県の役所を訪れ、市民活動課などで「後援」を申請しておくと、チラシを学校・図書館・公民館などの公共施設に設置でき、メールによる参加予約を増やすことにもつながります。
 広報チラシは、会場付近の公共施設・カフェ・イベントスペース・画廊・子ども食堂・学校などに設置をお願いしましょう。

⑦ 「親への手紙」朗読者を公募

 イベント冒頭でオリジナルの「親への手紙」を朗読したい4人を地元で公募し、集めます(※1人は補欠ですが、4人全員が当日出演できるなら全員朗読)。
 これは、実際に親から虐待された当事者をブログで公募します。

 以下の方を1人ずつ集めましょう。スタッフでもOKです。

★イベント開催地の都道府県内に住んでいる方
★親からの虐待された被害を広く社会に訴えたい方
「親への手紙」を書いてイベント・ディレクターへメールで送れる方
原稿を何度も修正することに了解できる方(ワードファイル)
当日の朗読の顔と声をメディアからの取材やYouTubeで公開できる方
 (YouTubeでは、名前は出しません。取材を受ける際も、名前は匿名でOK

 当日朗読する「親への手紙」は、10分以内で読めるよう、また内容をわかりやすくするため、イベント・ディレクターの編集アドバイスを受けてください。
 朗読者には、謝礼・交通費を当日イベント終了後に手渡しします。
 あらかじめ県内に公認朗読者がいれば、お願いすることもできます。

⑧ 活動資金を調達

 イベント開催には、経費が1015万円以上かかります。

〈主な支出〉
会場使用料・チラシ印刷代・活動交通費・ミーティング飲食費など/35万円
スタッフの持ち出し・虐待サバイバー朗読者3人への謝礼など/35万円
解説者・今一生の往復交通費・宿泊費/約45万円
※今一生がイベント・ディレクターを担当せず、解説者としてのみ招かれる場合は「講演謝礼」として5万円を加算(謝礼・交通費・宿泊費は当日までに振込)
※今一生にイベント・ディレクターを依頼する場合、「講演謝礼」を含めたディレクション代(計15万円)を今一生自身が赤字補填用の寄付から支出するため、団体の負担は今一生の往復交通費・宿泊費のみになります。

〈主な収入〉
ネット市民からの寄付(1000円単位。ブログに団体口座を公開)
ブログの広告バナー(1社のみ5万円/ブログタイトル下のバナー
企業・自治体などからの助成金
当日受付での寄付(もしくは入場料を徴収)

 会場と日時が早く決まれば、早割で交通費やホテル代を安上がりにできます。
 また、開催地と次の開催地の日程が近ければ、解説者の今一生の交通費をさらに割安に圧縮できます。
 そのため、今一生自身が宿泊先の予約や早割航空券などの手配に動きます。
 交通費と宿泊費の総額がメールされたら、下記まで振り込んでください。

【今一生の振込先】
 三菱東京UFJ銀行 野方支店(店番号153) 普通預金
 口座番号 4758909 
 口座名 ヤナギハラ ツヨシ(柳原剛)

 ネット市民から寄付を集める際は、「寄付金が余った場合は地域の子ども関連団体(子ども食堂、児童養護施設、子どもシェルターなど)に寄付します」とあらかじめブログの記事で明記しておきましょう。
 サンプルの記事はコチラ

 寄付を集めるには以下の3点を盛り込みます(動画もあるとベター)。

代表の名前(ハンドルOK)と簡単な自己紹介、顔のわかる写真
開催コストの明細と、必要な寄付の総額(ざっくりでOK
振込口座と、注意事項
このイベントを開催する価値についての文章 

 スタッフ全員で、団体ブログに書いた「開催費の寄付募集!」のリンクをSNSで拡散したり、自動ツィートをbotでやれば、11000円をネット上から集めるだけで、2018年以来、どこの開催団体も赤字を出さずに済みました。

 以下のBotを使う場合は、時間指定を選び、正午と夜7時に寄付募集のリンク記事をツィートできます。

 自動ツィートに画像をつけると、寄付する人がさらに増えます。

 26月なら、自治体や企業の助成金の申請が間に合うこともあります。資金調達に挑戦することは、今後あなたが何かプロジェクトや事業を起こす際に経験として大いに役立ちます。

10人の政治家を招待

 「子ども虐待防止策イベント」では、地元の市議・県議・国会議員に直接呼びかけて、参加を促してきました(2019年に参加した政治家一覧はここ)。

 必ず10人の政治家が参加するよう、地元の議員事務所や政党事務所に働きかけましょう。議員の連絡先リストを作り、早めにアポをとり、スタッフ数人であいさつに訪れ、参加を促します。

 感染症対策のため、参加者を制限する手前、政治家のメール予約は先着10名までであることを、前もって知らせておきましょう。

⑩ メールで参加予約を受付

 参加者からの予約は、当日の2か月前からすべてメールで受け付け、スタッフ全員に予約状況がわかるようにします。
 ブログで予約状況を伝え、会場が満席になる30人の参加予約(スタッフを含まず)をきっちり集めます(※政治家参加枠10名+一般参加枠20名)。

 一般参加枠には、新聞記者などの報道関係者を含みます。
 なので、メール予約を始める当日2か月前の時点から、地元の新聞社・ラジオ局・テレビ局(NHKなど)へプレスリリースをメールで送ったり、電話で社会部の記者に話して取材してもらえるよう、働きかけを始めておいてください。

 先着順で定員になれば〆切ることを、あらかじめチラシでもブログでも伝えておき、参加希望者から予約メールを受け付ける際は、以下の要素を尋ねておきましょう。

氏名
メールアドレス
終了後のお茶会に参加する・参加しない(各自精算)
キッズスペースを使う・使わない
〇あなたが政治家に求めたい子ども虐待防止策は?

 「子ども虐待防止策」はブログ記事でこの記事リンクを例として紹介しておき、必ず具体的な策を回答してもらいます。

 メール予約者が回答した「子ども虐待防止策」は、代表がワードファイルに箇条書きにまとめ、プリントアウトしておき、当日司会を担当するイベント・ディレクターに議論の時間の前に手渡してください。

 防止策を書いた方に発言してもらい、その場で参加した政治家に法制化の可能性を尋ねます。
(※このイベントは、市民が地元の政治家に具体的な虐待防止策を提案し、議会にはかるよう求めることができることに価値があります)

 なお、前述の防止策の記事リンクは2020年版であるため、イベントの1週間前に2021年版はイベント・ディレクターから最新のリンクを取り寄せ、メール予約者の全員にそのリンクを伝えられるようにしてください。

 また、最新版の防止策は、イベント前日までに40部をプリントアウトし、当日会場で参加者とスタッフ全員に1部ずつ配布しておいてください。

⑪ イベントの開催情報を広報

 ブログやチラシ以外の広報としては、地元の新聞社やテレビ局にプレスリリース(報道資料)を送る必要があります。この記事を参考にチラシを添付し、開催情報を書いたブログの記事リンクを送りましょう。

 事前にテレビ番組や新聞記事で紹介してくれると、参加予約者を増やすこともできます。
 当日の取材でも、後日に新聞記事やテレビ番組として報道されることもありますので、その場合は記事や番組をブログで事後報告します。

 また、スタッフが会場のようすを撮影した動画や静止画は後日、今一生のYouTubeチャンネルやブログなどで公開します。
(※『子ども虐待防止策イベント』の動画や画像は、撮影者だけでなく、今一生も著作権を有し、撮影者に許可なく自由に使用することができることにします)

 ちなみに、会場と日時が決定次第、地元の団体に招待枠をそれぞれ1名だけ確保し、20団体に参加者を決めてもらえるようにお願いすれば、その時点で20名の参加予約を確保できます。

 青年会議所・子育てNPO・児童福祉を教える大学の担当教授・PTA協議会・地域政党・社会貢献系の学生サークル・子ども食堂・小中学校の養護教諭などにメールし、11通の予約メールを送ってもらうように案内しておきましょう。

⑫ 会計報告

 イベントが終了したらスタッフ解散、ではありません。
 イベント当日までに、活動の際に個人的に自己負担したお金をスタッフ全員から申告してもらい、精算します。

 なので、スタッフには、活動のために支払った飲食費や交通費などは団体名で領収書をもらうよう、あらかじめ伝えておきましょう。
 ブログで収支報告の記事を書いてください。

■ご依頼・お問い合わせは、今一生まで
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/isshowcon

 地元開催を希望する方は以下のリンク記事を必ず読んでおきましょう。
(※④~⑤は、記事を発表次第、リンクします)

③ 開催マニュアル
⑤ イベント・ディレクターの募集

 開催マニュアルのPDFをダウンロードしたい方は、こちら
 各スタッフの役割のPDFをダウンロードしたい方は、こちら


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